注目のスタートアップ

伝統工芸品や地域のロケーション・体験を発掘し独自のストーリーテリングにより世界に届ける「物語運輸」が資金調達

company

2024年6月21日、物語運輸株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。

物語運輸は、伝統工芸品や、地域の魅力あるローケーション・体験を発掘し、独自のストーリーテリングを通じて世界に届けています。

サービスとしては、Made in Japanの魅力を世界に届けるECサイト「ナラティブ・プラットフォーム」、うつわのいろはを学べる資格「うつわソムリエ」、インバウンド旅行者向け伝統文化体験サイト「ジャパンカルチャースタジオ」を展開しています。


地域は少子高齢化や人口流出による活力の低下といった深刻な課題を抱えています。

2024年4月に、民間の有識者グループである人口戦略会議は、全体の4割にあたる744の自治体が「消滅可能性都市」であると発表しています。

こうした地方の衰退を食い止めるため、地域活性化や地方創生に取り組むことが重要です。

地域活性化において重要な要素が地域資源です。

地域資源とは、地域内に存在する、有形・無形の多種多様な資源のことです。

なかでも伝統工芸品は、陶磁器・染色・漆器・木竹工品・和紙・文具・人形・扇子・傘など幅広く、また伝統的な製法や文化を伝えるという重要な役割を担っていることから、重要な地域資源であると広く認識されています。

しかし、伝統工芸品の生産額は1984年をピークに縮小傾向にあり、また職人の高齢化、担い手の減少、原材料不足などによって持続性に課題を抱えています。

近年は地域活性化やインバウンド需要などによってその価値が見直されており、こうした状況を踏まえ、産業として持続的に発展させていけるような体制構築が進められています。

このような状況下で、物語運輸は、地域の魅力あるモノ・コト・場所を発掘し、独自のストーリーテリングによって世界に届ける事業を展開しています。

事業のさらなる成長には戦略的な資金調達が重要です。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど詳しく解説しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ EC うつわソムリエ ジャパンカルチャースタジオ ストーリー ナラティブ ナラティブ・プラットフォーム ナラプラ 伝統 伝統工芸 伝統工芸品 作品 作家 文化 株式会社 焼き物 物語 物語運輸 資金調達 陶磁器
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
一人会社と個人事業主の違いとは。一人でも法人にするメリット・デメリット
クラウド会計ソフト「freee(フリー)会計」を実際に使ってみた
持続化給付金の申請開始!最大200万円給付で事業を下支えー概要やポイントは?
合同会社とは?メリット・デメリット、株式会社との違いをわかりやすく解説
事業計画書の書き方とは?18ステップごとにわかりやすく解説!
有限会社とは?なぜもう設立できないのか?

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

AI店舗支援SaaS「口コミコム」運営の「mov」が7億円調達
2022年5月25日、株式会社movは、総額約7億円の資金調達を実施したことを発表しました。 movは、AI店舗支援SaaS「口コミコム」、店舗のマーケティングノウハウを提供するデータ・ニュースサイト…
小規模分散型水循環システムを開発する「WOTA」 「渡辺パイプ」による出資が決定
2022年7月27日、WOTA株式会社は、渡辺パイプ株式会社から出資を受けることが決定したことを発表しました。 WOTAは、持ち運べる水再生プラント「WOTA BOX」・水循環型手洗いスタンド「WOS…
「ユームテクノロジージャパン」が産業用ロボットのオンデマンド特別教育サービスを3月から提供開始
2022年2月21日、ユームテクノロジージャパン株式会社は、2022年3月から、産業用ロボットの特別教育サービスをオンデマンドで提供を開始することを発表しました。 ユームテクノロジージャパンは、オンラ…
心疾患による突然死を防ぐ超聴診器を開発する「AMI」が4.9億円調達
2020年4月10日、AMI株式会社は、総額4億9,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 疾患に繋がる心雑音のみを自動的に検出することを可能とした聴診器「超聴診器(心疾患診断アシスト機能…
AIを活用したトラベル・サービス運営の「atta」が3億円調達
2020年1月8日、株式会社attaは、総額約3億円の資金調達を実施したことを発表しました。 ビッグデータとAIを使った旅行アプリ「atta(あった)」を運営しています。 218カ国のホテル・旅館・民…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集