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2022年11月7日学習管理システム「learningBOX」などを展開する「learningBOX」が2.5億円調達

2022年11月4日、learningBOX株式会社は、総額2億5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。
引受先は、株式会社ベネッセホールディングスと、株式会社チェンジです。
learningBOXは、学習管理システム「learningBOX」や、無料で使えるクイズ・問題作成ツール「QuizGenerator」、オンライン暗記カード「CardGenerator」を開発・運営するEdTechスタートアップです。
「learningBOX」は、教材作成、問題・テスト作成、採点・成績管理など、eラーニングの運用に必要な機能を備えた学習管理システムです。
自身で作成した教材のほか、learningBOXが提供する学習コンテンツや、提携するeラーニングサービスの学習コンテンツを組み合わせて学習環境を構築できます。
今回の資金は、人材採用の強化、ユーザーサポート体制の強化に充当します。
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eラーニングはコロナ禍により、自宅などでの学習手段のひとつとして注目が高まりました。
企業では社内研修やスキル向上のために活用されており、業務の高度化が進む昨今では、こうした働きながら学べる教材やサービスのニーズがさらに高まっていくことが予測されています。
一方でeラーニングは、ひとつの分野・領域などに特化したサービス・コンテンツがほとんどであるため、企業・個人は必要となるeラーニングサービスを複数契約することになります。
そこで利用できるのが、教材管理・受講者管理・進捗管理を行うためのシステムであるLMS(学習管理システム)です。
もともとLMSは、CD-ROMなどでパソコン用の学習コンテンツが提供されていた時代に、その教材の管理などを行うためのシステムでした。
近年のインターネットを介したeラーニングサービスの拡大に伴い、LMSはオンライン上のeラーニング教材の管理や、自身で作成した教材の登録などが行えるシステムへと進化しています。
「learningBOX」は、そのLMSのひとつであり、使いやすさと低価格を特徴としています。
企業を成長させるには人材の教育が重要です。eラーニングも効果的な方法ですが、読書もコストパフォーマンスに優れた学習方法のひとつです。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「オフィス移転手帳」では、書店員が選ぶ社員教育に使える本10選を紹介しています。
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