注目のスタートアップ

老舗料亭「仕出し割烹しげよし」運営の「寿美家和久」が資金調達

company

2022年6月20日、株式会社寿美家和久は、資金調達を実施したことを発表しました。

寿美家和久は、明治10年創業の料亭「仕出し割烹しげよし」の運営や、「仕出し割烹しげよし」フランチャイズ事業、料理宅配事業、和食料理の宅配事業を展開しています。

デリバリーサービスとしては、提携料亭400店舗のネットワークを活用し、顧客のニーズに合わせたデリバリーサービス「しげよし」「ストデリ」を展開しています。

AIによって需要予測し、全国各エリアの生産体制を確立し、食を届けています。

今回の資金は、「ストデリ」の成長、ポータルサイトのコンテンツの拡充、多様なチャネルでの販促の強化、エンターテイメント型デリバリーの開発、健康に特化した新ブランドの開発などに充当します。

日本においてフードデリバリーサービス(出前)や仕出しは、江戸時代初頭から営まれているサービスです。

スマートフォンの普及以前は、電話による注文や定期的に届ける定期契約が主流でしたが、スマートフォンが普及したことでアプリからの注文・決済も一般的になりました。

また、以前は店舗自体が配達することが一般的でしたが、ウーバーイーツによって配達を外部に任せるモデルが登場し、デリバリー事業にイノベーションがもたらされました。

そして、新型コロナウイルス感染症の流行により、フードデリバリーの需要が急激に高まり、多くの飲食店がフードデリバリー事業に参入しています。

また、ミールキットや宅食などの需要も高まり、健康を意識したものや、糖質を制限し肉体をつくることに特化したものなど、特化型のサービスも多数登場しています。

起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「飲食開業手帳」では、Webを活用した集客ノウハウについて詳しく解説しています。デリバリーやテイクアウトに取り組む飲食店の役に立つはずです。

カテゴリ 有望企業
関連タグ AI ストデリ デリバリー フード 仕出し割烹しげよし 出前 寿美家和久 料理 株式会社 食事 食品 飲食
飲食開業手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
【記入例つき】事業計画書の書き方を初心者向けに解説|起業・融資対応テンプレートあり
【起業準備】会社設立前に絶対にやるべき10のアクションリスト
法人成りとは?個人事業主が法人化するメリット・デメリットや手続きを徹底解説!
法人の印鑑証明書の取り方 | 手数料は?どこで?郵送は可能?
キャッシュフロー計算書のサムネイル
キャッシュフローとは?計算書(C/F)の見方や作り方などをわかりやすく解説!
一人会社と個人事業主の違いとは。一人でも法人にするメリット・デメリット

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

社内向け情報共有サービス「Qiita Team」 グループ機能の活用を促進する新UIを正式公開
2022年6月17日、Qiita株式会社は、提供する「Qiita Team(キータチーム)」において、2022年6月16日(木)から新たなUIを正式版として公開したことを発表しました。 「Qiita …
分子の動きを捉える創薬基盤技術を開発する「モルミル」が資金調達
2024年5月24日、モルミル株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 モルミルは、細胞内の分子の状態が変化することが疾病の兆候であることに注目し、その原因となる分子の動きを捉えることができ…
メタバース型Go To Earnアプリ「Massive World」を開発する「Super Massive Global」と「ピアズ」が資本業務提携
2023年2月9日、株式会社ピアズは、Super Massive Global株式会社と、資本業務提携したことを発表しました。 Super Massive Globalは、現実世界の位置情報と連動した…
バイオものづくりスタートアップ「bitBiome」が4億円調達
2023年7月31日、bitBiome株式会社は、総額4億円の資金調達を実施したことを発表しました。 bitBiomeは、既存手法の100倍以上の高効率で微生物遺伝子配列の収集・解析が可能な特許取得技…
肝疾患治療用細胞シートの実用化を目指す「カノンキュア」がサイバニスク技術の「サイバーダイングループ」と資本業務提携
2021年8月5日、カノンキュア株式会社は、CYBERDYNE株式会社と、資本業務提携契約を締結したことを発表しました。 また、CYBERDYNEの子会社であるCEJキャピタル株式会社が運用するサイバ…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集