iPS細胞による自家治療の社会実装を目指す「iPSポータル」が資金調達

公開日:
あとで読む x facebook
資金調達

2026年3月11日、株式会社iPSポータルは、資金調達を発表しました。

iPSポータルは、iPS細胞による自家治療の社会実装を目指しています。

健康な間に自身のiPS細胞を樹立・保管し、将来の病気や怪我に備えるサービス「BRR(Bio-Resource Reserve)」を開始します。

このサービスは、iPS細胞から治療細胞を製造する企業の負担軽減につながります。

4月から「BRR」の先行予約受付を開始し、秋頃よりiPS細胞の製造を開始します。


iPS細胞を用いた再生医療は、難治性疾患の治療や臓器機能の回復など、これまで実現が難しかった医療を可能にする技術として大きな期待が寄せられています。近年は研究段階から社会実装へと歩みが進み、臨床研究や治験が拡大するなど、実用化に向けた動きが加速しています。

一方で、iPS細胞の製造には製造工程の再現性や安定性の確保が難しいこと、厳密な品質管理が求められることなど、製造業としての課題が指摘されています。こうした課題はコスト増大や供給の不安定さにつながり、再生医療の普及を妨げる要因となっています。

この状況を踏まえ、iPSポータルは「BRR(Bio-Resource Reserve)」を開発しています。BRRは、健康なうちに自身のiPS細胞を樹立・保管する仕組みであり、治療が必要になった際に迅速に細胞を利用できる体制を整えるものです。これにより、iPS細胞の製造にかかる時間の短縮やコスト削減、企業側の製造負担の軽減、自家細胞治療の実現性向上が期待されます。

シリーズ累計発行部数280万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」では、資金調達方法や補助金・助成金制度など、創業期をサポートするためのさまざまな情報を提供しています。

創業手帳 起業検討中