知財業務のDXを推進する新会社「Smart-IP」が設立

tips

2022年6月13日、Smart-IP株式会社は、2022年3月1日に自社を設立したことを発表しました。

Smart-IPは、明細書作成サポートシステム、特許事務所業務のDX支援コンサルティング、知財関連システムの開発受託サービスの提供を通じ、知財業務をDXでアップデートすることを目指しています。

特許事務所業務のDX支援コンサルティングは、DXを実現したい特許事務所向けに、DXのためのコンサルティングを行うサービスです。

特許事務所は、企業の特許出願など知的財産権の取得のための特許庁への手続きの代行をメインの業務としています。

またこの特許庁に対する申請代行業務は弁理士の独占業務であるため、他業種が気軽に参入することはできません。

国内における特許出願数は2001年の41万件をピークに年々減少しており、2019年には約30万件に落ち着いています。

特許事務所は特許庁への手続きが主な業務であるため、定形業務が多く発生します。そして、人間はダブルチェック体制をとっていたとしてもミスをなくすことはできません。

そのためテクノロジーを活用し事務作業の効率化とミスを削減することが重要なのです。

また、知的財産はビジネスの源でもあり、ビジネスを守るためにも活用できる重要な経営資源です。一方でスタートアップや中小企業では知財を理解して活用できる人材が不足しています。

近年は経営戦略として知財活用に取り組むスタートアップも増えており、特許事務所や弁理士によるスタートアップ向けのコンサルティングのニーズが高まっています。

そのためデジタル化による効率化は、スタートアップ向けコンサルティングなど新たな事業に取り組むための時間をつくるためにも重要なのです。

デジタル時代において企業を成長させるためには、最新のツールを活用することが重要です。「冊子版創業手帳」では、創業期の社内システムの整備ノウハウを詳しく解説しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ トレンド
関連タグ DX IP Smart-IP コンサルティング 株式会社 特許 特許事務所 知的財産権 知財
創業手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
一般社団法人設立サムネイル
「一般社団法人」の設立方法完全ガイド|流れ・費用・必要書類など解説
【2025年最新】東京都の創業・起業者支援「創業助成金(創業助成事業)」について解説
法人の印鑑証明書の取り方 | 手数料は?どこで?郵送は可能?
NPO法人設立サムネイル
【2025年最新】NPO法人の設立ガイド|費用・条件・手順を徹底解説
【2025年版】会社設立のやること・流れ・費用をチェックリストで完全解説
【起業準備】会社設立前に絶対にやるべき10のアクションリスト

トレンドの創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

レズビアン・セクシュアルマイノリティが出会える共感型マッチングアプリ「PIAMY」を開発・運営する「アルトレオス」が資金調達
2024年2月7日、株式会社アルトレオスは、資金調達を実施したことを発表しました。 アルトレオスは、レズビアン・セクシュアルマイノリティが出会える共感型マッチングアプリ「PIAMY」を開発・運営してい…
植え込み型ニューロモジュレーションを開発する医療機器ベンチャー「INOPASE」が資金調達を実施
2023年2月28日、株式会社INOPASEは、資金調達を実施したことを発表しました。 INOPASEは、植え込み型ニューロモジュレーションを開発する、東京大学ジャパンバイオデザイン発の医療機器ベンチ…
「CAMPFIRE」と「GO」が業務提携し個人向け広告サービス「AD FOR ALL」をリリース
2020年3月4日、株式会社CAMPFIREは、株式会社GOと連携し、「AD FOR ALL」の提供を開始したことを発表しました。 「AD FOR ALL」は、個人が自由に広告を活用できるサービスです…
イベントマーケティングプラットフォームを運営する「EventHub」が6.5億円調達
2022年11月1日、株式会社EventHubは、総額6億5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 EventHubは、イベントマーケティングプラットフォーム「EventHub」を運営し…
オンデマンド型シャトル・サービス「スマートシャトル」提供の「NearMe」が5億円調達
2020年10月8日、株式会社NearMeは、総額約5億円の資金調達を実施したことを発表しました。 オンデマンド型シャトル・サービス「スマートシャトル」とその空港版「nearMe.Airport(ニア…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集