創業手帳が選ぶ起業経営ニュース
2024年7月11日「中堅・中小企業の賃上げに向けた省⼒化等の⼤規模成⻑投資補助⾦(中堅・中小成長投資補助金)」1次公募採択者発表

経済産業省は、「中堅・中小企業の賃上げに向けた省⼒化等の⼤規模成⻑投資補助⾦(中堅・中小成長投資補助金)」の1次公募の採択者を発表しました。
1次公募の有効申請件数は736件で、プレゼンテーション(2次)審査に進んだのは254件、最終的に109件が採択されました(採択倍率は約6.8倍)。
採択者の総補助金額(上限)は1,780億円です。申請時の総投資予定額は5,892億円です。
プレゼンテーション(2次)審査で不採択となった事業者については、不採択理由を専用問い合わせフォームで受け付けています。
2次公募は、2024年6月26日(水)~2024年8月9日(金)17:00を予定しています。
賃上げはリソースに制約のある中小企業にとってとくに負担が大きい取り組みですが、市場の健全な発展のためには必要不可欠です。中長期的な視点で考えると、賃上げを避ける選択肢はありません。
そして現在の日本は、デフレ脱却の絶好の機会が訪れており、政府はこの機会を再現に活用するため、賃上げに関する補助金・助成金を拡充しています。
「中堅・中小企業の賃上げに向けた省⼒化等の⼤規模成⻑投資補助⾦(中堅・中小成長投資補助金)」は、賃上げを前提に、省力化を目的とした投資を支援する補助金です。
その補助上限額は、50億円(下限10億円)・経費の1/3以内となっており、大規模な投資を対象としています。
1次公募では、平均投資予定額は約54億円、平均賃上げ率の中央値は4.3%と、高い目標水準の事業が採択されています。
大規模投資によって抜本的な変革を望む企業は、ぜひ採択を目指しましょう。
起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「補助金ガイド」では、専門家に監修してもらいながら、創業手帳が実際に補助金申請を行った経験をもとに補助金・助成金のノウハウを解説しています。
また、日々更新される補助金・助成金の情報を、個人に最適化してメールでお知らせする「補助金AI」も運営しています。こちらもご活用ください。
ほかにも、資金調達のノウハウを集めた「資金調達手帳」も無料でお送りしています。ぜひご活用ください。
読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。カテゴリ | 公募 |
---|---|
関連タグ | 中堅・中小企業の賃上げに向けた省⼒化等の⼤規模成⻑投資補助⾦ 中堅・中小成長投資補助金 助成金 省力化 補助金 賃上げ |
公募の創業手帳ニュース
関連するタグのニュース
農林水産省は「経営発展支援事業」について発表しました。 就農後の経営発展のために、都道府県が機械・施設等の導入を支援する場合、都道府県支援分の2倍を国が支援します。 補助対象事業費上限1,000万円(…
令和6年度税制改正大綱が12月14日の総務会で了承されました。 大綱では「賃金上昇は、コストでなく、投資である成長の原動力」と位置づけ、賃上げ促進や、国内投資促進を重点的に措置しています。 賃上げ促進…
公益財団法人東京都中小企業振興公社は、「製品改良/規格適合・認証取得支援事業」について発表しました。 国内外の新たな販路開拓を目指す都内中小企業者等の、国内外の市場ニーズに適合させるために行う自社で開…
農林水産省は、令和5年度「甘味資源作物産地生産体制強化緊急対策事業のうちさとうきび生産性向上緊急支援事業」の2次公募について発表しました。 沖縄県、鹿児島県南西諸島の基幹作物であるさとうきびについては…
「酒類業振興支援事業費補助金」第3期公募のご案内です。 酒類事業者による、日本産酒類のブランディング、インバウンドによる海外需要の開拓などの海外展開に向けた取り組み及び国内外の新市場開拓などの意欲的な…
大久保の視点
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…