注目のスタートアップ

銀行体験を最適化するクラウド型ソリューション提供の「nCino」が資金調達

company

2020年12月22日、nCino株式会社は、株式会社三菱UFJキャピタルとSMBCベンチャーキャピタル株式会社から出資を受け入れたことを発表しました。

米国ノースカロライナ州に本社を置くnCinoは、各事業部門のシステムを統合し銀行体験の最適化を実現するプラットフォーム「nCino」を運営しています。

顧客管理(CRM)、新規顧客獲得、口座開設、融資、預金口座、ワークフロー、信用分析、電子文書管理、レポート・ダッシュボードといった銀行業務に必要な各種機能を提供しています。

2020年12月現在、世界1,200以上の金融機関に導入されています。

nCino株式会社は、nCinoの日本法人として2019年に設立されています。

多くの金融期間では、複数部門が同じ顧客と取引を行っているのにも関わらず、部門間で情報共有やシステム統合が行われていないため、データの二重入力があり、非効率的な運用が行われています。

また、新型コロナウイルス感染症の流行により、非対面かつ迅速な資金提供が求められています。そのため金融機関はさらなる業務効率化を図り、顧客のニーズに応えていかなくてはなりません。

経済産業省は、もし2025年までに日本企業のDX化が成功しなければ年間最大12兆円の経済損失が発生する可能性があると指摘しています。このようにDXはどの業界でも重要です。「冊子版創業手帳」では、創業期の社内システムの整備ノウハウについて詳しく解説しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ CRM nCino SMBCベンチャーキャピタル クラウド ソリューション 三菱UFJキャピタル 出資 新規顧客獲得 株式会社 資金調達 銀行 顧客管理
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
【2025年最新】東京都の創業・起業者支援「創業助成金(創業助成事業)」について解説
キャッシュフロー計算書のサムネイル
キャッシュフローとは?計算書(C/F)の見方や作り方などをわかりやすく解説!
【2025年版】補助金・助成金を活用しよう!起業・創業・開業に役立つ15選の制度
小規模企業共済サムネイル
小規模企業共済とは?危ない?潰れる?加入手続きから解約方法、メリット・デメリットまで徹底解説!
合同会社とは?メリット・デメリット、株式会社との違いをわかりやすく解説
法人成りとは?個人事業主が「法人化」をするメリット・デメリットや手続きなどを解説!

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

医療データプラットフォーム「NEXT Stageシリーズ」などを提供する「TXP Medical」が24.6億円調達
2024年10月23日、TXP Medical株式会社は、総額約24億6000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 TXP Medicalは、急性期病院や自治体向けの医療データプラットフォーム…
倉庫のシェア、どこまで進むか 「souco」が4億円調達
株式会社soucoは、総額4億円の資金調達を実施したことを発表しました。 物流施設・倉庫の空きスペースを抱える企業と、スペースを必要とする企業の情報を集約しマッチングするプラットフォーム「souco」…
「TGオクトパスエナジーグループ」が5.5億米ドル調達
2022年8月5日、TGオクトパスエナジー株式会社は、オクトパスエナジーグループ(本社:ロンドン)が、総額5億5,000万米ドルの資金調達を完了したことを発表しました。 オクトパスエナジーグループは、…
会話サマリーAI電話「ピクポン」を提供する「pickupon」が2.4億円調達
2022年6月15日、pickupon株式会社は、総額2億4,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 pickuponは、会話サマリーAI電話「pickupon(ピクポン)」を開発・提供し…
BtoB事業用駐車場プラットフォーム「at PORT」展開の「ランディット」が7,000万円調達
2021年10月13日、ランディット株式会社は、総額約7,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 BtoB専用の事業用駐車場手配サービス「at PORT(アットポート)」を提供しています。…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集