注目のスタートアップ

カスタマーサポート領域に特化したエンタープライズ企業向けSaaS事業を展開する「RightTouch」が8億円調達

company

2025年4月17日、株式会社RightTouchは、総額8億円超の資金調達を発表しました。

今回の資金調達により、累計調達額は14.2億円となりました。

RightTouchは、Webサポートプラットフォーム「RightSupport by KARTE」、コンタクトセンター最適化SaaS「RightConnect by KARTE」を開発・提供しています。

「RightSupport by KARTE」は、顧客の困りごとを問い合わせ前に蒐集・検知し、適切なタイミングでFAQやチャネルにマッチングさせることで、サイト上での努力を必要としない自己解決を可能にするWebサポートプラットフォームです。

「RightConnect by KARTE」は、Webと電話対応の分断を解消し、問い合わせ前行動をもとにオペレーターをアサインし、スムーズな要件把握を可能にすることで、効率化と満足度の高いサポート体験を実現するサービスです。

今回の資金調達により、コンパウンドスタートアップとして複数の新規プロダクトの開発や、生成AIを用いた新たなカスタマーサポートのコアデータ基盤の開発など、さらなる事業展開を進めます。


カスタマーサポートをはじめとするコンタクトセンターは、電話、メール、チャット、SNSなど、さまざまなチャネルを通じて顧客とやり取りを行う窓口です。顧客からの問い合わせ、サポート、注文、クレームなどに対応します。

コンタクトセンターは企業が顧客と直接接する窓口であるため、ここでの対応は顧客満足度に非常に大きな影響を与えます。そのため、担当者の対応、問題解決のスピード、丁寧さといった要素を強化することが重要です。

一方、コンタクトセンターは、慢性的な人手不足、高い離職率、人材育成、応対品質のばらつき、複雑化する問い合わせ業務、他部署との連携不足など複数の課題を抱えています。

そこで近年はテクノロジーを活用し、業務効率化、省人化、自動化を実現する取り組みが進んでいます。

RightTouchは、Webサイトでの顧客の行動を把握し、能動的な対応ができる仕組みの提供を通じ、カスタマーサポート業務の効率化と顧客体験の向上に貢献しています。

企業・事業の成長には戦略的な資金調達が重要です。シリーズ累計発行部数250万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど詳しく解説しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ BtoB FAQ RightConnect RightConnect by KARTE RightSupport RightSupport by KARTE RightTouch SaaS Web カスタマーサポート コールセンター コンタクトセンター サポート サポートセンター プラットフォーム 問い合わせ 最適化 株式会社 生成AI 資金調達 電話対応 顧客 顧客体験 顧客対応
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
【2025年最新】クラウドファンディングのやり方とは?仕組み・種類・始め方の手順ガイド
【2025年最新】起業・開業の強い味方!補助金・助成金おすすめ15選
法人成りとは?個人事業主が「法人化」をするメリット・デメリットや手続きなどを解説!
クラウド会計ソフト「freee(フリー)会計」を実際に使ってみた
起業の仕方サムネイル
起業の6ステップ。素人でも失敗しない起業の仕方を大解剖。起業の専門家が体験とデータで解説。
酒類販売業免許とは?お酒の販売には免許が必要!飲食店開業のための酒販免許取得を専門家が解説

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

法人カード「UPSIDER」Android版モバイルアプリをリリース
2023年6月23日、株式会社UPSIDERは、提供する法人カードサービス「UPSIDER」のAndroidアプリをリリースしたことを発表しました。 UPSIDERは、成長企業向けの法人カードサービス…
オンラインガチャのプラットフォーム「ガチャイチ」などを手がける「Iranoan」が4.2億円調達
2023年12月21日、株式会社Iranoanは、総額4億2,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 Iranoanは、トレーディングカードのオンラインガチャサービス「Gacha24」、オ…
産業用ドローンメーカーの「プロドローン」が10.3億円調達
2023年10月24日、株式会社プロドローンは、総額10億3,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 プロドローンは、最大推奨ペイロード20kgの量産マルチコプター「PD6B-Type3」…
生成AIや量子コンピューターなどを活用したIT開発・コンサルティングを手がける「KandaQuantum」が「寺田倉庫」と資本業務提携
2023年7月11日、株式会社KandaQuantumは、寺田倉庫株式会社と資本業務提携することを発表しました。 KandaQuantumは、生成AIや量子技術などを活用し、戦略コンサル領域から、R&…
相続税申告書作成クラウド・サービス提供の「better」が5,000万円調達
2020年1月15日、株式会社betterは、約5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、ニッセイ・キャピタル株式会社です。 また、相続税申告書が作成できるクラウド・サービス「…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集