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新型福利厚生サービス「前払いできるくん」運営の「Payment Technology」が2.5億円調達

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株式会社Payment Technologyは、総額2.5億円の資金調達を実施したことを発表しました。

株式会社東京スター銀行と株式会社みずほ銀行からの融資によるものです。

Payment Technologyは、新型福利厚生サービス「前払いできるくん」を提供しています。

従業員が給与日前に働いた分の給与を、好きなときに受け取ることができるサービスです。

<創業手帳・創業者 大久保幸世の視点>

人材難を反映し待遇改善のサービスに投資

少子化人材難の時代を反映したサービスと言える。

採用コストをかけるのであれば、前払いをするとキャッシュは先に出るがPLは傷まないので、企業からすると表面的にはコストを余り掛けずに従業員の待遇を改善する上手い策と言える。

資金の肩代わりサービスであるため、本質的に莫大な資本が必要なタイプのビジネスだが、いったん大きな調達に成功した。与信管理も気になるが、実態としては法人向けなのでそこまで与信リスクは高くないだろう。今後、どれだけシェアを握れるかが課題になってくるだろう。今後もHR×おカネのイノベーションが続くと予想される。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。

解説者紹介

大久保幸世 創業手帳 株式会社 代表取締役

大手ITベンチャー役員で、多くの起業家を見た中で「創業後に困ることが共通している」ことに気づき会社のガイドブック「創業手帳」を考案。現:創業手帳を創業。ユニークなビジネスモデルを成功させた。印刷版は累計250万部、月間のWEB訪問数は起業分野では日本一の100万人を超え、“起業コンシェルジェ“創業手帳アプリの開発や起業無料相談や、内閣府会社設立ワンストップ検討会の常任委員や大学での授業も行っている。毎日創業Tシャツの人としても話題に。

創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら
カテゴリ 有望企業
関連タグ キャッシュ みずほ銀行 大久保幸世 株式会社 福利厚生 調達 資金調達
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