失敗しないWeb広告運用代行会社選定のポイント5選

Web広告・デジタル広告運用代行の手数料・費用相場やWeb広告代行を利用する際の注意点も解説

Webマーケティング施策を考える上で、欠かせないのがWeb広告運用です。ところが、Web広告運用の方法は年々複雑化してきていて、自社のみで効果的に運用することは難しくなってきています。そこで考えたいのが、Web広告運用を代行してもらう選択肢です。

しかし、Web広告運用代行会社は数多く、初めて依頼する場合には「どの会社を選んでいいのかわからない」と感じてしまっても仕方ありません。

そこで本記事では、Web広告運用代行会社の選び方のポイントをご説明します。また、Web広告の種類や、Web広告運用代行会社を利用する際の注意点、おすすめのWeb広告運用代行会社もあわせてご紹介しますので、ぜひご覧ください。

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Web広告とは?特徴を解説

Web広告とはインターネット上で表示される広告全般のことを指します。主な広告には、インターネットの検索エンジン上で表示されるリスティング広告やディスプレイ広告、TwitterやInstagram、FacebookなどのSNS上で表示されるSNS広告、YouTubeなどの動画メディア上に表示される動画広告、ブログメディアなどに表示されるアフィリエイト広告などがあります。

Web広告の主な特徴は2つあります。

Web広告はユーザーのデータを収集しやすいため、従来までのアナログ広告とは違い、より詳細にターゲティングした広告出稿が可能です。例えば、「20代の化粧品に興味がある女性」、「政治に関心のある50代の男性」などといった特定セグメントの顧客に広告を表示させられます。

また、クリック単位で広告を表示させることができたり、広告期間を自由に設定できるため、低予算から広告出稿をスタートできる点も、従来までの広告とは異なる点です。

Web運用型広告の種類

Web広告には、運用型広告と、非運用型広告があります。運用型広告の場合、運用方法によって広告成果が大きく左右されます。一方で、非運用型広告は運用自体が必要ないので、そもそも広告成果が運用によって変わる、ということがありません。

Web広告代理店に依頼する場合は、運用型広告の運用を依頼します。本項では、Web広告代理店に運用を依頼できる運用型広告についてご説明します。

リスティング広告

リスティング広告とは、インターネットの検索エンジン上で検索した際に、検索エンジンの上部や下部などに表示されるテキスト形式の広告のことです。検索したキーワードと関連のある広告が表示される仕様になっています。

リスティング広告はクリック単位で課金されます。1クリックあたりの費用はクリックしたユーザーやキーワード、広告の品質などによっても変動しますが、1クリック数百円〜数千円程度です。

リスティング広告は、すぐに商品を購入したいと考えている顕在層ユーザーに対して訴求する場合に効果的なWeb広告です。リスティング広告の表示順位はオークションによって決定されます。オークションの順位は入札価格や広告品質などによって決まるので、運用方法次第で大きく変動します。

テキスト形式の広告なので出稿すること自体は簡単ですが、狙ったユーザー層が検索した際に上位表示させることはノウハウなしでは難しくなってきています。

ディスプレイ広告

ディスプレイ広告とは、インターネット上にあるWebサイトやアプリの画面に表示される広告です。一般的には、画像と文言が組み合わさった形式で知られていて、「バナー広告」とも呼ばれています。

ディスプレイ広告もリスティング広告と同様、ユーザーの興味や関心に基づいて表示されます。しかし、検索エンジンで検索した際に表示されるわけではなく、Webサイトやアプリを見た際に表示されるため、ユーザーの購買意欲は必ずしも高いわけではありません。そのため、ディスプレイ広告はユーザーへの認知拡大目的で出稿されることが多いです。

ディスプレイ広告の課金方法はクリックのたびに課金されるクリック課金と、表示されるたびに課金されるインプレッション課金の2種類あります。リスティング広告同様、細かなターゲティングが設定できるので、運用者のノウハウ次第で効果が大きく左右されます。

SNS広告

SNS広告とは、InstgramやTwitter、TikTokなどのSNSで表示される広告のことです。SNSごとにユーザーの特徴も違うことから、広告を出稿するSNS選びや、SNSにおける広告出稿の戦略も異なってきます。

