創業手帳が選ぶ起業経営ニュース
2022年9月17日「SoftRoid」が1億円調達 建築工事の全工程を網羅的に記録するクラウド型AIサービス「zenshot」をリリース
2022年9月16日、株式会社SoftRoidは、総額1億円の資金調達を実施したことを発表しました。
また、「zenshot(ゼンショット)」の正式版をリリースしたことも併せて発表しています。
「zenshot」は、カメラを持って歩くだけで、建築工事の現場の360度画像を簡単に記録できるクラウド型AIサービスです。
機器に備えつけたスマートフォンから音声案内・説明動画が流れるため、誰でも簡単に取り扱うことができます。
このサービスを活用することで、遠隔での現場全体の状況確認、全工程の施工状況の記録、属人的な管理方法からの脱却などを実現できます。
今回の資金は、3D画像処理技術の精度向上、開発の強化、人材採用、組織強化、販促・広告などに充当します。
—
工事現場では、計画通りに工事が進んでいるのか、工事の品質は問題ないかなど随時チェックする必要があります。
正しくチェックするためには現場において直接目視で確認することが欠かせませんが、チェックを担当する現場監督は複数の現場を持っていることもあり、現場への移動や、複数現場の正確な管理などにおいて大きな負担がかかっています。
そのため、工事現場の管理を写真での報告など遠隔に切り替えて効率化を図る事例も増えてきました。
しかし写真での報告は不十分なこともあり、結局は現場に行く必要がある、記録が不完全で遅れてミスが発覚するといった課題が生じています。
「zenshot」はこうした工事現場の遠隔での管理の課題を解決することを目的としています。
具体的には、360度カメラによって現場の状態を余すところなく記録し、そのアップロードや360度写真の作成を自動化することで、簡単でありながら高い精度の記録を実現しています。
非効率的な業務は建設業界以外にも多くの業界で課題となっています。そのため業務効率化を実現するシステムを厳選して導入することが重要です。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」では、創業期のツールの導入について詳しく解説しています。
読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。カテゴリ | 有望企業 |
---|---|
関連タグ | 360度写真 360度画像 AI SoftRoid zenshot クラウド スマートフォン ゼンショット 工事 工事監理 工程 建築 建設 株式会社 管理 記録 資金調達 |
有望企業の創業手帳ニュース
関連するタグのニュース
2023年1月31日、株式会社ECOMMITは、資金調達を実施したことを発表しました。 ECOMMITは、循環型社会の実現に必要となる回収・選別・再流通の仕組みの構築・データ化・トレーサビリティをワン…
2022年9月30日、株式会社Thinkerは、1億円の資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、大阪大学ベンチャーキャピタル株式会社を無限責任組合員とするOUVC2号投資事業有限責任組合(O…
2020年9月17日、Tokyo Creative株式会社は、同社のCOOである中川智博氏が、杏林大学外国語学部観光交流文化学科における選択必修科目「インターンシップⅠ」のゲスト講師として「オンライン…
2021年2月5日、メロディ・インターナショナル株式会社は、総額約1億6,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 モバイル胎児モニターを核とした、クラウド周産期遠隔医療プラットフォームの普…
2022年7月29日、株式会社レシカは、資金調達を実施したことを発表しました。 また、新サービス「ANGO(あんご)」を今秋から開始することも併せて発表しました。 「ANGO」は、メタバース空間に、自…
大久保の視点
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
2024年10月9日、虎ノ門ヒルズフォーラムにて、「JX Live! 2024」が新経済連盟主催で行われました。 「JX Live!」は、「JX(Japan…
2024年10月4日、世界最大級のビジネスピッチコンテスト「スタートアップワールドカップ(SWC)2024」の世界決勝戦が、米国・シリコンバレーで開催されま…