創業手帳が選ぶ起業経営ニュース
2023年3月16日Web3を活用したロイヤリティプラットフォームを提供する「24karat」が1.2億円調達

2023年3月16日、24karat株式会社は、総額1億2,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。
24karatは、Web3ベースの次世代ロイヤリティマーケティングプラットフォームを提供しています。
企業・ブランドにおける独自トークン・NFTの活用を支援し、ユーザーとの強いエンゲージメントが自発的に高まっていくループを構築し、ブランドとユーザーの強いつながりを創出しています。
今後、このユーザー体験を実現する提供プロダクト・サービスとして、API、Webツール、アプリの3つを柱としてビジネス拡大に注力します。
今回の資金は、プラットフォームの拡張性と柔軟性を強化するための開発の加速、PR/マーケティング/セールスなどのビジネスサイドの採用、マーケティング活動の強化に充当します。
マーケティングにおいてロイヤリティとは顧客の愛着・信頼などの意味で使われています。
顧客がブランドに対して高い愛着や信頼を抱いている、つまり顧客ロイヤリティが高い状態にあると、顧客のリピート率向上、解約率低下、単価アップ、口コミやSNSでの拡散といった効果を見込めます。
近年の市場はすでに良いプロダクトで溢れかえっている状態にあるため、多くのブランドはプロダクト・サービスの機能性・品質で勝負することができません。
そのためブランドではロイヤリティの高い顧客を育成するロイヤリティマーケティングの注目が高まっています。
そしてロイヤリティの高い顧客を育成するには、顧客体験の創出やファンコミュニティの運営などが必要です。
24karatは、ブロックチェーン技術を活用し、NFTを発行できる仕組みを提供し、コミュニティ活性化などを実現することで、ブランドのロイヤリティマーケティングを支援しています。
24karat株式会社のコメント
このニュースを受けまして、24karat株式会社 代表取締役 小川真輝氏よりコメントが届きました。
・今回の資金調達の目的は何ですか?
主にプラットフォーム強化、ビジネス拡大に向けた人材採用、マーケティング活動に活用します。
(プレスリリースより引用)
・今後の展望を教えてください。
ブランドマーケティング向けサービスを発展させるとともに、Web3に相性の良いボトムアップ型のコミュニティ支援も開始します。サステナビリティや教育、健康といった社会課題や地域自治体などの公益性の高いトークンを無料で発行し、協力企業をコンソーシアムとして募集する取り組みを始めます。
(プレスリリースより引用)
・読者へのメッセージをお願いします。
新たなロイヤリティを高める手法を探している方、是非ご連絡ください。
プロダクトの販売のためにはPRやマーケティングが重要です。とくにSNSマーケティングやファンマーケティングはリアルな顧客な声を聞けることが大きなメリットです。「冊子版創業手帳」では、創業期でも行えるネットを活用したPRノウハウについて詳しく解説しています。
読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。カテゴリ | 有望企業 |
---|---|
関連タグ | 24karat API NFT Web3 エコノミー エンゲージメント コミュニティ つながり トークン トークンエコノミー プラットフォーム ブランド ブロックチェーン マーケティング ロイヤリティ 体験 株式会社 構築 経済圏 資金調達 |
有望企業の創業手帳ニュース
関連するタグのニュース
2025年2月13日、株式会社Josan-she'sは、総額1億5000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 Josan-she'sは、妊娠・子育て期を助産師がオンラインとオフライン(訪問)の…
2023年3月15日、株式会社thestoryは、総額1億4,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 thestoryは、看護師のスカウト型採用マッチングアプリ(ダイレクトリクルーティング…
2022年10月11日、株式会社CaTeは、4,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、株式会社サムライインキュベートが運営するファンドです。 直近では、2022年3月10日に1…
2022年9月21日、株式会社Fivotは、総額約10億円の資金調達を実施したことを発表しました。 Fivotは、スタートアップ向け融資事業「Flex Capital」や、個人向け積み立てアプリ「ID…
2022年9月30日、Craif株式会社は、株式会社三菱UFJ銀行との間で、借入限度額15億2,000万円の融資契約を締結したことを発表しました。 Craifは、酸化亜鉛ナノ構造体とマイクロ流路を組み…
大久保の視点
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…