注目のスタートアップ

「モブキャストホールディングス」が資金調達へ 子会社「モブキャストゲームス」の成長を加速

company

2022年6月3日、株式会社モブキャストホールディングスは、転換社債と新株予約権による資金調達を行うことを発表しました。

モブキャストホールディングスは、スマホ向けゲーム開発を展開する株式会社モブキャストゲームスや、料理コンテンツ事業を展開する株式会社ゆとりの空間などの子会社を抱え、IPコンテンツ・エンターテインメント領域などで事業を展開しています。

今回の資金調達は、モブキャストゲームスの成長をさらに加速させることを主な目的としています。

モブキャストゲームスは、『転生したらスライムだった件〜魔国連邦創世記(ロードオブテンペスト)〜』や『ガールズ&パンツァー 戦車道大作戦!』など、漫画・アニメIPのスマートフォン向けゲームのプロデュースを行っています。

今回の資金は、開発中の『炎炎ノ消防隊』など、潜在力が高いIPゲームの複数プロデュースや、株式会社カカオピッコマとの共同開発中のWebtoonなど、新規IPを創出するコンテンツへの投資などに充当します。

国内のスマホゲーム市場は1兆円の市場となっています。

近年はIPを活用したスマホゲームのヒットが目立ち、今後もIPを活用したタイトルが増加してくるのではないかと考えられています。

スマホゲームにおいて既存IPを活用するのはいくつかのメリットがあります。

そのメリットには、すでに広く知られているIPコンテンツであるためゲームにしたときに話題になりやすいこと、コンテンツのファンがそのままゲームをプレイしてくれる確率が高いこと、設定・シナリオ・美術などを一から考えなくていいことなどがあります。

一方で他社IPを使用するにはライセンス料を支払う必要があったり、ゲームの自由度が低くなるというデメリットもあります。

新たなビジネスの創出には資金が重要です。起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど、資金調達に関する情報を掲載しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ IP IPコンテンツ ゲーム コンテンツ ソーシャル・ゲーム モブキャストゲームス モブキャストホールディングス 子会社 株式会社 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
一人会社と個人事業主の違いとは。一人でも法人にするメリット・デメリット
企業組合とは?設立方法とメリット・デメリットを紹介
キャッシュフロー計算書のサムネイル
キャッシュフローとは?計算書(C/F)の見方や作り方などをわかりやすく解説!
持続化給付金の申請開始!最大200万円給付で事業を下支えー概要やポイントは?
合同会社設立マニュアル|流れの6ステップや費用、必要書類などを解説!
【2025年最新】クラウドファンディングのやり方とは?仕組み・種類・始め方の手順ガイド

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

中空型マイクロニードルを開発する「シンクランド」が4.2億円調達
2021年7月12日、シンクランド株式会社は、総額約4億2,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 光学設計・実装技術と高速電気信号処理技術をコア技術と、中空型マイクロニードルを開発してい…
尿がん検査「マイシグナルシリーズ」を提供する「Craif」が10億円調達
2024年12月23日、Craif株式会社は、10億円の資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、本田圭佑氏が率いるX&KSKです。 Craifは、尿からマイクロRNAなどの病気に関連した生体…
太陽光発電所の性能再生事業などを手がける「ヒラソル・エナジー」が資金調達
2024年3月22日、ヒラソル・エナジー株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 ヒラソル・エナジーは、将来の太陽光発電所の運営にはデジタル化による管理の効率化・コスト削減が必要だと考え、発…
オフィス内デジタルサイネージ「Office Vision」を運営する「Prediction」が資金調達
2023年2月28日、株式会社Predictionは、資金調達を実施したことを発表しました。 Predictionは、オフィス内デジタルサイネージ「Office Vision(オフィスビジョン)」を運…
ReactNativeやFlutterに強みを持つアプリ開発企業「インプル」が資本性ローンにより1億円調達
2023年8月24日、株式会社インプルは、日本政策金融公庫の札幌支店中小企業事業により、資本性ローン(制度名:挑戦支援資本強化特別貸付)1億円の融資を調達したことを発表しました。 インプルは、Reac…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集