注目のスタートアップ

ハウスクリーニングや修理・手入れのプロとユーザーをつなぐプラットフォーム運営の「ユアマイスター」が23億円調達

company

2022年1月6日、ユアマイスター株式会社は、総額約23億円の資金調達を実施したことを発表しました。

ハウスクリーニングや修理・手入れのプロフェッショナルとユーザーをマッチングするECプラットフォーム「ユアマイスター」や、自分で手入れをしたい人向けの情報を紹介するWebメディア「ユアマイスター スタイル」、ビルメンテナンス企業向けの業務支援SaaS「ユアマイスター ビルメンクラウド」を提供しています。

「ユアマイスター」では、プロ・職人とユーザーをマッチングするだけでなく、プロ・職人向けに店舗運営を支援するためのSaaSを提供しています。

今回の資金は、プロダクト開発体制・サポート体制の強化や、マーケティングの強化などに充当されます。

スマートフォンの普及によりインターネットを利用する人も増加しました。

それに伴ってECも普及し、インターネットでものを買うという消費行動も一般化しました。

ECの普及の次は、個人間の取引を仲介するフリマアプリが登場しました。

モノを捨てたい・売りたい人と、安価にモノを手に入れたい人をマッチングするフリマアプリは広く普及し、モノは捨てるのではなくまた使ってくれる人に売るという、循環型社会の意識を消費者に根づかせました。

またCtoC-ECでは、自分で作った(ハンドメイドの)モノを売るということも行われるようになり、専用のサービスも登場しました。

モノだけでなく個人の能力・スキルを売るECも登場し、フリーランスとして働く人にとって欠かせないプラットフォームへと成長しています。

ユアマイスターは、購買行動の捨てるから売るへのEC化の次に、モノを使う・使い続けるということがEC化すると考え、ハウスクリーニングや修理・手入れのプロフェッショナルのためのプラットフォームを提供しています。

個人だけでなく、ビジネスにおいても個人のスキルを単発的に利用したい場面があるでしょう。「冊子版創業手帳」では、アウトソーシングの導入ノウハウや活用法について解説しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ EC クリーニング スキル・シェア プラットフォーム プロフェッショナル マッチング ユアマイスター 修理 株式会社 職人 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
法人の印鑑証明書の取り方 | 手数料は?どこで?郵送は可能?
【2025年最新】クラウドファンディングのやり方とは?仕組み・種類・始め方の手順ガイド
起業の仕方サムネイル
起業の6ステップ。素人でも失敗しない起業の仕方を大解剖。起業の専門家が体験とデータで解説。
【2025年最新】東京都の創業・起業者支援「創業助成金(創業助成事業)」について解説
企業組合とは?設立方法とメリット・デメリットを紹介
法人成りとは?個人事業主が「法人化」をするメリット・デメリットや手続きなどを解説!

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

主に知的障害のある作家が手がけるアートデータのライセンスを管理しビジネスにつなげる「ヘラルボニー」が資金調達
2023年12月4日、株式会社ヘラルボニーは、資金調達を実施したことを発表しました。 ヘラルボニーは、国内外の主に知的障害のある作家の描く2,000点以上のアートデータのライセンスを管理し、さまざまな…
ノーコードのデータ分析ツール「Morph」などを提供する「Queue」が資金調達
2024年12月16日、株式会社Queueは、資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、米国のBasisTechです。 今回の資金調達により、累計調達額は1.7億円となりました。 Queueは…
ヘリコプター遊覧・タクシーサービス「ARIAir」を展開する「アリラ」が資金調達
株式会社アリラは、2023年4月28日付けで資金調達を実施し、当初の1000万円から3600万円に増資したことを発表しました。 アリラは、ヘリコプターの遊覧・タクシーサービス「ARIAir(アリエア)…
暗号資産とモノの取引市場の実現を目指す「日本暗号資産市場」が資金調達
2020年2月13日、日本暗号資産市場株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 暗号資産とモノの取引市場の実現を目指しています。 2020年2月に法人としての古物商許可が下り、古物商としての…
建築コンサルティング会社の「ナック」がメタバースを活用した住宅展示場を開発する「ARKLET」に出資
2022年9月7日、株式会社ナックは、株式会社ARKLETに対し、第三者割当増資を引き受け、出資したことを発表しました。 ARKLETは、仮想空間内の住宅内覧システム「Vuildee」を開発しています…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集