注目のスタートアップ

救急外来に特化した患者情報記録・管理システム「NEXT Stage ER」展開の「TXP Medical」が2.5億円調達

company

2020年11月30日、TXP Medical株式会社は、総額2億5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。

救急外来に特化した患者情報記録・管理システム「NEXT Stage ER」シリーズを展開しています。

分断された医療データを統合・プラットフォーム化することによりデータを循環させ、医療現場でのデータ活用を推進しより多くの命を救うことに貢献することを目指しています。

今回の資金は、「NEXT Stage ER」シリーズの提供対象を大病院から中小病院に拡張するため、SaaSの開発に必要なエンジニア人材の獲得に充当されます。

ICTツールの普及により多くの業務の効率が改善されています。また、データの蓄積・活用も進んでいます。

しかし、多くのICTツールはバラバラに導入されているため、データも散らばって存在しています。これにより、個別のデータの活用はできるものの、データの連携ができないという課題が発生しています。

これは医療現場でも同様の課題となっています。医療現場でのデータ連携が上手くいけば、救急搬送の搬送先病院を選定する際の時間の大幅に短縮や、患者への最適な医療の提供、疾患の研究への寄与などを実現できます。

データは活用しなくては意味がありません。そのためデータ活用を見据えたシステムの構築を行わなくてはなりません。創業期はなにも導入されていないまっさらな状態からはじまります。そのため最新のシステムを導入するのにうってつけです。「冊子版創業手帳」では、社内システムの整備ノウハウについて詳しく解説しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ SaaS システム データ プラットフォーム 医療 患者 情報 株式会社 病院 管理 記録 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
家族を従業員にする4つのメリットと注意するべきポイント
法人成りとは?個人事業主が法人化するメリット・デメリットや手続きを徹底解説!
持続化給付金の申請開始!最大200万円給付で事業を下支えー概要やポイントは?
起業するには何から始める?誰でもできる起業の仕方や手続き【5ステップで解説】
【2025年版】会社設立のやること・流れ・費用をチェックリストで完全解説
【起業準備】会社設立前に絶対にやるべき10のアクションリスト

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

完全自動運転の開発に取り組む「Turing」が10億円調達
2024年12月25日、Turing株式会社は、総額10億2000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 これにより、プレシリーズAラウンドの調達金額は総額55.58億円となります。 Turin…
非オピオイド鎮痛薬などの研究開発を行う「BTB創薬研究センター」が資金調達
2024年6月24日、株式会社BTB創薬研究センターは、資金調達を実施したことを発表しました。 BTB創薬研究センターは、2020年6月に、京都大学の萩原正敏教授の創薬プログラムをもとに設立された企業…
子どもの非認知能力を育むテーマパーク「リトルプラネット」を展開する「リトプラ」が資金調達
2025年6月9日、株式会社リトプラは、資金調達を発表しました。 株式会社GENDA GiGO Entertainment、および、株式会社タカラトミーの両社と資本業務提携を締結し、事業面での協業をよ…
防衛・セキュリティに関するプロダクト・サービスを提供する「スカイゲートテクノロジズ」が10億円調達
2025年6月27日、スカイゲートテクノロジズ株式会社は、総額約10億円の資金調達を発表しました。 スカイゲートテクノロジズは、防衛・セキュリティに関するプロダクト・サービスの提供を行っています。 具…
独立支援型シェアサロン運営の「Reco」が資金調達
2021年9月15日、Reco株式会社は、総額数千万円の資金調達を実施したことを発表しました。 独立支援型シェアサロン「Reco(リコ)」を運営しています。 フリーランスや独立予定の美容師を対象とした…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集