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プラントベースフードブランド「2foods」などウェルビーイング事業展開の「TWO」が資金調達

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2022年1月21日、株式会社TWOは、資金調達を実施したことを発表しました。

引受先は、カゴメ株式会社です。

カゴメと共同で商品開発を行うプラントベースフードブランド「2foods(トゥーフーズ)」や、中性重炭酸入浴剤ブランド「BARTH」を展開しています。

「2foods」は、美味しさと健康・エシカルを両立した“ヘルシージャンクフード”をコンセプトに、プラントベースフードをカゴメと共同で展開しています。

2022年1月現在、都内6店舗で、動物性原材料不使用・植物由来原料のドーナツ・担々麺・カレー・サラダ・コールドプレスジュース・ガトーショコラ・プリン・ソフトクリームなど約50種類のメニューを提供しています。

またオンラインストアにおいてスイーツ第1弾となる「濃厚ガトーショコラ」を販売しています。

カゴメとは2021年4月に包括業務提携契約を締結しています。

今回の資金は、「2foods」事業の展開加速に充当されます。

家畜の生産は、倫理・環境の面において課題を抱えています。

動物を飼育しそれを食べるということは倫理的な問題があるとして、世界的に議論されています。

また家畜は効率の悪い食料生産の方法であるだけでなく、たとえば牛は、二酸化炭素の約28倍の温室効果のあるメタンガスをげっぷとして放出し、環境に悪影響を与えています。

こういった課題から、倫理的な(エシカルな)食品が登場しています。その中でも主流なものである植物由来の原料のみを使用するプラントベースフードは、ミレニアル世代やデジタルネイティブであるZ世代など、時代の流れに敏感な世代に注目されており、その市場が広がっています。

また、倫理に配慮したものを積極的に選ぶことをエシカル消費と呼びますが、環境問題に敏感なヨーロッパやアメリカではもはや当たり前なものとなっており、その流れは日本にも波及してきています。

とはいえエシカルな食品はまだ商品開発がはじまったばかりであり、食味に課題があることも少なくありません。

TWOは、健康系飲料なども展開する大手食品メーカーのカゴメと共同で、新たな食の流れを作り出そうとしています。

SDGs(持続可能な開発目標)は人類として長期的に取り組んでいかなくてはならないことですが、これはビジネスチャンスでもあります。トレンドでもあるため資金調達がしやすいという側面もあります。「冊子版創業手帳」では、様々な起業家のインタビューを掲載しています。先人の思考を知ることは、新たなビジネスの創造・成長にとって役に立つでしょう。

カテゴリ 有望企業
関連タグ SDGs エシカル エシカル消費 健康 共同 商品開発 株式会社 植物由来 資金調達
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