注目のスタートアップ

AIソリューションベンダーの「ギリア」と「日本郵船」が資本業務提携

company

2023年1月30日、ギリア株式会社は、日本郵船株式会社と資本業務提携契約を締結したことを発表しました。

ギリアは、AI開発スタートアップのUEIと、ソニーコンピュータサイエンス研究所の合弁会社として2017年6月に設立された企業で、AI導入支援事業を展開しています。

今回の資本業務提携により、両社は自律運航船や避航操船の技術開発などR&D(研究開発)の領域で協業を行うほか、日本郵船の営業・バックオフィス部門などの業務プロセスにギリアの持つAI技術を導入しDXを推進します。


経済産業省は、日本のDX(デジタルトランスフォーメーション)が実現できなかった場合、2025年以降、最大で12兆円/年の経済損失が生じる可能性を指摘しています。これを2025年の崖と呼びます。

DXとはデータとデジタル技術の活用により企業そのものを変革し、競争上の優位を確立する取り組みのことです。

デジタル技術においては近年AI技術の発展が著しく、AIはDXにとって重要な技術のひとつとして認識されており、さまざまな企業がAIの導入やAIを活用したビジネスを展開するようになってきています。

一方、DXは企業によって最適な形が異なります。これは企業によって抱えている課題やビジネスモデルが異なるからであり、DX推進にあたっては、テクノロジーの知見だけでなく、ビジネス・経営の目線を持って戦略的に進めていくことが必要となります。

DXコンサルティングを手掛ける企業は、DXに取り組む企業において、課題の抽出から、システムの開発、導入などを担う存在としてますます重要になってきています。

AI技術の発展により、ビッグデータの活用が進んでいます。またデータ分析の効果を最大化させるには、データ活用を前提とした業務環境を整えることも重要です。「冊子版創業手帳」では、創業期の社内システムの整備ノウハウを詳しく解説しています。また、ICTの専門家にインタビューを行い、創業期のシステム整備のメリットや注意点なども伺っていますので、こちらも参考にしてください。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ AI AI開発 DX ギリア スタートアップ ソリューション デジタルトランスフォーメーション 導入支援 日本郵船 株式会社 資本業務提携
創業手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

中空型マイクロニードルを開発する「シンクランド」が4.2億円調達
2021年7月12日、シンクランド株式会社は、総額約4億2,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 光学設計・実装技術と高速電気信号処理技術をコア技術と、中空型マイクロニードルを開発してい…
一滴の尿からがんを早期発見する検査技術など開発の「Icaria」が資金調達 「Craif株式会社」に社名を変更
2020年6月17日、Icaria株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 また、Craif株式会社に社名変更したこともあわせて発表しました。 尿中に含まれているmicroRNAを高効率に分…
アルムナイに特化したクラウド・システム「Official-Alumni.com」提供の「ハッカズーク」が資金調達
2020年6月5日、株式会社ハッカズークは、資金調達を実施したことを発表しました。 企業と退職したアルムナイの関係構築をサポートするクラウド・システム「Official-Alumni.com(オフィシ…
ビジネス映像メディア「PIVOT」が13億円調達
2023年9月8日、PIVOT株式会社は、総額約13億円の資金調達を実施したことを発表しました。 PIVOTは、「ビジネス」と「学び」に特化した映像コンテンツを配信するビジネス映像メディア「PIVOT…
理系学生と企業をつなぐスカウトサービス「LabBase就職」などを展開する「LabBase」が資金調達
2022年9月15日、株式会社LabBaseは、資金調達を実施したことを発表しました。 LabBaseは、理系学生と企業をつなぐスカウトサービス「LabBase就職」や、研究開発者・技術者と企業をつな…

大久保の視点

スタートアップワールドカップ九州大会:優勝は医薬品開発のStapleBio!熊本で開催
世界最大級のビジネスコンテスト「スタートアップワールドカップ」の九州予選である「KYUSYU REGIONAL 2024」が、2024年8月27日(火)に開…
(2024/8/27)
「スタートアップビジネスMBA講座」明治大学MBAの執筆陣と出身起業家が解説
創業手帳代表も執筆陣に参加。注目のスタートアップ本 起業家教育が近年注目を浴びています。しかし、スタートアップはまだ新しい領域であり、不確実性も高く、学問に…
(2024/7/29)
世界最大級のビジネスコンテスト・スタートアップワールドカップ東京大会優勝はDigital Entertainment Asset山田耕三さん
世界最大級のビジネスコンテスト「スタートアップワールドカップ」の東京予選である「TOKYO REGIONAL 2024」が、2024年7月19日(金)に開催…
(2024/7/19)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集
今すぐ
申し込む
【無料】