CRM・接客チャット「チャネルトーク」とノーコードアプリ開発プラットフォーム「Appify」が技術・業務提携

tips

2021年10月21日、株式会社株式会社Channel Corporationは、株式会社Appify Technologiesと技術・業務提携契約を締結することを発表しました。

Channel Corporationは、CRM・接客チャットツール「チャネルトーク」を開発・提供しています。

Webサイトに組み込んで使える顧客との接点であるWebチャットと、顧客鼓動に応じた施策ができるCRMマーケティング機能、ノーコードでチャットボットを作成できる機能などにより、熱狂的なファンを作るための顧客コミュニケーションツールです。

Appify Technologiesは、ECアプリをノーコードで作成できるアプリ作成プラットフォーム「Appify(アッピファイ)」を提供しています。

月額4,980円、最短2週間での公式アプリの提供を可能としています。プラットフォームは、BASE、Shopify、CAMPFIRE Communityに対応しています。

今回の提携により、ECのLTV(顧客生涯価値)向上のためのソリューションを11月末からパッケージとして提供します。

Shopifyでオンラインショップを運営する事業者は、Shopifyアプリである「チャネルトーク」・「Appfiy Mobile」の両方をインストールすることで、CRMと連動したプッシュ通知や、接客などの顧客コミュニケーションなどを行える高機能モバイルアプリを簡単に作成・利用することができます。

LTVとは、Life Time Valueの略語で、日本語では顧客生涯価値と訳されています。

意味としては、顧客が企業と取引を開始してから終了するまで、どれだけの利益をもたらすかという指標です。

近年LTVが重要視されている理由としては、以前市場を席巻していた売り切りモデルから、サブスクリプションモデルへとビジネスが転換したことが挙げられます。

サブスクリプションモデルは売り切りモデルと違い、一度の売買ではあまり売上が得られません。利益を向上させるためには、顧客に継続して契約・購入してもらう必要があります。

また、既存顧客を維持するよりも新規顧客を獲得することのほうが多くのコストがかかるため、サブスクリプションモデルでは既存顧客をできるだけ長くつなぎとめるための努力を行います。

その指標のひとつとしてLTVが注目されているのです。

LTVを向上させるためには、顧客とのあいだに良好な関係を構築する必要があります。

そのために必要となるのがCRM(顧客関係管理)です。CRMは、顧客の属性や購買履歴などの情報を管理するためのシステムです。

またCRMは様々なツールとの連携によりさらに力を発揮します。特にチャットボットと連携することで、顧客ごとに最適化したコミュニケーションを行うことができるため、顧客満足度の向上に資するでしょう。

プロダクトやサービスを開発したあとは売る方法を考えなくてはなりません。「冊子版創業手帳」では、ネット通販のはじめ方や、ネットでの集客ノウハウについて詳しく解説しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ トレンド
関連タグ Appify Appify Technologies Channel Corporation CRM Shopify アッピファイ アプリ チャット チャットボット チャネルトーク ノーコード プラットフォーム マーケティング 接客 業務提携 開発
創業手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
法人成りとは?個人事業主が「法人化」をするメリット・デメリットや手続きなどを解説!
法人の印鑑証明書の取り方 | 手数料は?どこで?郵送は可能?
NPO法人設立サムネイル
【保存版】NPO法人の設立は難しい?メリットや設立費用、条件など徹底解説
クラウド会計ソフト「freee(フリー)会計」を実際に使ってみた
小規模企業共済サムネイル
小規模企業共済とは?危ない?潰れる?加入手続きから解約方法、メリット・デメリットまで徹底解説!
合同会社設立マニュアル|流れの6ステップや費用、必要書類などを解説!

トレンドの創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

非FITの再生可能エネルギー発電事業の開発に取り組む「アスソラ」が7,000万円調達
2023年10月18日、株式会社アスソラは、総額7,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 アスソラは、非FITの再生可能エネルギー発電事業の開発に取り組んでいます。 発電事業で得られる電…
奨学金プラットフォームを運営する「ガクシー」が2.7億円調達
2023年12月4日、株式会社ガクシーは、総額2億7,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 ガクシーは、奨学金情報サイト「ガクシー」や、クラウド型奨学金運営管理システム「ガクシーAgen…
【11月06日】起業家むけ「気になるニュース」まとめ
11月06日のニュースの中から、起業家がチェックしておきたいニュースをまとめました。 経産省、アジア企業との提携後押し 経産省が、東南アジアの有力企業と日本企業との資本・業務提携を後押します。急激に成…
人材紹介エージェント同士の情報共有プラットフォーム「AGENT SHARE」を運営する「エージェントシェア」が2,400万円調達
2022年12月12日、株式会社エージェントシェアは、総額2,400万円の資金調達を実施したことを発表しました。 エージェントシェアは、人材紹介エージェント同士の情報共有プラットフォーム「AGENT …
「グロース X」が組織のマーケティングのスキル状態を可視化する「マーケティングスキルトラッカー」をリリース
2022年3月18日、株式会社グロース Xは、「マーケティングスキルトラッカー」(β版)をリリースしたことを発表しました。 「マーケティングスキルトラッカー」は、組織のスキル状態を可視化するサービスで…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集