「HIKKY」がメタバースサービス「My Vket」β版をリリース

tips

2022年12月13日、株式会社HIKKYは、「My Vket(マイブイケット)」のβ版をリリースすることを発表しました。

「My Vket」は、アプリ・ソフトウェアのダウンロード不要で、ハイスペックなPCやVRゴーグルがなくても、スマートフォンやPCのWebブラウザからメタバースを楽しむことができるサービスです。

β版では、Webブラウザ上で簡単にアバターやバーチャルルームを作成できる機能を公開します。

今後、2023年春の正式リリースに向け、ユーザー同士が繋がることができるSNS機能、アチーブメント機能、イベント登録機能などを追加する予定です。

HIKKYは、世界最大のVRイベント「バーチャルマーケット」の開催などのイベント事業や、企業の課題をXRで解決するXRソリューション事業、VRエンジン「Vket Cloud」の提供、バーチャルライブの制作・運営事業、3DアバターやデジタルアイテムEC「Vket Store」などを展開しています。

2021年10月28日、Facebookは、メタバース事業に注力していく姿勢を示し、社名をMeta(メタ)に変更しました。

それからメタバースはバズワードとなり、さまざまな企業が参入を始めました。

メタバースとは、大雑把にいえばインターネット上に構築された仮想空間のことです。ビジネスにおいても商談会などで活用されており、今後もその活用例が増加していくと考えられます。

また、エンターテインメントの領域ですでに数多くのメタバースが誕生しており、そこから派生する形でアバター(自身の分身となる3Dモデル)の売買やカスタマイズなどメタバース特有の文化・経済圏も生まれています。

一方でメタバースを楽しむには、VRゴーグルなどの専用のデバイスを必要としたり、自身が望む表現をしたい場合はアバターを購入する必要があるなど、敷居が高い部分があります。

近頃はそうした課題を解決するため、パーツなどを組み合わせてアバターを作成するサービスや、Webブラウザだけでアクセスできるメタバースなどが登場しています。

最新技術や最新技術を活用したプロダクトの開発には豊富な資金が必要となります。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウについて詳しく解説しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ トレンド
関連タグ HIKKY My Vket Webブラウザ β版 バーチャルマーケット ブラウザ マイブイケット メタバース 仮想空間 株式会社
創業手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事

トレンドの創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

スマート水産養殖の「ウミトロン」が12.2億円調達
2022年6月7日、UMITRON PTE. LTD. (所在地: シンガポール)とウミトロン株式会社は、総額12億2,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 ウミトロンは、水産養殖にAI…
AIイラスト投稿サイト「chichi-pui」運営の「ccpp」が資金調達
2022年12月13日、株式会社ccppは、資金調達を実施したこと、および、2022年12月2日に会社を設立したことを発表しました。 ccppは、AIイラストを閲覧・投稿できる専門サイト「chichi…
AI屋内位置測位システム「TRAILS」を手がける「zeteoh」が資金調達
2024年2月14日、zeteoh株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 zeteohは、AI屋内位置測位システム「TRAILS」を開発しています。 スマートフォンを活用し、ビーコン不要で…
“目標”でつながるコミュニティ「Reeeach」がリリース
2019年12月9日、株式会社ALFOSは、「Reeeach(リーチ)」をリリースしたことを発表しました。 「Reeeach」は、“目標”でつながるコミュニティ・アプリです。 目標を「センゲン」して投…
小型衛星コンステレーションの構築を目指す「アークエッジ・スペース」が6.35億円調達
2022年3月29日、株式会社アークエッジ・スペースは、総額6億3,500万円の資金調達を実施したことを発表しました。 アークエッジ・スペースは、2リットルペットボトルサイズや引き出しサイズの超小型衛…

大久保の視点

国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
「JX Live! 2024」JX Awards大賞はNYでイチゴが大ヒットの古賀大貴さん(Oishii Farm 代表)
2024年10月9日、虎ノ門ヒルズフォーラムにて、「JX Live! 2024」が新経済連盟主催で行われました。 「JX Live!」は、「JX(Japan…
(2024/10/9)
「スタートアップワールドカップ2024」世界決勝を現地速報!優勝はEarthgrid(米代表・プラズマでトンネル掘削)
2024年10月4日、世界最大級のビジネスピッチコンテスト「スタートアップワールドカップ(SWC)2024」の世界決勝戦が、米国・シリコンバレーで開催されま…
(2024/10/5)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集