令和6年度補正予算「商用車等の電動化促進事業(トラック)」

subsidy

一般社団法人環境優良者普及機構は、令和6年度補正予算「商用車等の電動化促進事業(トラック)」の申請受付の開始について発表しました。

運送事業者等の使用するトラックについての電動化(BEV、PHEV、FCV等)及び充電設備の普及を図るため、電動車及び充電設備を導入する際に購入資金の一部を支援します。

補助対象事業者

以下の要件のいずれかに該当する者(事業規模の制限はありません)
① 貨物自動車運送事業者
② 自家用商用車(トラック等)を業務に使用する者(車両総重量 2.5 トン超の車両に限る)
③ 商用車(トラック等)の貸渡しを業とする者(①、②、④、⑦に貸渡しする者に限る)
④ 地方公共団体
⑤ 貨物自動車運送事業の分社等により、自らが 50%を越える出資比率によって設立した子会社たる貨物運送事業者に、自らが所有するトラック車両を貸与する者
⑥ トラックと一体的に導入される充電設備を所有する者(リースの貸渡し先を含む)(①、②、③、④、⑤、⑦のトラック車両と一体的に導入される場合に限る)
⑦ その他環境大臣の承認を得て、執行団体が適当と認める者

補助対象

(1)補助対象車両(トラック)

① 補助対象車両(トラック)
令和6年度補正予算商用車等の電動化促進事業(トラック)の事前登録申請がされている車両であること
② 新車新規登録
令和7年2月3日(月)から令和8年1月30日(金)までに新規登録(軽自動車にあっては新規検査)を受けている車両であること

(2)充電設備

① 本事業による(1)のトラックとして導入される電気自動車の充電に必要な充電設備で一体的に導入するものに限る(導入車両数≧充電設備設置口数)
② 設置場所は申請事業者の敷地(事業所、営業所)等に設置するものであること
③ 高圧受電設備・設置工事費においては2030年導入計画に合わせた規模による申請を可とする
④ 補助対象経費については、事業を行うために必要な工事費(本工事費、付帯工事費、機械器具費、測量及試験費)、設備費、業務費及び事務費とする

公募期間

2025年3月31日(月)~2026年1月30日(金)


SDGs(持続可能な開発目標)の推進に伴い、さまざまな分野で環境対策が進められています。特に、自動車は大量の温室効果ガスを排出するだけでなく、限りある化石燃料に依存しているため、次世代の自動車への移行が求められています。

このような背景のもと、EV(電気自動車)が注目されており、企業では業務用車両をEVへ切り替えることで、大幅な脱炭素化が可能となります。

「商用車の電動化促進事業」は、BEV(バッテリー式電気自動車)、PHEV(プラグインハイブリッド車)、FCV(燃料電池車)などの電動商用車の導入を支援する制度です。この事業を活用することで、企業は環境負荷を削減しながら、持続可能な社会の実現に貢献できます。

起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「補助金ガイド」では、専門家に監修してもらいながら、創業手帳が実際に補助金申請を行った経験をもとに補助金・助成金のノウハウを解説しています。

また、日々更新される補助金・助成金の情報を、個人に最適化してメールでお知らせする「補助金AI」も運営しています。こちらもご活用ください。

ほかにも、資金調達のノウハウを集めた「資金調達手帳」も無料でお送りしています。ぜひご活用ください。

カテゴリ 公募
関連タグ BEV EV FCV PHEV 制度 助成金 商用車等の電動化促進事業 登録 自動車 補助金 車両 電動化
詳細はこちら

令和6年度補正予算 商用車等の電動化促進事業

補助金ガイド
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
起業するには何から始める?ゼロからできる起業のやり方【5ステップ解説】
クラウド会計ソフト「freee(フリー)会計」を実際に使ってみた
持続化給付金の申請開始!最大200万円給付で事業を下支えー概要やポイントは?
【2025年最新】クラウドファンディングのやり方とは?仕組み・種類・始め方の手順ガイド
有限会社とは?なぜもう設立できないのか?
合同会社の設立方法を徹底解説|費用・手続き・必要書類まで分かりやすく解説!

公募の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

レベル4自動運転トラックによる幹線輸送の実現を目指す「T2」が50億円調達
2025年8月18日、株式会社T2は、総額50億円の資金調達を発表しました。 今回の資金調達により、累計調達額は110億円を超えました。 T2は、ドライバーの乗車を必要としないレベル4自動運転トラック…
「65歳超雇用推進助成金(65歳超継続雇用促進コース)」
独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構(JEED)は、「65歳超雇用推進助成金(65歳超継続雇用促進コース)」について発表しました。 65歳以上への定年引上げ等の取り組みを実施した事業主に対して助…
「65歳超雇用推進助成金」
独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構(JEED)は「65歳超雇用推進助成金」を実施しています。 高年齢者が意欲と能力のある限り年齢に関わりなく働くことができる生涯現役社会を実現するため、65歳以…
EV充電サービスを展開する「プラゴ」が協調融資による資金調達を実施
2023年9月15日、株式会社プラゴは、日本政策金融公庫 新宿支店、三井住友銀行、りそな銀行 池袋支店からの協調融資による資金調達を実施したことを発表しました。 プラゴは、オンライン予約・決済が可能な…
商用EVを開発・製造する「EVモーターズ・ジャパン」が1億9500万円調達
2024年8月6日、株式会社EVモーターズ・ジャパンは、総額1億9500万円の資金調達を実施したことを発表しました。 今回の資金調達により、累計調達額は約65.6億円となりました。 EVモーターズ・ジ…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集