創業手帳が選ぶ起業経営ニュース
2025年11月5日スタートアップ向け融資事業や個人向けキャッシュレスアプリを手がける「Fivot」が20億円調達

2025年11月5日、株式会社Fivotは、総額20億円の資金調達を発表しました。
Fivotは、スタートアップ向け融資事業「Flex Capital」と、個人向け貯まるキャッスレスアプリ「IDARE(イデア)」を展開しています。
「Flex Capital」では、株式希薄化のないベンチャーデット、RBF(Revenue Based Finance)、請求書立替払い「Flex Capital Invoice」の3つのプロダクトを展開しています。
「IDARE」は、Visaブランドのプリペイド機能を有した決済アプリです。貯めた残高に対し、年率2%相当のボーナスを還元し、自然に貯まる仕組みを提供しています。
この2つを組み合わせた資金循環エコシステムの構築を通じ、スタートアップへの成長資金の供給、そのリターンの還元による個人の資産形成支援の両立を実現しています。
スタートアップの成長には資金調達が不可欠です。資金調達手段は主に投資家から株式を発行して得るエクイティファイナンスと、金融機関からの借入によるデットファイナンスに大別されます。創業直後の企業は実績が乏しく融資が難しいため、エクイティに頼る傾向がありますが、株式発行は時間と労力を要し、投資家へのリターン負担も生じます。
こうしたなか、エクイティに代わる手段としてレベニューベースドファイナンス(RBF)やベンチャーデットが注目されています。RBFは将来の売上の一部を先取りする方式で、売上予測が立てやすいSaaSやD2Cに適しています。ベンチャーデットは主にレイターステージの融資で、IPO前後の資金ニーズに応えます。
Flex Capitalは請求書立替・RBF・ベンチャーデットを統一的な与信モデルで提供し、エクイティよりも低コストかつ迅速な資金調達を実現しています。
起業や事業の成長においては日本政策金融公庫などの融資制度を活用することが重要です。創業手帳は、創業時に活用できる公庫融資と制度融資にフォーカスした「資金準備チェックシート」を無料で送付しています。このチェックシートを活用することで、スムーズに融資を受けることができます。
また、シリーズ累計発行部数250万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」や、別冊「資金調達手帳」もご案内しています。
| カテゴリ | 有望企業 |
|---|---|
| 関連タグ | BtoB Fintech Fivot Flex Capital Invoice IDARE RBF Revenue Based Finance アプリ イデア お金 キャッシュレス スタートアップ チャレンジャーバンク ベンチャーデット 個人 株式会社 融資 請求書立替払い 資金調達 金融 |
有望企業の創業手帳ニュース
関連するタグのニュース
2022年9月1日、株式会社日本風洞製作所は、総額約6億2,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 日本風洞製作所は、コンパクト風洞試験システム「Aero Optim」など、各種風洞実験装…
2020年9月14日、株式会社subsclifeは、総額約30億円の資金調達を実施したことを発表しました。 家具のサブスクリプション・サービス「subsclife(サブスクライフ)」を運営しています。…
株式会社北洋銀行、株式会社北海道二十一世紀総合研究所は、2023年2月1日付でHILO株式会社に「北洋SDGs推進2号ファンド(北洋SDGs推進2号投資事業有限責任組合)」を通じて1,000万円出資し…
2022年2月14日、Global Mobility Service株式会社は、スルガ銀行株式会社と業務提携契約を締結したことを発表しました。 今回の提携により、「オートローン(MCCS付き)目的別ロ…
2023年6月1日、株式会社KEYCREWは、総額1億円の資金調達を実施したことを発表しました。 KEYCREWは、発送代行サービス「STOCKCREW」を提供する株式会社STOCKCREW、EC物流…
大久保の視点
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…

