「RevComm」が「サイボウズ」と業務提携 電話営業のDX支援パッケージ「営業支援型 kintone」を販売開始

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2022年6月2日、株式会社RevCommは、サイボウズ株式会社と共同で、新サービス「営業支援型 kintone」を販売開始したことを発表しました。

RevCommは、音声解析AI電話「MiiTel(ミーテル)」を展開しています。

営業やコールセンター業務における会話を自動録音・自動文字起こしし、電話業務を効率化します。

また、会話のラリー回数、話す量・聞く量、会話のジャンル、声の高低・遅速などをAIで検出しフィードバックを行うことで、会話の可視化やセルフコーチングなどを実現しています。

サイボウズは、ノーコードで業務アプリを作成できるクラウドサービス「kintone」を展開しています。

今回販売開始した「営業支援型 kintone」は、「MiiTel」と「kintone」をワンストップで提供するものです。

これにより、顧客情報の可視化と電話業務の可視化を同時に実現できるようになります。

以前まで電話によるコミュニケーションを定量化(数値化)することは非常に難しいものでした。

音声によるコミュニケーションは、声の抑揚などの感情、会話するタイミング、会話の内容、会話量の配分など非常に複雑な要素が絡み合っています。

そのため営業やコールセンターにおける電話は、どのようなものが有効なのかわからず、また各々の経験やスキルを言語化することも難しいので属人的な業務となっていました。

しかし近年、顧客満足度を向上させることの重要性が高まったことで、営業・コールセンターの重要性が高まり、これまでの属人的な業務から脱却し、データを駆使して生産性を向上させたり、スキルを継承することが求められるようになっています。

AI技術は音声の高精度な解析を実現できるようになっており、音声コミュニケーションの可視化において広く活用されるようになっています。

RevCommの「MiiTel」は、AIによって営業・コールセンターにおける電話業務を可視化するサービスです。

新型コロナウイルス感染症の流行により、遠隔での営業の比率が高まったこともあり、電話を利用した営業は大きな注目を集めています。

今回の「kintone」との連携により顧客管理も同時に行えるため、さらに営業・コールセンターの生産性を向上させることが可能となるでしょう。

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