注目のスタートアップ

「VMK」が資金調達 学生無料のコワーキング・スペース「Voltage」を6/1にオープン

company

2020年6月23日、株式会社VMKは、銀行融資とクラウドファンディングにより資金調達を実施したことを発表しました。

また、「Voltage」を2020年6月1日(月)にオープンしたことを発表しました。

「Voltage」は、学生専用の無料コワーキング・スペースです。

立地は京都の河原町今出川にあり、京都大学や同志社大学など、全11大学から15分以内にアクセスが可能となっています。

京都商工会議所などと連携し、アイデア段階から本格的な起業まで、包括的な支援を行います。

また、企業や社会人を招いたイベントの開催や、イベント会場としての提供も行います。

VMKは、「Voltage」を創るため、京都の大学生を中心に3月に創業した企業です。

起業は経済成長にとって重要なものです。1人あたりのGDP向上に企業活動率が影響しているとの報告もあります。しかし日本の起業活動率他国に比べ低い数値となっています。

また、これからの社会を支えていく若い世代の起業は、若い世代の多様な働き方を広げていくだけでなく、マクロ的な観点からも持続的な経済成長にとって重要です。

中小企業庁がまとめている「中小企業白書」によると、起業家において39歳以下が占める割合は年々減少傾向にありますが、起業希望者における在学中に起業を希望する学生の割合と、起業準備者全体における在学中に起業準備を行っている学生の割合は、ともに増加しています。

そのため、学生向けの起業支援として、アクセラレーター・プログラムなど民間企業によるものや、地方自治体によるものなど、様々なものが行われています。

今後さらに学生起業が増えていく、また学生の起業率を増やしていくためにも、学生の起業を支援する取組みやビジネスは需要が高まっていくのではないでしょうか。

起業には様々な手続きがつきものです。シリーズ発行累計150万部を突破した「冊子版創業手帳」は、起業家や専門家の生の声をもとに、起業の際につまづきやすいポイントを厳選し、起業ノウハウとしてまとめています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ コワーキング・スペース 学生 支援 株式会社 無料 資金調達 起業
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
持続化給付金の申請開始!最大200万円給付で事業を下支えー概要やポイントは?
【2025年最新版】合同会社と株式会社の違いを徹底比較!メリット・デメリットや選び方をわかりやすく解説
【2025年最新】起業・開業の強い味方!補助金・助成金おすすめ15選
小規模企業共済サムネイル
小規模企業共済とは?危ない?潰れる?加入手続きから解約方法、メリット・デメリットまで徹底解説!
法人成りとは?個人事業主が法人化するメリット・デメリットや手続きを徹底解説!
企業組合とは?設立方法とメリット・デメリットを紹介

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

「島津ダイアグノスティクス」が再生医療技術を使用した研究用血球様細胞の提供などを手がける「マイキャン・テクノロジーズ」に5,000万円出資
2023年4月10日、島津ダイアグノスティクス株式会社(旧社名:日水製薬株式会社)は、マイキャン・テクノロジーズ株式会社に約5,000万円の出資を行ったことを発表しました。 マイキャン・テクノロジーズ…
AI・ディープラーニング技術のコンサルティングと開発を展開する「Ridge-i」の株式を「バルカー」が追加取得
2022年9月15日、株式会社バルカーは、株式会社Ridge-iの株式を追加取得したことを発表しました。 この株式取得により、バルカーはRidge-i創業メンバーに次ぐ、出資比率11.20%の最大の外…
クラウド会計ソフトの「弥生」が個人事業主向け市場で5年連続シェアNo.1に
2020年5月29日、弥生株式会社は、個人事業主のクラウド会計ソフト市場におけるシェアNo.1を獲得したことを発表しました。 これは、株式会社MM総研が2020年5月19日に発表した「クラウド会計ソフ…
令和6年度「地域の中堅・中核企業の経営力向上支援事業補助金(地域戦略人材確保等実証事業)」
経済産業省は、令和6年度「地域の中堅・中核企業の経営力向上支援事業補助金(地域戦略人材確保等実証事業)」の補助事業者の公募について発表しました。 補助事業者が複数の地域企業を束ね、地方公共団体、金融機…
リング型ウェアラブルデバイスを活用した睡眠時無呼吸症候群スクリーニング事業を手がける「X Detect」が資金調達
2025年7月4日、X Detect株式会社は、資金調達を発表しました。 X Detectは、バイタルデータセンシングデバイスとシステムを開発・提供しています。 指輪型ヘルストラッキング用スマートデバ…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集