注目のスタートアップ

企業向けNFT⽣成プラットフォーム「NFT Garden」正式版サービスがリリース

company

2023年6月16日、Connectiv株式会社は、「NFT Garden」の正式版サービスをリリースしたことを発表しました。

「NFT Garden」は、企業向けNFT⽣成プラットフォームです。

2022年1月からβ版を提供していましたが、正式版のリリースによってサービスをフルリニューアルしました。

正式版では、モバイルを中心としたUI/UXの改善を行ったほか、企業のNFT生成や管理を強力に支援する新機能を追加しています。

Connectivはほかに、Web3プロダクト開発事業や、Web3プロモーション支援事業を展開しています。


NFT(Non-Fungible Token:非代替性トークン)とは、ブロックチェーン上で管理されるトークンの1種であり、関連付けられているデータが改竄されていないことや個人が所有していることを証明します。つまり、デジタルデータにおいて、真正性を担保したり取引履歴を追跡したりできるということです。

従来のデジタルデータはコピーや改竄が用意であったため、販売した著作物の不正な流通を防ぐことは困難で、企業はプロテクト技術への投資や自社プラットフォームの開発によってコンテンツの販売を行っていました。しかしこの仕組みはコストがかかるものであるため、個人ユーザーや自治体などが他者プラットフォームに依存しない形でデジタルデータを販売したりすることは、資金的に難しいという課題があります。

また、プラットフォームに関連付けてコンテンツを販売する場合は、コンテンツの閲覧の権利を販売するという形になるため、もしそのプラットフォームがサービス終了した場合、ユーザーは購入したコンテンツを閲覧することができなくなってしまうという課題があります。

NFTは、低コストで安全なコンテンツの流通を可能にするため、今後さまざまな領域で活用されていくことが期待されています。

一方、NFTなどのブロックチェーン周辺の技術・サービスはまだユーザビリティが洗練されておらず、NFTの発行や、流通、管理において課題があります。そのため、NFT生成サービスなどのニーズが高まっているのです。

ブロックチェーンやAIなどの最新技術を活用したプロダクトの開発は、時代をリードすることができます。しかしこれらの技術は専門知識を必要とするため、優秀な人材を獲得する必要があります。「冊子版創業手帳」では、創業期の人材採用ノウハウについて詳しく解説しています。

また、サービスの開発においては資金調達も重要です。「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど、資金調達に関する情報を掲載しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ Connectiv NFT NFT Garden NFT生成 Web3 プラットフォーム ブロックチェーン 企業 株式会社 正式リリース 生成
創業手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
持続化給付金の申請開始!最大200万円給付で事業を下支えー概要やポイントは?
起業の仕方サムネイル
起業の6ステップ。素人でも失敗しない起業の仕方を大解剖。起業の専門家が体験とデータで解説。
NPO法人設立サムネイル
【保存版】NPO法人の設立は難しい?メリットや設立費用、条件など徹底解説
【起業準備】会社設立前に絶対にやるべき10のアクションリスト
家族を従業員にする4つのメリットと注意するべきポイント
合同会社とは?メリット・デメリット、株式会社との違いをわかりやすく解説

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

人の心と思考を探索する並走型・探索型リサーチ「Insight Research」が提供開始
2022年6月15日、株式会社グッドパッチは、「Insight Research(インサイトリサーチ)」の提供を本格的に開始することを発表しました。 「Insight Research」は、人を起点と…
「Greater Fukuoka」が環境配慮素材「LIMEX」を展開する「TBM」に出資
2023年4月3日、株式会社Greater Fukuokaは、株式会社TBMに出資を行ったことを発表しました。 TBMは、石灰石を主原料とした新素材「LIMEX(ライメックス)」や再生材料を50%以上…
「Priv Tech」がGoogle アナリティクス 4への移行・導入支援サービスの提供を開始
2022年6月8日、Priv Tech株式会社は、Google アナリティクス 4(GA4)への移行・導入支援サービスの提供を開始したことを発表しました。 GA4は、2020年10月にリリースされたG…
契約業務クラウドサービス展開の「Hubble」が6.5億円調達
2022年4月7日、株式会社Hubbleは、総額約6億5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 Hubbleは、契約業務クラウドサービス「Hubble」を展開しています。 SlackやT…
保険管理アプリ「保険簿」提供の「IB」が2億円超の資金調達を実施
2022年5月20日、株式会社IBは、総額2億円超の資金調達を実施したことを発表しました。 IBは、保険管理アプリ「保険簿」を提供しています。 加入している保険をデジタル管理することにより、保険の請求…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集