注目のスタートアップ

デジタルイネーブルメントプラットフォームを提供する「WE UP」が5,900万円調達

company

2023年2月22日、株式会社WE UPは、総額5,900万円の資金調達を実施したことを発表しました。

WE UPは、ノーコード・プログラミング不要でWebサイト上のサービスガイドを作成できるデジタルイネーブルメントプラットフォーム「WE UP(ウィーアップ)」を開発・提供しています。

自社開発システムやWebサービス上に、ガイド表示やデータ入力制御機能を搭載することで、現場の課題をリアルタイムにサポートできるようにするサービスです。

ツールの使い方に迷う従業員がいる、マニュアルを作成したものの使い方について従業員から問い合わせが来るといった課題を解決します。

今回の資金は、新機能開発や開発体制の強化などに充当します。


ソフトウェアサービスの使い勝手・使い心地は、ユーザーが目的を達成できるか、あるいは継続的に利用できるかという点において重要な要素のひとつです。

長年蓄積されてきたUI/UXデザインのノウハウによって、より使いやすく直感的なデザインのサービスが増えていますが、それでも複数・複雑な機能を搭載するサービスの場合、目的の機能を見つけたり、入力したりすることが煩雑になってしまうことがあります。

サービス・システムを利用するにあたってマニュアルを読み込まなければ利用できなかったり、利用のたびにマニュアルを読まなければならないのであれば、利用者が離れていく可能性もあります。

企業では近年デジタル化としてSaaSなどの新たなシステムを導入することが増えていますが、従業員が使いこなすことに時間がかかる、あるいは使いこなすことができないシステムを導入すると、かえって生産性が低下し、損失が発生することもあります。

WE UPはこの課題を解決するため、自社開発システムやWebサービスにガイドなどを表示させる「WE UP」を提供しています。

創業期はさまざまなリソースが足りないことが多いため、必要に応じたシステムを導入し効率化を図ることが重要です。「冊子版創業手帳」では、創業期の社内システムの整備ノウハウを詳しく解説しています。また、ICTの専門家にインタビューを行い、創業期のシステム整備のメリットや注意点なども伺っていますので、こちらもご参考ください。

カテゴリ 有望企業
関連タグ Webサービス Webサイト ガイド サービス サポート システム ナビゲーション ノーコード マニュアル 作成 問い合わせ 株式会社 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
起業するには何から始める?ゼロからできる起業のやり方【5ステップ解説】
酒類販売業免許とは?お酒の販売には免許が必要!飲食店開業のための酒販免許取得を専門家が解説
小規模企業共済サムネイル
小規模企業共済とは?危ない?潰れる?加入手続きから解約方法、メリット・デメリットまで徹底解説!
一人会社と個人事業主の違いとは。一人でも法人にするメリット・デメリット
【2025年最新版】合同会社と株式会社の違いを徹底比較!メリット・デメリットや選び方をわかりやすく解説
合同会社の設立方法を徹底解説|費用・手続き・必要書類まで分かりやすく解説!

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

共創型コミュニティプラットフォーム「Share Village」展開の「シェアビレッジ」が資金調達
2021年12月22日、シェアビレッジ株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 また、株式会社インクワイア、株式会社MAKOTO、特定非営利活動法人ミラツクとパートナーシップを締結したことも…
不動産開発を中心としたまちづくりを手がける「NEWLOCAL」が3,000万円調達
2023年9月21日、株式会社NEWLOCALは、総額約3,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、自然電力株式会社、株式会社ゼブラアンドカンパニーなどです。 NEWLOCALは…
量子コンピューターのアルゴリズム・ソフトウェアの研究開発を行う「Quemix」が5.5億円調達
2025年4月11日、株式会社テラスカイは、子会社の株式会社Quemixが、総額5億5000万円の資金調達を実施したと発表しました。 今回の資金調達により、累計調達額は総額8億5000万円となりました…
絹タンパク素材とそれを用いたプロダクトを開発・提供する「ながすな繭」が7,500万円調達
2023年2月8日、ながすな繭株式会社は、総額7,500万円の資金調達を実施したことを発表しました。 ながすな繭は、絹織物をはじめとする伝統的なシルク産業の加工技術に、粉砕加工や微細加工などの技術を組…
ビューティー特化の動画メディア運営の「DINETTE」が資金調達
2019年7月16日、DINETTE株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 ビューティー特化型動画メディア「DINETTE(ディネット)」と、コスメのプライべート・ブランド「PHOEBE …

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集