ウェブノベルアプリ「TELLER」運営の「ピックアップ」がMBO 社名・サービス名を「テラーノベル」に変更

tips

2022年6月15日、株式会社テラーノベルは、2022年1月1日に代表取締役である蜂谷宣人氏によるマネジメント・バイアウト(以下MBO)を実施し、親会社である合同会社DMM.comが保有する全株式の買収を行ったことを発表しました。

また、社名を2022年6月1日付でピックアップ株式会社から株式会社テラーノベルへと変更し、サービス名を2022年6月15日付で「テラーノベル」に変更しています。

テラーノベルは、ウェブノベルアプリ「テラーノベル」(旧:TELLER(テラー))を運営しています。

チャットアプリのようなチャット形式での会話で物語が進行する小説を閲覧・投稿できるアプリです。

スマートフォンの普及により、縦長のディスプレイに最適化したエンターテインメントコンテンツが生まれています。

たとえば漫画の領域では、縦スクロール型でフルカラーのWebtoonというものが登場し、韓国においてとても大きなコンテンツとなっています。ドラマ化される作品も生まれており、今後さらに成長していくことが予測されています。

小説の領域では、チャット小説という、LINEなどのチャットアプリの画面を再現したUIで物語が展開されるコンテンツが登場しました。

集英社などの大手出版社もチャット小説サービスを手がけており、新たな小説として注目されています。

小説は絵が描けなくても制作できるため、漫画よりもクリエイターの分母が大きいという特徴があります。

チャット小説ではなく、Webで読める小説であるWeb小説自体もとても大きな市場となっています。Web発小説の新刊点数は、2013年時点では約250作品でしたが、2020年には約1,400作品へと増えています。

Web小説の市場拡大を考えると、チャット小説にもポテンシャルがあると考えられます。今後どのように成長していくのか注目が必要です。

新たなビジネスの創出には資金が重要です。起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど、資金調達に関する情報を掲載しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ トレンド
関連タグ DMM.com MBO TELLER Web小説 アプリ チャットノベル チャット小説 テラー テラーノベル マネジメント・バイアウト 合同会社 小説 株式会社
創業手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
【2025年最新】東京都の創業・起業者支援「創業助成金(創業助成事業)」について解説
小規模企業共済サムネイル
小規模企業共済とは?危ない?潰れる?加入手続きから解約方法、メリット・デメリットまで徹底解説!
【2025年最新】クラウドファンディングのやり方とは?仕組み・種類・始め方の手順ガイド
有限会社とは?なぜもう設立できないのか?
法人成りとは?個人事業主が「法人化」をするメリット・デメリットや手続きなどを解説!
一般社団法人設立サムネイル
「一般社団法人」の設立方法完全ガイド|流れ・費用・必要書類など解説

トレンドの創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

アナログデータのデジタル化を丸投げできるプラットフォーム「Connected Base」を提供する「YOZBOSHI」が資金調達
2024年4月18日、株式会社YOZBOSHIは、資金調達を実施したことを発表しました。 YOZBOSHIは、企業が保有するアナログデータのデジタル化を丸投げできるプラットフォーム「Connected…
パートナー(代理店)/アライアンス領域における戦略構築から活用支援のコンサルティング事業を手がける「deex」が6,500万円調達
2023年7月24日、deex株式会社は、総額約6,500万円の資金調達を実施したことを発表しました。 deexは、パートナー(代理店)/アライアンス領域における戦略構築から活用支援のコンサルティング…
サブスク型マウスピース矯正「hanaravi矯正」運営の「DRIPS」が6,100万円調達
2020年6月30日、株式会社DRIPSは、6,100万円の資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、ニッセイ・キャピタル株式会社です。 マウスピース歯科矯正サービス「hanaravi矯正」を…
解体工事の一括見積もりWebサービス「くらそうね」運営の「クラッソーネ」が8億円調達
2020年12月14日、株式会社クラッソーネは、総額約8億円の資金調達を実施したことを発表しました。 解体工事の一括見積もりWebサービス「くらそうね」や、解体工事向け営業支援システム「くらそうねbi…
企業のAI開発・導入における社内監査を自動化するAIエージェントを開発する「プライバシーテック」が7400万円調達
2025年5月20日、株式会社プライバシーテックは、総額7400万円の資金調達を発表しました。 プライバシーテックは、企業のAI開発・導入における社内監査を自動化するAIエージェント「PrivacyT…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集