注目のスタートアップ

1on1クラウド「Kakeai」提供の「KAKEAI」が11億円調達

company

2022年7月13日、株式会社KAKEAIは、総額11億円の資金調達を実施したことを発表しました。

KAKEAIは、1on1クラウド「Kakeai」を提供しています。

部下を主体とした継続的なミーティングである1on1を支援するサービスです。

部下によるトピックの用意と上司に期待する対応を選ぶことで、部下の負担を減らしつつ、部下主体の1on1を実現します。

上司には事前にトピックと期待されている対応と、対応のためのヒントを提示することで、1on1の質・効率を向上させます。

また、カレンダー連携、ビデオ通話、メモの一元管理など、1on1を管理するための機能も備えています。

1on1とは、上司(マネージャー)と部下が1対1で行う、定期的な面談・ミーティングのことです。

1on1は、問題解決や気づきによる部下の成長をサポートすることや、部下のモチベーションの維持、ストレス軽減、信頼関係の形成などさまざまな目的のために実施されます。

世界の一流企業が1on1を採用し大きな成果が得られたことから、国内でも積極的に採用する企業が増加しています。

また、新型コロナウイルス感染症の流行によってテレワークが急激に普及しました。テレワーク下ではオフィスとは違って気軽にコミュニケーションがとれないことが課題となっているため、コミュニケーション不足を解消するために1on1に取り組む企業も増えています。

一方で、1on1は部下から本音を引き出すことが重要であるため、上司に相手の話を聞くためのスキルが必要となります。また、部下としても上司に本音を話すことは心理的な抵抗があります。

このように理想的な1on1を実施するためにはいくつかの課題があるため、1on1を支援するツールが求められています。

株式会社KAKEAIのコメント

このニュースを受けまして、株式会社KAKEAIよりコメントが届きました。

・今回の資金調達の目的は何ですか?

提供価値を磨くためのプロダクト開発、および、ご利用企業を増やし、より多くの皆様へ価値をお届けするためのマーケティング活動強化。

・今後の展望を教えてください。

企業規模、業種、職種によらず1on1を実施する全ての企業にご利用いただき、属人的なマネジメントが招く、個人・組織・社会にとっての非生産的な状況をなくす。

・読者へのメッセージをお願いします。

働き方の変化とともに、企業と従業員の関係は大きく変わりました。

そして、その「結節点」として、現場の上司部下コミュニケーションや1on1の重要性がより一層高まっています。

新しい働き方を支えるインフラとなるべくより精進します。

デジタル時代において企業を成長させるためには、最新のツールを活用することが重要です。「冊子版創業手帳」では、創業期の社内システムの整備ノウハウを詳しく解説しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ 1on1 KAKEAI コミュニケーション ミーティング 上司 株式会社 資金調達 部下
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
合同会社設立マニュアル|流れの6ステップや費用、必要書類などを解説!
合同会社とは?メリット・デメリット、株式会社との違いをわかりやすく解説
有限会社とは?なぜもう設立できないのか?
小規模企業共済サムネイル
小規模企業共済とは?危ない?潰れる?加入手続きから解約方法、メリット・デメリットまで徹底解説!
【2025年版】会社設立の流れ・手順・やることリストをわかりやすく解説
起業するには何から始める?ゼロからできる起業のやり方【5ステップ解説】

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

日本公庫・研究フォーラム2022「持続可能性の世紀を切り拓くベンチャー起業家~不確実な21世紀の創業環境を乗り越えて~」11/25開催
株式会社日本政策金融公庫は、日本公庫・研究フォーラム2022「持続可能性の世紀を切り拓くベンチャー起業家~不確実な21世紀の創業環境を乗り越えて~」の開催を発表しました。 持続可能性という観点から今後…
Webソリューション事業を展開する「ミップ」が「カゴヤ・ホールディングス」と資本提携
2022年9月8日、​カゴヤ・ホールディングス株式会社は、株式会社ミップの株式100%を持ち株会社のパワースター株式会社を通じて取得したことを発表しました。 ミップは、コンテンツ制作・Webサイトの運…
中古車ローン仲介サービス「UcarNext」を運営する「furasuco」が資金調達
2022年8月8日、株式会社furasucoは、資金調達を実施したことを発表しました。 furasucoは、中古車ローン仲介サービス「UcarNext」を運営しています。 中古車・中古バイクの個人間(…
フットチェックアプリなどにより糖尿病合併症重症化予防に取り組む「セカンドハート」が資金調達
2024年10月23日、株式会社セカンドハートは、資金調達を実施したことを発表しました。 セカンドハートは、糖尿病合併症重症化予防に関するソリューションの開発・販売を行っています。 現在、主力製品とし…
キャリア志向の高い求職者とロールモデルとなる従業員がキャリアストーリーを接点につながるサービス「Liferary」を運営する「Scenario」に「ユナイテッド」が出資
2023年6月22日、ユナイテッド株式会社は、Scenario株式会社に出資したことを発表しました。 Scenarioは、キャリア志向の高い求職者とロールモデルとなる従業員がキャリアストーリーを接点に…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集