注目のスタートアップ

「ジェイタマズ」が資金調達 インサイドセールス向けSaaS「OPTEMO」を正式リリース

company

2022年11月8日、株式会社ジェイタマズは、資金調達を実施したことを発表しました。

また、「OPTEMO(オプテモ)」を正式リリースしたことも発表しています。

「OPTEMO」は、自社アプリやWebサイトに訪問した顧客の操作画面を確認しながら、その場でコール(通話)や画面の制御を行うといった商談を始められるツールです。

これにより、顧客のすぐに話したいというニーズを満たす音声通話や、訪問した顧客の状況を確認した上での企業側からの音声通話による声がけを実現できます。

また、ジェイタマズは東北大学データ駆動科学・AI教育研究センターと共同研究を開始し、Webサイトで企業と顧客が最適なコミュニケーションを実現するためのAIの開発を開始しています。

今回の資金は、エンジニア・ビジネスサイドの採用強化、サービス拡充に向けた開発、組織体制の強化、マーケティング活動などに充当します。

コロナ禍により、従来の足で稼ぐ営業から、デジタルを活用したオンラインでの営業であるインサイドセールス(内勤営業)への転換が大きく進みました。

インサイドセールスとは、商談先に直接出向くのではなく、電話・ビデオ通話・デジタルツールによってオンラインで行う営業のことです。

集客・リード獲得において一般的なものが、Web広告やSNSを利用したLP(ランディングページ)への誘導です。

そしてLPから資料請求や問い合わせをしてくれた顧客に対して営業をかけることになりますが、入手した連絡先に連絡するまでにある程度の時間がかかるため、電話に出てもらえない、メールに返信してもらえない、日程調整が必要となるといった課題が生じています。

「OPTEMO」は、LP・Webサイトに訪問した顧客にその場ですぐにアプローチをかけることが可能であるため、これまでWebサイトに訪れてはいたが、商談にはつながっていなかったという顧客にもリーチすることができるようになります。

株式会社ジェイタマズのコメント

このニュースを受けまして、株式会社ジェイタマズ 代表取締役 小池桃太郎氏よりコメントが届きました。

・今回の資金調達の目的は何ですか?

開発体制を強化し、さらにお客様へ貢献できるプロダクト、サービスへと進化するために資金調達を行いました。

採用も積極的に行っており、エンジニアはもちろん、ビジネスサイドのコアメンバーも体制を強化して事業を前へ進めていきたいと思います。

・今後の展望を教えてください。

新たなWEB体験を通じて、日本の商習慣を変えたいと思います。

まずはお客様1人1人に貢献していくことが大事だと思っています。

・読者へのメッセージをお願いします。

創業手帳は私自身が創業時にお世話になり、冊子やメディアを拝見させていただきながらここまで来ました。

まだまだ我々は進化していきたいと思っておりますので、皆さんと一緒に盛り上げていきたいと思っています。

営業は企業の売上を向上させるために必要な業務です。しかし、リソースの足りない創業期は満足できる営業ができないかもしれません。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」では、少しでも営業の成功率を上げるため、営業ツールの導入や、販路開拓の方法などのノウハウを提供しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ OPTEMO Web接客 インサイド・セールス インサイドセールス オプテモ コミュニケーション ジェイタマズ 商談 株式会社 資金調達 通話 音声
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
【2025年最新】東京都の創業・起業者支援「創業助成金(創業助成事業)」について解説
普通の人が起業するには?成功する5ステップを創業手帳・代表の大久保が解説!
事業計画書の書き方とは?18ステップごとにわかりやすく解説!
あなたの会社に合った補助金・助成金がすぐわかる!自動マッチングツールを導入しよう
【2025年最新】クラウドファンディングのやり方とは?仕組み・種類・始め方の手順ガイド
起業の仕方サムネイル
起業の6ステップ。素人でも失敗しない起業の仕方を大解剖。起業の専門家が体験とデータで解説。

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

決裁者マッチング支援SaaS「ONLY STORY」運営の「オンリーストーリー」が3.45億円調達
2020年6月15日、株式会社オンリーストーリーは、総額約3億4,500万円の資金調達を実施したことを発表しました。 狙った企業の決裁者まで一気にアプローチするための、決裁者マッチング支援SaaS「O…
屋根一体型太陽光パネルとHEMSを開発・販売する「モノクローム」が「ダイキン工業」と資本業務提携
2024年2月7日、株式会社モノクロームは、ダイキン工業株式会社との資本提携を第三者割当増資により実施し、あわせて業務提携を開始したことを発表しました。 モノクロームは、屋根一体型太陽光パネルとHEM…
小規模分散型水循環システムを開発する「WOTA」 「渡辺パイプ」による出資が決定
2022年7月27日、WOTA株式会社は、渡辺パイプ株式会社から出資を受けることが決定したことを発表しました。 WOTAは、持ち運べる水再生プラント「WOTA BOX」・水循環型手洗いスタンド「WOS…
訪日外国人向けの情報検索やガイドマッチングを提供するプラットフォーム「WOW U」など運営の「EXest」が資金調達
2022年1月19日、EXest株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 以下のサービスを展開しています。 ・訪日外国人向けの情報検索やガイドマッチングを提供するプラットフォーム「WOW U…
HRテックサービスなどを開発する「N2i」が第1回無担保社債の発行により1億円調達
2023年4月26日、株式会社N2iは、2023年4月25日に、株式会社名古屋銀行を財務代理人および引受人として第1回無担保社債を発行し、1億円の資金調達を実施したことを発表しました。 N2iは、チャ…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集