注目のスタートアップ

EC自動出荷システム「LOGILESS」を提供する「ロジレス」が8.6億円調達

company

2025年2月28日、株式会社ロジレスは、総額8億6000万円の資金調達を実施したことを発表しました。

ロジレスは、EC自動出荷システム「LOGILESS」を提供しています。

OMS(受注管理システム)とWMS(倉庫管理システム)を一体としたシステムです。

EC事業者と倉庫事業者がひとつのシステムを利用することで、受注から出荷までの連携作業を効率化し、スピーディな出荷を実現します。

今回調達した資金は、組織基盤の強化やマーケティング活動に活用する予定です。


経済産業省の調査によると、2023年の国内BtoC-EC市場は24.8兆円に達し、前年比9.23%増と成長を続けています。

また、オンラインショッピングが全商取引に占める割合を示すEC化率についても9.38%に上昇しており、ECの利用が拡大していることがわかります。さらに、EC化率は欧米諸国と比較して低い割合にあるため、さらなる成長の余地があると考えられています。

ECの利点の一つは、物理的な店舗を持たずに全国や世界へビジネスを展開できることです。

しかし、ECにはファンの獲得、集客、接客、複雑な運営、価格競争など、さまざまな課題が存在します。

とくにECの運営には高度な専門スキルが求められますが、多くの事業者は人手不足などの理由から必要な人材を確保できず、運営の負担が大きくなっています。

こうした状況のなかで、EC業務の効率化・自動化を支援するシステムのニーズが高まっています。

ECは重要なチャネルとなっていますが、EC独自の集客ノウハウが求められるため、しっかりと準備をして参入することが重要です。シリーズ累計発行部数250万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」では、ネット通販のはじめ方や、ネットでの集客ノウハウについて詳しく解説しています。

また、ビジネスの成長段階においては資金調達が重要となります。「資金調達手帳」では、資金調達に関するノウハウを詳しく解説しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ BtoB EC EC自動出荷システム LOGILESS OMS WMS システム ネット通販 ロジレス 倉庫管理システム 出荷 効率化 受注管理システム
創業手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
法人の印鑑証明書の取り方 | 手数料は?どこで?郵送は可能?
企業組合とは?設立方法とメリット・デメリットを紹介
普通の人が起業するには?成功する5ステップを創業手帳・代表の大久保が解説!
一般社団法人設立サムネイル
「一般社団法人」設立ガイド|手続きの流れ・必要書類・メリット・費用など
【2025年版】会社設立の流れ・手順・やることリストをわかりやすく解説
起業の仕方サムネイル
起業の6ステップ。素人でも失敗しない起業の仕方を大解剖。起業の専門家が体験とデータで解説。

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

エンジニア向け生成AIアプリケーション開発・運用基盤を提供する「Teammate」が約6,260万円調達
2024年5月16日、Teammate Pte. Ltd.(本社:シンガポール、CEO:大塚 智哉)は、40万USドル(約6,260万円)の資金調達を実施したことを発表しました。 Teammateは、…
1on1サポーター「Ando-san」や組織診断「イノベーション・サーベイ」を手がける「シンギュレイト」が3,200万円調達
2024年1月12日、株式会社シンギュレイトは、総額3,200万円の資金調達を実施したことを発表しました。 シンギュレイトは、ピープルアナリティクスの技術をもとに、1on1での話し方・聴き方を可視化す…
製造業・卸業・商社の受注入力を自動化する「受発注バスターズ」を提供する「batton」が2.2億円調達
2024年10月23日、株式会社battonは、総額2億2000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 battonは、製造業・卸業・商社の受注入力を自動化する「受発注バスターズ」を開発・提供し…
情報共有を加速する重症患者管理システム「iBSEN」開発の「CROSS SYNC」が1.5億円調達
2021年3月8日、株式会社CROSS SYNCは、総額約1億5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 医療現場における経験や専門知識に依存しない情報共有を加速する重症患者管理システム「…
クラウドファンディング・サイト運営の「CAMPFIRE」が資金調達 ECプラットフォーム運営の「BASE」と資本業務提携
株式会社CAMPFIREは、資金調達を実施したことを発表しました。 また、引受先であるBASE株式会社とは資本業務提携契約も締結しました。 CAMPFIREは、国内最大のクラウドファンディング・プラッ…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集