注目のスタートアップ

テクノロジーコンサルティング事業などを展開する「アディクシィ」が資金調達

company

2025年6月2日、アディクシィ株式会社は、資金調達を発表しました。

アディクシィは、AIなどの最新技術を活用して企業の持続的な成長を支援する、テクノロジスト(テクノロジーのプロフェッショナル)集団です。

テクノロジーコンサルティング事業やソリューション事業を展開しています。

今回調達した資金は、DXコンサルティング事業・AI事業への投資、組織体制の強化に活用します。


テクノロジーコンサルティングの重要性は、近年とくに顕著になっており、その背景には企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)推進と、それに伴う市場拡大・人材需要の増加があります。

まず、DXを進める企業にとって、最先端のテクノロジーを自社の業務やビジネスモデルにどう適用するかは大きな課題です。生成AI、クラウド、IoT、データ分析基盤といった技術は、導入そのものよりも「何のために、どう活用するか」が問われる局面に入っています。

テクノロジーコンサルタントは、単なるシステム選定や導入支援にとどまらず、技術を活かした事業戦略の立案や業務プロセスの再設計、組織文化の変革までを伴走する存在として不可欠です。企業が変化のスピードに対応し、持続的な競争力を確保するには、外部の専門的知見を柔軟に取り入れることが求められ、その担い手としてテクノロジーコンサルタントの価値が高まっています。

また、市場全体での拡大と人材需要の増加も、テクノロジーコンサルティングの重要性を裏づけています。IT・DX関連のコンサルティング市場は今後も成長が見込まれており、大手ファームを中心に積極的な採用が続いています。企業は複雑な技術課題に直面しており、社内にすべてのリソースを揃えるのは現実的ではないため、外部コンサルタントの活用はますます一般的になっています。

こうした状況を踏まえ、テクノロジーコンサルティングは、単なる支援サービスではなく、企業の変革と成長に不可欠な「共創のパートナー」として、その戦略的な重要性を増し続けています。

利益を最大化するためには、最適なソリューションを見つける必要があります。シリーズ累計発行部数250万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」では、創業期の社内システムの整備ノウハウを詳しく解説しています。ICTの専門家にインタビューを行い、創業期のシステム整備のメリットや注意点なども伺っていますので、こちらも参考にしてください。

また、システム整備のためには資金も必要となるでしょう。「資金調達手帳」では、資金調達に関するノウハウも提供しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ AI BtoB DX DXコンサルティング アディクシィ コンサルティング ソリューション テクノロジー デジタルトランスフォーメーション プロフェッショナル 株式会社 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
起業の仕方サムネイル
起業の6ステップ。素人でも失敗しない起業の仕方を大解剖。起業の専門家が体験とデータで解説。
事業計画書の書き方とは?18ステップごとにわかりやすく解説!
クラウド会計ソフト「freee(フリー)会計」を実際に使ってみた
あなたの会社に合った補助金・助成金がすぐわかる!自動マッチングツールを導入しよう
企業組合とは?設立方法とメリット・デメリットを紹介
キャッシュフロー計算書のサムネイル
キャッシュフローとは?計算書(C/F)の見方や作り方などをわかりやすく解説!

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

「Propre Japan」がAIにより不動産の時価評価とバリュー・アップ・プランを提示するサービス「propREPORT」をリリース
2020年10月13日、株式会社PropreJapanは、2020年10月13日に「propREPORT(プロップレポート)」をリリースしたことを発表しました。 「propREPORT」は、AIにより…
映像クリエイター向けAI作曲サービスを提供する「SOUNDRAW」が1.8億円調達
2022年7月28日、SOUNDRAW株式会社は、総額約1億8,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 SOUNDRAWは、映像クリエイター向けAI作曲サービス「SOUNDRAW」を開発・…
ノーコードでデータ連携を実現する連携アプリストア「SaaStainer」などを提供する「ストラテジット」が資金調達 
2023年8月28日、株式会社ストラテジットは、2023年1月17日付でHEROZ株式会社より、2.5億円の資金枠の調達について基本合意を行い、同時期に1億円の調達を行ったことを発表しました。第2弾と…
再生医療ベンチャーの「ひろさきLI」が「サイバーダイングループ」と資本業務提携
2022年8月17日、ひろさきLI株式会社は資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、CYBERDYNE株式会社と同社子会社が運営する「CEJファンド(サイバニクス・エクセレンス・ジャパン 1…
フリーコンサルタント向けプラットフォーム「CoProJect」を運営する「SEPTA」が1億円調達
2024年4月15日、株式会社SEPTAは、株式会社クラウドワークスのとの資本提携および金融機関からの資金調達により、総額1億円の資金調達を実施したことを発表しました。 SEPTAは、フリーコンサルタ…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集