注目のスタートアップ

iPS細胞による自家治療の社会実装を目指す「iPSポータル」が資金調達

company

2026年3月11日、株式会社iPSポータルは、資金調達を発表しました。

iPSポータルは、iPS細胞による自家治療の社会実装を目指しています。

健康な間に自身のiPS細胞を樹立・保管し、将来の病気や怪我に備えるサービス「BRR(Bio-Resource Reserve)」を開始します。

このサービスは、iPS細胞から治療細胞を製造する企業の負担軽減につながります。

4月から「BRR」の先行予約受付を開始し、秋頃よりiPS細胞の製造を開始します。


iPS細胞を用いた再生医療は、難治性疾患の治療や臓器機能の回復など、これまで実現が難しかった医療を可能にする技術として大きな期待が寄せられています。近年は研究段階から社会実装へと歩みが進み、臨床研究や治験が拡大するなど、実用化に向けた動きが加速しています。

一方で、iPS細胞の製造には製造工程の再現性や安定性の確保が難しいこと、厳密な品質管理が求められることなど、製造業としての課題が指摘されています。こうした課題はコスト増大や供給の不安定さにつながり、再生医療の普及を妨げる要因となっています。

この状況を踏まえ、iPSポータルは「BRR(Bio-Resource Reserve)」を開発しています。BRRは、健康なうちに自身のiPS細胞を樹立・保管する仕組みであり、治療が必要になった際に迅速に細胞を利用できる体制を整えるものです。これにより、iPS細胞の製造にかかる時間の短縮やコスト削減、企業側の製造負担の軽減、自家細胞治療の実現性向上が期待されます。

シリーズ累計発行部数280万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」では、資金調達方法や補助金・助成金制度など、創業期をサポートするためのさまざまな情報を提供しています。

創業手帳 起業検討中

カテゴリ 有望企業
関連タグ iPSポータル iPS細胞 再生医療 細胞
創業手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
持続化給付金の申請開始!最大200万円給付で事業を下支えー概要やポイントは?
キャッシュフロー計算書のサムネイル
キャッシュフローとは?計算書(C/F)の見方や作り方などをわかりやすく解説!
【税理士監修】すぐわかる事業計画書の書き方!融資・起業を成功させるテンプレート&記入例付
【2026年最新版・税理士監修】会社設立の流れがわかる!やることリスト完全版 失敗しない手順まとめ
起業するには何から始める?誰でもできる起業の仕方や手続き【5ステップで解説】
起業の6ステップを時系列で解説!初心者でも迷わない準備・手続きの進め方ロードマップ

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

再生医療技術で作製した研究用の血球様細胞製品の開発・販売を手がける「マイキャン・テクノロジーズ」に「藤森工業」が出資
2023年6月30日、藤森工業株式会社は、6月21日付でマイキャン・テクノロジーズ株式会社の第三者割当増資を引き受け、4,998万円を出資したことを発表しました。 マイキャン・テクノロジーズは、再生医…
【2024年2月10日開催】「JHVS2023シンポジウム」医療系ベンチャー・アカデミアのためのシンポジウム
「JHVS2023シンポジウム」のご案内です。 厚生労働省は、薬品・医療機器・再生医療など製品の研究開発を行うベンチャーの振興を図るため、シーズの実用化を目指す医療系ベンチャー企業・アカデミアと、大手…
創薬・再生医療高品質化の研究開発を行う「ナレッジパレット」が資金調達
2023年7月18日、株式会社ナレッジパレットは、資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、日本ゼオン株式会社です。 ナレッジパレットは、全遺伝子発現解析技術(Quartz-Seq2)を応用し…
脱毛症や皮膚潰瘍などの治療薬を開発する「イーダーム」が4.6億円調達
2025年6月17日、株式会社イーダームは、総額4億6000万円の資金調達を発表しました。 イーダームは、西村栄美教授(東京大学医科学研究所 老化再生生物学分野)による組織幹細胞の老化・再生メカニズム…
細胞の品質管理技術を手がける「Quastella」が資金調達
2023年10月19日、株式会社Quastellaは、資金調達を実施したことを発表しました。 また、愛知県のディープテック推進事業「Aichi Deeptech Launchpad」のアクセラレーショ…

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集
無料冊子
創業手帳冊子版(無料) 補助金ガイド 創業手帳woman 飲食開業手帳