「i-nest capital」のエンターテインメント&ライフスタイル領域を支援する第1号ファンドが総額73億円で組成完了

tips

2020年12月4日、i-nest capital株式会社は、運営・管理する「i-nest1号投資事業有限責任組合」が運用総額73億円でファンドの組成を完了したことを発表しました。

「i-nest1号投資事業有限責任組合」の運用期間は10年間で、エンターテインメント&ライフスタイル領域を中心に、新産業の創造や社会課題の解決に取り組むベンチャー・ビジネスに投資を行います。

すでに「i-nest1号投資事業有限責任組合」を通じ、以下の企業に投資を実行しています。
・監視カメラやAIを活用した顔認証等による入退管理システム開発の「株式会社セキュア」
・VTuberプロダクション事業など展開の「カバー株式会社」
・コミュニケーションAI技術の「株式会社emotivE」
・単発アルバイト・マッチング・サイト運営の「スキマワークス株式会社」
・デジタル・トークンの発行・管理プラットフォーム提供の「株式会社ユートニック」
・会員制ファン・コミュニティ・プラットフォーム運営の「THECOO株式会社」
・寄付型クラウドファンディングプラットフォーム運営の「株式会社奇兵隊」

一般財団法人デジタルコンテンツ協会の発表によると、2019年のコンテンツ産業の市場規模は12兆8,476億円(前年比101.0%)で、8年続けて成長基調となっています。

また、2019年のデジタル・コンテンツの市場規模は、9兆2,320億円(前年比102.2%)で、コンテンツ市場の約7割を占めています。

コンテンツ市場におけるネット化率も30.6%(前年28.4%)と増加しており、今後もネット・コンテンツの割合が増えていくことが予測されています。

5Gの普及により、動画コンテンツはさらに伸びていくことが考えられます。また、VRなどのxR技術を活用したエンターテインメント・コンテンツも続々と登場するとみられ、xR技術周辺への投資も盛り上がっています。

サブスクリプション型のサービスは、ファンの獲得が重要のため、今後ファン・マーケティングの重要性がより高まっていくことが考えられます。そのため、ファン・マーケティングに関する知見に優れるエンターテインメント領域との協業が増えていくことが予想されます。

プロダクトの販売のためにはPRやマーケティングが重要です。「冊子版創業手帳」では、創業期でも行えるネットを活用したPRノウハウについて詳しく解説しています。

カテゴリ トレンド
関連タグ i-nest capital i-nest1号投資事業有限責任組合 VC エンターテインメント ファンド ベンチャー・キャピタル ライフ・スタイル 株式会社
創業手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
【2025年版】会社設立のやること・流れ・費用をチェックリストで完全解説
キャッシュフロー計算書のサムネイル
キャッシュフローとは?計算書(C/F)の見方や作り方などをわかりやすく解説!
一人会社と個人事業主の違いとは。一人でも法人にするメリット・デメリット
法人成りとは?個人事業主が法人化するメリット・デメリットや手続きを徹底解説!
小規模企業共済サムネイル
小規模企業共済とは?危ない?潰れる?加入手続きから解約方法、メリット・デメリットまで徹底解説!
法人の印鑑証明書の取り方 | 手数料は?どこで?郵送は可能?

トレンドの創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

ECプラットフォーム「Shopify」の拡張機能(Shopifyアプリ)を提供する「Appify Technologies」が5.2億円調達
2022年10月31日、株式会社Appify Technologiesは、総額5億2,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 Appify Technologiesは、公式ECモバイルアプ…
CRMを軸としたコンサルティングサービスなどを提供する「スマートウィル」が「ルビー・グループ」と資本業務提携
2022年9月28日、株式会社スマートウィルは、ルビー・グループ株式会社と、資本業務提携契約を締結したことを発表しました。 スマートウィルは、データドリブンなCRM(顧客関係管理)を基軸に、企業のマー…
乗り捨て料金が完全無料の片道専用レンタカーサービス「Simpway」が東京-大阪間でスタート
2022年3月22日、Pathfinder株式会社は、「Simpway(シンプウェイ)」を東京-大阪間で開始したことを発表しました。 「Simpway」は、乗り捨て料金が完全無料の片道専用レンタカーサ…
地方創生事業のプロデュースを手がける「さとゆめ」が5.6億円調達
2025年8月8日、株式会社さとゆめは、5億6000万円の資金調達を発表しました。 引受先は、大手旅行会社の株式会社エイチ・アイ・エスです。 今回の資金調達により、さとゆめ・子会社・関連会社での累計調…
光診断薬「Pickles」を用いた臨床検査の社会実装を目指す「HILO」が資金調達
株式会社北洋銀行、株式会社北海道二十一世紀総合研究所は、2023年2月1日付でHILO株式会社に「北洋SDGs推進2号ファンド(北洋SDGs推進2号投資事業有限責任組合)」を通じて1,000万円出資し…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集