PayPay銀行のメリット! 手数料や口座開設方法も紹介します!
設立1年目でもVisaデビット付キャッシュカードが持てます!
日本初のインターネット専業銀行として、2000年に設立されたジャパンネット銀行が、2021年4月5日にPayPay銀行に社名を変更しました。
ネット銀行ではありますが、PayPay銀行は、トークン方式のワンタイムパスワードを導入するなど、セキュリティ面においては一早く取り組んできた銀行として知られ、その安全性は利用者に人気となっています。
現在はさまざまなネット銀行が存在しますが、PayPay銀行のメリットは何なのでしょうか? また、注意点は何でしょうか。PayPay銀行の開設方法もあわせてご紹介します。
起業には銀行口座の開設以外にも、さまざまな手続きが必要となります。シリーズ発行累計150万部を突破した「冊子版創業手帳(無料)」では、多くの起業家の声を集め、起業の際に必要となる手続きのノウハウについて詳しく解説しています。
※この記事を書いている「創業手帳」ではさらに充実した情報を分厚い「創業手帳・印刷版」でも解説しています。無料でもらえるので取り寄せしてみてください。
この記事の目次
PayPay銀行のメリット3つのまとめ
メリット① 振り込みが便利でお得
PayPay銀行の1つ目のメリットは、振込サービスが充実している点です。当日振込はもちろん振込日の指定ができる「振込予約」や、まとめて 3,000件までの振込が可能な「WEB総振」など、便利なサービスを多数そろえています。振込手数料もネット銀行ならではの安価です。
振り込みが多い業種の場合、まとめて入金できるのは、嬉しいメリットです。さらに、24時間受け付けているので業務終了後にまとめて作業できるなど、時間を節約できるメリットもあります。
メリット② すべてのお客さまにVisaデビット付キャッシュカードを発行

さらに、国際ブランドVisaが付いたキャッシュカードを持てることも大きなメリットです。創業直後にクレジットカードをつくることは審査の関係で難しいといわれていますが、PayPay銀行が発行するVisaデビットは法人・個人事業主の方でも、入会審査はなく、年会費が永久に無料。決算書などの提出も必要ありません。PayPay銀行の口座開設と同時に利用可能となり、Visa加盟店での支払いにも利用することができます。利用代金はPayPay銀行の口座から原則即時に引き落としされます。
ご利用限度額は、1日あたり500万円まで。Visaデビットを仕入れに使えば、振込金額ごとに支払う手数料のコストが削減できるメリットがあります。
メリット③ セキュリティ面が断然、安心。
ネット銀行だからこそ、セキュリティは大事ですが、PayPay銀行はセキュリティ面でも、断然安心です。PayPay銀行はセキュリティに力を入れており、ネット銀行の懸念点をしっかりとカバーしています。口座開設時に無料で送られてくる「トークン」は、1度だけ有効なパスワードを発行する機械です。これを使えばパスワードを知られたり不正利用される心配もありません。
また、PayPay銀行のトークンを利用すれば、スパイウェアにも感染しない仕組みになっており、万が一のときの補償制度も充実しています。このように、セキュリティ上の心配がないのもメリットですね。
さらに、PayPay銀行では、見知らぬ第三者に不正に取引されたことにより損害を被った場合、被害額を補償する保険がついています。
これからの企業経営においてICTの活用は欠かせません。しかしICTにはセキュリティのリスクがつきまといます。「冊子版創業手帳」では、ICTの専門家にインタビューを行い、創業時でもできるセキュリティ対策について伺っています。また、セキュリティ・リスクや、ICTの活用方法についても詳しく語っていただいています。
さらに、ビジネスに強い4つのポイント
上記で紹介したのは、共通した基本なメリットですが、これらの他にも、PayPay銀行にはさらに、ビジネスに強い4つのポイントがあります。
(本記事の情報は、2019年10月29日現在の内容です。)
ポイント① 24時間365日※1いつでもネットでお取引可能

※1 システムメンテナンス時は除く。
※2 店舗やATMによっては、ご利用いただけない時間帯がございます。イーネットATMは、ファミリーマートなどに設置されています。
ポイント② ローンがネットで完結
PayPay銀行では、「来店・担保・保証人不要」でビジネスローンを借りることができます。審査申込はネット上で行い、必要書類はメールで送信することもできます。
契約後の借り入れと返済はネット完結。また利用限度額内であれば、回数に制限なく借入可能です。月々の返済額は借入金額に応じて1万円~10万円。PayPay銀行のビジネスローンなら、急な資金調達にも対応できます。
ポイント③ 安価な振込手数料

