「二酸化炭素排出抑制対策事業費等補助金(廃棄物処理施設を核とした地域循環共生圏構築促進事業)」4次公募

subsidy

2023年8月28日、環境省は、令和5年度「二酸化炭素排出抑制対策事業費等補助金(廃棄物処理施設を核とした地域循環共生圏構築促進事業)」の4次公募について発表しました。

廃棄物処理施設における廃棄物処理に伴い生じた電力や熱を有効利用した、当該施設を中心とする自立・分散型の「地域エネルギーセンター」の構築を進めており、当該電力や熱を地域で利活用することによる、脱炭素化や災害時のレジリエンス強化に資する取組を行う事業に要する経費の一部を補助します。

事業内容

(1)電線、変圧器等廃棄物発電により生じた電力を利活用するための設備、これらの設備を運転制御するために必要な通信・制御設備等を導入する事業(単年度事業、国庫債務負担行為事業)
「補助対象者」
地方公共団体及び民間企業等その他団体
「補助率」
対象経費の1/2(ただし、EV収集車・船舶はディーゼル収集車・船舶等の価格との差額の3/4)

(2)熱導管等廃棄物の処理により生じた熱を利活用するための設備、これらの設備を運転制御するために必要な通信・制御設備等を導入する事業(単年度事業、国庫債務負担行為事業)
「補助対象者」
地方公共団体及び民間企業等その他団体
「補助率」
対象経費の1/2

(3)廃棄物処理施設からの余熱や発電した電力を地域において有効利用するために、熱や電力を利活用する設備設置に対する余熱見込量や事業採算性の検討等を行い事業としての実現可能性を調査する事業(単年度事業)
「補助対象者」
地方公共団体及び民間企業等その他団体
「補助率」
定額補助(上限1,500万円)

公募期間

2023年8月28日(月)から2023年9月15日(金)


廃棄物、いわゆるゴミは、経済活動や生活を営む上で必然的に生じるものです。

天然資源の枯渇、埋め立て地のキャパシティの問題、環境破壊など、資源に関する社会課題は年々深刻さを増しています。

こうした課題を放置したままだと、私たち人間は今までのように安心・安全・便利に暮らしていくことができません。そのため、世界的に環境対策が推進されています。

必然的に生じてしまう廃棄物の処理においても、燃やした際のエネルギーを有効活用することができます。

環境省は、「二酸化炭素排出抑制対策事業費等補助金(廃棄物処理施設を核とした地域循環共生圏構築促進事業)」によって、廃棄物処理施設における電力・熱を有効活用するための取り組みを支援しています。

起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「補助金ガイド」では、専門家に監修してもらいながら、創業手帳が実際に補助金申請を行った経験をもとに補助金・助成金のノウハウを解説しています。

また、日々更新される補助金・助成金の情報を、個人に最適化してメールでお知らせする「補助金AI」も運営しています。こちらもご活用ください。

ほかにも、資金調達のノウハウを集めた「資金調達手帳」も無料でお送りしています。ぜひご活用ください。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 公募
関連タグ エネルギー 事業 二酸化炭素排出抑制対策事業費等補助金 公募 共生 利活用 地域 導入 廃棄物 廃棄物処理 循環 施設 構築 環境省 発電 脱炭素化 設備
詳細はこちら

令和5年度二酸化炭素排出抑制対策事業費等補助金(廃棄物処理施設を核とした地域循環共生圏構築促進事業)の四次公募について

創業手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
あなたの会社に合った補助金・助成金がすぐわかる!自動マッチングツールを導入しよう
有限会社とは?なぜもう設立できないのか?
合同会社とは?メリット・デメリット、株式会社との違いをわかりやすく解説
起業の仕方サムネイル
起業の6ステップ。素人でも失敗しない起業の仕方を大解剖。起業の専門家が体験とデータで解説。
酒類販売業免許とは?お酒の販売には免許が必要!飲食店開業のための酒販免許取得を専門家が解説
合同会社の設立方法を徹底解説|費用・手続き・必要書類まで分かりやすく解説!

公募の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

運送事業者に特化したクラウド型業務システム「ロジックス」を開発・提供する「アセンド」が資金調達
2025年1月24日、アセンド株式会社は、融資による資金調達を実施したことを発表しました。 アセンドは、運送事業者に特化したクラウド型業務システム「ロジックス」を開発・提供しています。 案件の受注から…
「未踏的な地方の若手人材発掘育成支援事業費補助金」補助事業者(事務局)公募
2023年11月30日、経済産業省は、令和5年度補正予算案「未踏的な地方の若手人材発掘育成支援事業費補助金」に係る補助事業者(事務局)の公募について発表しました。 優れたアイディア、技術を持つ若い人材…
施設向けAI警備システムを提供する「アジラ」が5億円調達
2022年9月12日、株式会社アジラは、総額約5億円の資金調達を実施したことを発表しました。 アジラは、施設向けAI警備システム「アジラ」や、独自開発の行動認識AIを活用したソリューションの提案などを…
令和6年度「コールドチェーンを支える冷凍冷蔵機器の脱フロン・脱炭素化推進事業」補助金
一般社団法人日本冷媒・環境保全機構は、令和6年度「コールドチェーンを支える冷凍冷蔵機器の脱フロン・脱炭素化推進事業」の公募について発表しました。 エネルギー起源二酸化炭素の排出抑制及び温室効果ガスであ…
リユースマッチングサイト「万博サーキュラーマーケット ミャク市!」建材・設備のリユースの公募が開始
公益社団法人2025年日本国際博覧会協会は、リユースマッチングサイト「万博サーキュラーマーケット ミャク市!」にて、大阪・関西万博会場の建材・設備のリユースの公募を2025年3月10日から開始すること…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集