SNS広告がリスティング広告やディスプレイ広告と違う点は、双方向性を意識した広告を出稿できる点です。よりユーザーの反応を引き出しやすい広告を出稿して反響を得られれば、広告効果も高まります。そのため、SNS広告ではリスティング広告やディスプレイ広告以上にクリエイティブの品質が求められます。SNS広告のクリエイティブには画像・動画・テキストが使えますが、その組み合わせ方は自由です。

TwitterやInstagramなどユーザーが多いSNSではデータも取りやすく、詳細なターゲティングも可能です。

動画広告

動画広告とは、YouTubeやTikTok、Webサイトなど、各種Web媒体で表示される動画形式の広告のことです。動画広告の主な表示先はYouTubeですが、YouTube動画広告では表示できる秒数や場所も多様です。

当然ですが、動画広告を出稿するには視聴者から反響を得られる動画を作成するスキルや、動画からCVさせるためのノウハウなど、さまざまな能力が求められます。動画広告を作成したことがないWeb広告初心者の方には、なかなかハードルが高いでしょう。

動画広告には視聴回数によって課金されるCPV課金、インプレッション数に応じて課金されるCPM課金、クリックされるたびに課金されるCPC課金の3種類の課金方式があります。

Web広告運用代行の手数料・費用相場

Web広告運用代行の手数料・費用相場についてご説明します。リスティング広告運用を依頼する場合、広告運用代行費用は5万円、あるいは広告費の15%〜20%程度が相場になります。例えば、広告費が25万円以下の場合は手数料は5万円、それ以上の場合は20%というパターンがあり得ます。つまり手数料が20%の場合、100万円の広告費であれば20万円、300万円であれば60万円という相場感です。さらに、初期費用として3万円〜10万円程度が必要になります。

SNS広告運用代行の相場もほぼ同様です。例えばFacebook広告運用代行の場合、初期費用として運用代行の費用は3万円〜6万円、あるいは広告費の20%程度になります。

Web広告運用代行会社の選び方のポイント5つ

Web広告自体の種類も多様な上に、Web広告運用会社も多いです。Web広告運用初心者の方が適切なWeb広告運用代行会社を選ぶのは難しいでしょう。そこでWeb広告運用代行会社の選び方のポイントについてご紹介します。

予算で絞り込む

Web広告運用代行で最初に考えなければならないのが、予算です。予算が限られている場合は安く請け負ってくれるWeb広告運用代行会社に依頼したいと考えるところですが、せっかく運用代行会社に依頼するのであればきっちりと効果を出してくれる会社に依頼したいものです。

Web広告運用代行会社の費用の内訳は、ほとんどが人件費です。費用が安い会社の場合、運用経験が浅い担当者が担当している場合もあるでしょう。そのため、予算の範囲内であれば、あまりに安い広告運用代行会社に依頼するのは避けたいところです。

運用する媒体

「Web広告運用を代行できる会社に依頼したい」とはいっても、広告を出稿する媒体によっても広告効果は大きく変わります。検索エンジンやWebサイト、多様なSNSのなかから最適な出稿媒体を選び取る必要があります。

また、広告運用代行会社ごとに得意とする出稿媒体も異なります。自社が出稿したい媒体での広告運用を得意としている企業に依頼すべきでしょう。媒体ごとの特性がわからない場合には、出稿する媒体の選定もあわせて依頼できる広告運用代行会社を選ぶのがおすすめです。

サポート体制

広告運用を代行する場合であっても、自社で管理画面を共有してもらってデータを確かめ、分析したいときもあるでしょう。そのような場合、分析のために必要な画面や機能について丁寧に説明してくれるサポートがついていた方が好都合です。

チャットであればいつでもサポートできる会社や、レポートを頻繁に提出してくれる会社など、サポート体制についてはさまざまです。自社に広告運用のノウハウがない場合、できる限りサポート体制が手厚い会社を選ぶといいでしょう。

担当者のスキル・能力

Web広告運用の担当者のスキルも重要です。Web広告運用という仕事は、究極的には個人でもできる仕事です。そのため、個人の広告運用スキルによって広告運用の成果も左右されます。

