「メドレー」が「NTTドコモ」とオンライン診療・服薬指導アプリ「CLINICS」の共同運営を開始

tips

2021年12月7日、株式会社メドレーは、株式会社NTTドコモと、「CLINICS」の共同運営を開始したことを発表しました。

「CLINICS」は、メドレーが提供するオンライン診療・服薬指導アプリです。

スマートフォンアプリから、医師からの診察や薬剤師からの服薬指導を受けられるサービスです。

診察料・調剤料などはクレジットカードで決済でき、処方された薬は自宅に直接届きます。また、薬は薬局で受け取ることもでき、対面での服薬指導を受けられます。

今回、NTTドコモとの共同運営により、「CLINICS」は「dアカウント」との連携による会員登録やログインに対応します。また、利用体験を向上させるUIのリニューアルを行いました。

今後、オンラインだけでなく、対面診療時の医療体験もサポートするアプリとして展開していく予定です。

新型コロナウイルス感染症の流行や、2020年度診療報酬改定での規制緩和により、オンライン診療は広がりつつあります。

オンライン診療には、通院の手間がないという大きなメリットがあるため、これまで時間的な都合で病院に通うことができなかった社会人などにとっては大きな助けとなるものです。

もちろんビデオ通話は、対面でのコミュニケーションよりも質的に劣ることが多いため、オンライン診療ではそれを補うための仕組みが必要となります。

また、医師・医療機関側としてもオンライン診療を導入することで手間が増えてしまうと厳しいため、導入や運営が簡単で、業務効率化に資するものでないといけません。

現在では、すでに信頼関係の構築できているかかりつけ医とのオンライン診療が主流となっています。

今後、IoTの普及などによって性格な身体データを取得できるようになれば、初診においても質の高いオンライン診療を受けられるようになっていくことでしょう。

新型コロナは多くの領域でデジタル化を迫りました。創業期はなにも導入されていないまっさらな状態なため、最新のシステムを導入するのにうってつけです。「冊子版創業手帳」では、社内システムの整備ノウハウを詳しく解説しています。また、ICTの専門家にインタビューを行い、創業期のシステム整備のメリットや注意点なども伺っていますので、こちらもご参考ください。

カテゴリ トレンド
関連タグ CLINICS dアカウント NTTドコモ アプリ オンライン診療 メドレー 共同運営 医療 服薬指導 株式会社 遠隔診療
創業手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
法人成りとは?個人事業主が法人化するメリット・デメリットや手続きを徹底解説!
有限会社とは?なぜもう設立できないのか?
酒類販売業免許とは?お酒の販売には免許が必要!飲食店開業のための酒販免許取得を専門家が解説
合同会社の設立方法を徹底解説|費用・手続き・必要書類まで分かりやすく解説!
あなたの会社に合った補助金・助成金がすぐわかる!自動マッチングツールを導入しよう
一人会社と個人事業主の違いとは。一人でも法人にするメリット・デメリット

トレンドの創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

仮想通貨の損益計算ツールや投資SNS「アイデアブック」を提供する「クリプタクト」が4億円調達
2020年12月10日、株式会社クリプタクトは、総額4億円の資金調達を実施したことを発表しました。 仮想通貨(暗号資産)の損益計算から資産管理、確定申告までサポートするサービスや、式・為替・仮想通貨等…
オンライン美容相談プラットフォーム「blush」運営の「palplat」が3,000万円調達
2022年7月19日、palplat株式会社は、総額約3,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 palplatは、オンライン美容相談プラットフォーム「blush」を運営しています。 プロ…
ROASベースの広告効果の可視化を実現する「ROASタグ」がリリース
2022年7月29日、株式会社KIYONOは、「ROASタグ」をリリースしたことを発表しました。 「ROASタグ」は、Webサイトにタグを設置することで、ROASベースの広告効果の可視化を実現するサー…
障害者手帳アプリ「ミライロID」やユニバーサル・デザインのソリューション提供の「ミライロ」が3億円調達
2021年4月2日、株式会社ミライロは、総額3億円の資金調達を実施したことを発表しました。 障害者の視点から、ユニバーサル・デザインのソリューション提供や、障害者手帳アプリ「ミライロID」を運営を行っ…
イスラエル国防軍の技術を用いたサイバーセキュリティSaaS提供の「AironWorks」が9,000万円調達
2021年11月11日、AironWorks株式会社は、総額約9,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 イスラエル国防軍のUnit 8200出身エンジニアが開発した最先端テクノロジーを用…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集