ポイント④ スマホで振り込み・残高確認ビジネスアプリ

アプリなどで気軽に支払いの状況を確認できるのは、PayPay銀行の口座ならではのメリットでしょう。
さらに、指紋認証による簡単ログインでいつでも取引明細を確認できます。
PayPay銀行を利用するときの注意点
PayPay銀行は、ネット上の銀行なので実店舗を持っていません。直接、対面で問い合わせることができないので、問い合わせ窓口にはどのようなものがあるか事前に把握しておくとよいでしょう。
AIチャットでの問い合わせ
PayPay銀行のホームページでは、AIを活用した対話型チャットボットに質問することができます。質問内容を短文で入力すると、AIが回答します。AIチャットで問題が解決しなかった場合は、有人チャットに連携することもできます。
AIチャットは24時間対応していますが、有人チャットへの連携は平日9~17時に限られますので、時間外は細かな問い合わせは難しい可能性があります。
電話での問い合わせ
PayPay銀行では、「キャッシュカード・トークン・印鑑紛失のお届け、拾得のご連絡」など問い合わせの種類ごとに電話番号が割り振られています。質問内容によっては、24時間受け付けているものと、受付時間が平日9時~17時と決まっているものもあるので注意が必要です。電話での問い合わせは時間がかかることが多いので余裕をもって利用しましょう。
窓口での問い合わせ
マル優の申し込み、または手形・小切手等証券類の受け入れ等の手続きに限って、PayPay銀行に来店することが可能です。事前にコールセンターに問い合わせが必要となりますので、思い立ったらすぐにというわけではありません。あらかじめ手続きが必要になりますので気を付けましょう。
PayPay銀行開設手順
PayPay銀行での口座メリットや注意点を十分に理解したら、早速口座開設をしてみましょう。手順はいたってシンプルです。
Step1:申込フォームの入力・印刷
PayPay銀行の申込専用ページから法人の名称・住所や事業内容、代表者の住所や口座名義など必要事項を入力します。入力後、申込フォームをダウンロードして印刷します。なお、個人事業主の場合、申込フォームの入力後の印刷は不要です。
Step2:必要書類の郵送
PayPay銀行の口座開設に必要な下記の書類を揃えて指定の場所に郵送します。なお、個人事業主の場合は郵送の必要はありません。代わりにStep1の申込フォームを入力後、本人確認書類(マイナンバーカードや免許証)の画像をスマホでアップロードします。
(法人用必要書類)
- 印刷した申込フォーム
- 本人確認書類(会社の代表もしくは取引担当者)
- 業務内容確認資料
- ホームページがあり設立半年以上であれば不要
- ホームページがあるが設立半年未満であれば、法人設立届出書(控)などの「会社実態の確認資料」が必要
- ホームページがない場合、法人設立届出書(控)などの「会社実態の確認資料」および各行政機関発行の許認可証や会社案内などの「事業内容の確認資料」が必要
Step3:キャッシュカード・トークン・書面の取得
必要書類を指定の郵送先に送付したのちに、キャッシュカードや振り込みで使用するトークンなどが届きます。これでPayPay銀行の口座開設完了です。PayPay銀行からの郵送物は、申込フォームに記載した代表者または取引担当者の自宅住所に送付されます。法人の住所ではないので、注意が必要です。
お申し込みはこちら
口座開設についての詳細は、下のボタンからどうぞ!
営業時間:平日9時~17時(休業日:土曜日・日曜日・祝日、12月31日~1月3日)
※フリーダイヤルをご利用いただけない方は、03-6739-5005(通話料有料)へどうぞ。
お問い合わせの際は「創業手帳」を見たとお伝えください。
起業に必要なのは口座の開設だけではありません。口座に入れるキャッシュも必要となります。「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウや、公的融資の詳しい解説など、資金調達に役立つ情報を掲載しています。専門家や起業家の声をもとに作成したノウハウ集を無料で送付しておりますので、ぜひご請求ください。
(監修:株式会社PayPay銀行)
(編集:創業手帳編集部)