能力やスキルが高い広告運用担当者がいるWeb広告運用代行会社に依頼するために、見積もりの段階でどのような担当者がいるのか聞いておくのがおすすめです。Web広告運用歴が長い担当者がいれば安心できるでしょう。

Web広告運用以外もやっているかどうか

Web広告運用はWebマーケティングのなかの一つの手段でしかありません。Webを通じて顧客を集めたい際には、Web広告以外にもコンテンツマーケティングという方法もあります。ブログ記事や動画によるオーガニック集客を狙う方法です。

それぞれの強み・弱みについて把握した上で自社に最適なWebマーケティング方法を提案してくれる会社に依頼したいところです。Web広告運用だけでなく、他のWebマーケティング手法についても理解している会社のほうが、その点安心でしょう。

Web広告運用代行ならリードプラス

Web広告運用を代行してくれる会社をお探しなら、リードプラスがおすすめです。リードプラスは少額でのWeb広告運用の実績が多数ある会社です。創業時の集客経験も豊富なので、起業してから間もなく、集客にお困りの起業家の方におすすめできます。

Web広告運用代行会社をお探しの方は、ぜひリードプラスへの依頼を検討してみてください。

リードプラスの顧客事例

リードプラスはこれまでも多くの顧客のWebマーケティングをサポートし、成果を上げてきました。本項では、リードプラスが実際に成果を上げてきた事例についてご紹介します。

人材派遣業T社(東京都)の事例

人材派遣業を展開する人材派遣業T社(東京都)では、創業半年程度で月に1、2件しか問い合わせが来ていなかったそうです。そこで起死回生の手段としてリードプラスに広告運用を依頼し、月11〜13件まで、比率にして+650%の問い合わせ増を達成することができました。そこからは集客も安定し、8期連続右肩上がりの成長を実現されています。

倉庫業K社(東京都)の事例

倉庫業を営む倉庫業K社(東京都)では、新規顧客開拓の手段としてWeb広告運用代行をリードプラスに依頼されました。それからは、月15万円の継続運用を7年間継続して契約し、直近では昨年対比4億円の売上増加の成果を達成されています。

Web広告運用代行会社を使う際の注意点

Web広告運用代行会社に広告運用やWebマーケティングを依頼するにしても、発注する企業次第で成果が変わることもあります。本項では、Web広告運用を代行する会社に依頼する際の注意点・ポイントについてご説明します。

自社商品のペルソナを理解し伝える

自社商品を売り込む顧客のペルソナについてはっきりと理解しておかなければなりません。ペルソナとは顧客のイメージのことです。例えば、「20代の女性会社員。東京都内在住。年収300〜400万円程度。休日はショッピングをするのが趣味」などといったペルソナが考えられるでしょう。自社商品を売り込む顧客のペルソナについてしっかりと考え込んでおくことで、広告運用代行を依頼する際にも成果を上げやすくなります。

商品の訴求軸を明確にしておく

リスティング広告やディスプレイ広告などを運用する際には、競合と比較した際の自社商品の「ウリ」となる部分を訴求しなければなりません。自社で広告を運用する場合には問題ありませんが、代行会社に広告運用を依頼する際には、競合と比べた自社商品の特徴を明確に理解し、担当者に伝えておかなければならないでしょう。訴求軸は一つだけではなく、複数用意しておくほうがよりWeb広告の成果も出やすいです。

ROI、ROASの目標値を設定する

広告運用を依頼する際には、ROI、ROASの目標数値を設定しておくことをおすすめします。目標数値を設定しておけば、広告運用を代行する会社も戦略を立てやすいですし、広告運用を実行する際のモチベーションにもなります。また、データを集めておくことで、後から広告運用を改善する施策も立てやすくなるでしょう。

Web広告運用代行ならリードプラス

以上、Web広告運用代行会社を選ぶ際のポイントについてご説明しました。Web広告運用会社は予算やサポート、広告運用代行担当者のスキルなど、さまざまな観点から選ぶ必要があります。Web広告運用だけではなく、総合的な観点からWebマーケティングの提案ができるかどうか、という観点が重要です。

特に、Webマーケティングについての総合的な知見から広告運用代行を依頼できるリードプラスがおすすめです。ぜひ以下からお問い合わせしてみてください。

(監修: リードプラス株式会社
(編集: 創業手帳編集部)

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