創業手帳が選ぶ起業経営ニュース
2022年6月14日知財業務のDXを推進する新会社「Smart-IP」が設立

2022年6月13日、Smart-IP株式会社は、2022年3月1日に自社を設立したことを発表しました。
Smart-IPは、明細書作成サポートシステム、特許事務所業務のDX支援コンサルティング、知財関連システムの開発受託サービスの提供を通じ、知財業務をDXでアップデートすることを目指しています。
特許事務所業務のDX支援コンサルティングは、DXを実現したい特許事務所向けに、DXのためのコンサルティングを行うサービスです。
—
特許事務所は、企業の特許出願など知的財産権の取得のための特許庁への手続きの代行をメインの業務としています。
またこの特許庁に対する申請代行業務は弁理士の独占業務であるため、他業種が気軽に参入することはできません。
国内における特許出願数は2001年の41万件をピークに年々減少しており、2019年には約30万件に落ち着いています。
特許事務所は特許庁への手続きが主な業務であるため、定形業務が多く発生します。そして、人間はダブルチェック体制をとっていたとしてもミスをなくすことはできません。
そのためテクノロジーを活用し事務作業の効率化とミスを削減することが重要なのです。
また、知的財産はビジネスの源でもあり、ビジネスを守るためにも活用できる重要な経営資源です。一方でスタートアップや中小企業では知財を理解して活用できる人材が不足しています。
近年は経営戦略として知財活用に取り組むスタートアップも増えており、特許事務所や弁理士によるスタートアップ向けのコンサルティングのニーズが高まっています。
そのためデジタル化による効率化は、スタートアップ向けコンサルティングなど新たな事業に取り組むための時間をつくるためにも重要なのです。
デジタル時代において企業を成長させるためには、最新のツールを活用することが重要です。「冊子版創業手帳」では、創業期の社内システムの整備ノウハウを詳しく解説しています。
読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。カテゴリ | トレンド |
---|---|
関連タグ | DX IP Smart-IP コンサルティング 株式会社 特許 特許事務所 知的財産権 知財 |
トレンドの創業手帳ニュース
関連するタグのニュース
2020年6月4日、Ubie株式会社は、総額約20億円の資金調達を実施したことを発表しました。 医療現場の事務作業効率化をサポートする「AI問診Ubie」や、生活者向けサービス「AI受診相談ユビー」を…
2020年6月23日、株式会社VMKは、銀行融資とクラウドファンディングにより資金調達を実施したことを発表しました。 また、「Voltage」を2020年6月1日(月)にオープンしたことを発表しました…
2022年12月13日、株式会社ZeQは、株式会社RevCommと業務提携し、「MiiTel」と「Zendesk」との連携アプリケーションを開発し、β版として提供を開始したことを発表しました。 Rev…
2022年1月19日、株式会社ASTINAは、総額約3億7,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 作業自動化トータルソリューションパッケージ「OKIKAE」や、IoTデバイス開発・コンサ…
2023年7月21日、GVA TECH株式会社は、総額約8億円の資金調達を実施したことを発表しました。 GVA TECHは、法務管理クラウド「GVA manage」、AI契約書レビュー支援クラウド「G…
大久保の視点
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…