注目のスタートアップ

外国人材紹介事業や外国人向け住宅紹介事業などを展開する「ASEAN HOUSE」がデットファイナンスにより4,750万円調達

company

2024年5月27日、株式会社ASEAN HOUSEは、デットファイナンスにより総額4,750万円の資金調達を実施したことを発表しました。

ASEAN HOUSEは、外国人材紹介事業、外国人材向け住宅関連事業、外国人材向けメディア事業、インドネシア日本語学校事業などを展開しています。

外国人材紹介事業では、介護・外食業界を中心に、特定技能ビザでの東南アジア人材の紹介や、通訳、銀行口座の開設サポート、定期面談といった入社後サポートを行っています。

外国人材向け住宅関連事業では、日本で働くベトナム・インドネシア・ミャンマー人向けに外国人入居可能な賃貸物件を紹介しています。

今回の資金調達は、運転資金の確保を目的としています。


厚生労働省の発表によると、2023年10月末時点の国内における外国人労働者数は204万8,675人で、前年比22万5,950人増加しました。またこの数は、外国人雇用状況の届出制度が義務化された2007年以降で過去最高を記録しています。

さらに外国人を雇用する事業所数についても、31万8,775所で前年比1万9,985所増加しています。

国籍別に多い順は、ベトナム、中国、フィリピンという結果になっています。

日本は少子高齢化が深刻な社会課題となっており、さまざまな業界で人手不足が大きな経営課題として対策が進められています。

外国人材の活用は、国内人材の絶対数が減少する状況において重要な取り組みであり、今後もさらに活用が進められていくと予測されています。

しかし外国人材の活用においては、手続き、受け入れ体勢の整備、入社後のフォローアップなどにおいて課題を抱えている企業が少なくありません。

とくに初めて外国人材採用に取り組む企業は、ノウハウのない状態から始まることから、外部の事業者などによる支援が求められます。

人材の採用は、企業の成長に直結する重要な業務です。しかし創業期は人材採用のノウハウがなく、さらに大きな投資となることが想定されることから、しっかりと準備をすることが重要です。「冊子版創業手帳」では、創業期における人材採用のノウハウを詳しく解説しています。

また、こちらも無料でお送りしている「資金調達手帳」では、資金調達に関する情報も提供しています。企業の成長にとっては人材も資金もどちらも重要です。最適な施策を打つには、しっかりと情報を入手することが重要です。

カテゴリ 有望企業
関連タグ ASEAN HOUSE BtoB 人材 人材紹介 住宅 外国人 外国人人材 外国人材 株式会社 特定技能人材 紹介 資金調達
関連記事はこちら

株式会社ASEAN HOUSE 佐々翔太郎|効率的な外国人材紹介マッチングで注目の企業

資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
【2025年最新】起業・開業の強い味方!補助金・助成金おすすめ15選
一人会社と個人事業主の違いとは。一人でも法人にするメリット・デメリット
キャッシュフロー計算書のサムネイル
キャッシュフローとは?計算書(C/F)の見方や作り方などをわかりやすく解説!
法人の印鑑証明書の取り方 | 手数料は?どこで?郵送は可能?
クラウド会計ソフト「freee(フリー)会計」を実際に使ってみた
起業の仕方サムネイル
起業の6ステップ。素人でも失敗しない起業の仕方を大解剖。起業の専門家が体験とデータで解説。

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

難治・希少疾患に注力した研究開発型の創薬ベンチャー「ジェクスヴァル」が3億円調達 「アルフレッサ ホールディングス」と業務提携
2025年1月16日、株式会社ジェクスヴァルは、3億円の資金調達を実施したことを発表しました。 アルフレッサ ホールディングス株式会社との間で、資本および業務の提携に関する基本合意書を締結しています。…
在宅診療所を中心に医療支援事業を展開する「株式会社地域医療パートナーズ」が資金調達
2025年7月18日、株式会社地域医療パートナーズは、資金調達を発表しました。 引受先は、東北ヘルスケアサポート第1号ファンドです。 地域医療パートナーズは、在宅診療所を中心とした医療機関の経営支援、…
外国人材のライフイベント支援サービスを展開する「Linc」が2億円調達
2025年10月14日、株式会社Lincは、総額2億円の資金調達を発表しました。 今回の資金調達により、シリーズBの累計調達額は5億円となります。 Lincは、外国人材に特化したAI採用管理プラットフ…
臨床ナレッジAIを開発・提供する「Cubec」が1500万円調達
2025年8月28日、株式会社Cubecは、1500万円の資金調達を発表しました。 今回の資金調達により、シリーズ累計調達額は9500万円、助成金などを含めた累計調達額2.45億円となりました。 Cu…
大阪大学発スタートアップ「MaiND Lab」が30枚の写真を選ぶことで魅力的な顔をAIが作る「FaiCE」をリリース
2022年3月25日、株式会社MaiND Labは、「FaiCE(フェイス)」(β版)をリリースしたことを発表しました。 MaiND Labは、大阪大学医学研究科の内藤智之博士の研究成果をもとに起業し…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集