注目のスタートアップ

不動産管理業務のワークシェアリングサービス「COSOJI」展開の「Rsmile」が資金調達

company

2022年3月1日、Rsmile株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。

2020年11月9日と2021年8月2日にも資金調達を発表しており、今回の調達により累計調達額は1億6,000万円となります。

不動産業界の管理業務と地域作業者・工務店をマッチングするワークシェアリングサービス「COSOJI(こそーじ)」を運営しています。

マンション・アパート共用部の清掃・草刈り・電球交換・法令点検など、不動産管理における多様なメンテナンスを、登録パートナーに依頼することができるサービスです。

登録、作業依頼、完了報告、決済までがPC・スマホ完結であるため、不動産メンテナンス業務を効率化することができます。

今回の資金は、開発体制・カスタマーサポート・マーケティングの強化、人材採用などに充当されます。

不動産賃貸においては、建物・物件の品質を保つことが入居者の満足度につながるため、メンテナンス業務は重要な業務のひとつとなっています。

しかし不動産管理におけるメンテナンス業務は、共用部の清掃や巡回など短時間の業務ではあるものの、現地に向かうための移動経費が発生するため、実務内容に比べてコストがかかることが不動産管理会社やオーナーにとって課題となっています。

ワークシェアリングサービスは、その地域の登録ユーザーに依頼することで、移動経費が抑えられるだけでなく、依頼の受発注もオンラインで行うため、全体的にコストを抑えることを可能としています。

こういったことから不動産メンテナンスではワークシェアリングの導入が進んでいます。また、オーナーの高齢化なども進展しているため、ワークシェアリングサービスによる不動産のメンテナンス需要は今後も高まっていくと考えられます。

Rsmileの「COSOJI」は、単純なワークシェアリングサービスではなく、発注と管理が統合されたサービスとなっているため、導入する不動産管理会社・オーナーは業務管理においても効率化を実現することができます。

創業期はリソースが足りないケースが多く存在します。そこで活用できるのがアウトソーシングサービスです。「冊子版創業手帳」では、アウトソーシングの導入方法や、外注の活用法について詳しく解説しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ マッチング ワーク・シェアリング 不動産 不動産管理 株式会社 清掃 点検 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
持続化給付金の申請開始!最大200万円給付で事業を下支えー概要やポイントは?
キャッシュフロー計算書のサムネイル
キャッシュフローとは?計算書(C/F)の見方や作り方などをわかりやすく解説!
法人の印鑑証明書の取り方 | 手数料は?どこで?郵送は可能?
酒類販売業免許とは?お酒の販売には免許が必要!飲食店開業のための酒販免許取得を専門家が解説
あなたの会社に合った補助金・助成金がすぐわかる!自動マッチングツールを導入しよう
小規模企業共済サムネイル
小規模企業共済とは?危ない?潰れる?加入手続きから解約方法、メリット・デメリットまで徹底解説!

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

EV性能予測技術などを用いたEVデータ活用事業を展開する「MobiSavi」が資金調達
2025年4月7日、株式会社MobiSaviは、資金調達を発表しました。 MobiSaviは、EV導入支援ツール「FACTEV」の提供などを通じ、国内における新車・中古車EVの普及に取り組んでいます。…
新型コロナ関連検査キットやピロリ菌検査キットなどを展開する「ICheck」が資金調達
2022年4月8日、ICheck株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 新型コロナ関連検査キットや、ピロリ菌検査キット(2022年4月5日販売開始)、糖尿病リスク検査キット(2022年春リ…
大学生・大学教員・大学職員限定のSNS「Union」運営の「Anlimited」が2,500万円調達
2022年4月20日、Anlimited株式会社は、総額2,500万円の資金調達を実施したことを発表しました。 Anlimitedは、大学生・大学教員・大学職員限定のSNS「Union」を運営していま…
YouTuberと企業をマッチング「BitStar」の運営元が13億円調達!
平成30年8月20日、株式会社BitStarは、総額13億円の資金調達を実施したことを発表しました。 YouTuberプロダクション「E-DGE」や「BitStar」などを展開しています。 「BitS…
分散型電力運用VPPプラットフォーム「ELIC」開発の「Sustech」が4.5億円調達
2022年4月7日、株式会社Sustechは、総額約4億5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 Sustechは、分散型電力運用VPPプラットフォーム「ELIC(エリック)」の開発と、…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集