注目のスタートアップ

ホテル客室清掃管理SaaS「Jtas」を手がける「Edeyans」が4.3億円調達

company

2024年1月12日、株式会社Edeyansは、総額4億3,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。

Edeyansは、ホテル客室清掃管理SaaS「Jtas(ジェイタス)」や、「Jtas」を活用したホテル向けデジタル清掃サービスを展開しています。

「Jtas」は、ホテルが利用しているPMSとのデータ連携、清掃オペレーションに関するデータ取得、清掃効率・清掃品質を改善するためのデータ活用を実現する機能を搭載したSaaSです。これら機能によって客室清掃業務の最初から最後までをデジタル化し、業務効率化を図ります。さらに蓄積されたデータを通じ、生産性や品質の改善、スタッフの業務評価をサポートします。

ホテル向けデジタル清掃サービス事業では、「Jtas」を活用してデジタル清掃オペレーションを構築し、高品質な清掃サービスを提供しています。

今回の資金は、プロダクト・サービス開発、事業拡大などに充当します。


日本の観光業はインバウンド需要の獲得などが進み、成長市場として期待されています。

2019年には訪日観光客数が過去最多の3,188万人を記録しており、コロナ禍を経て経済が回復に向かう現在、さらなる成長が期待されています。

こうした中で、ホテルなどの宿泊施設は観光のハブとなる存在として重要であり、インバウンドへの対応が重要な要素となっています。

一方、宿泊業の課題としては、労働生産性の低さが指摘されています。また、その生産性の低さは長時間の労働時間によって補っており、その労働環境が人手不足の一因ともなっています。

宿泊施設では、宿泊客の受付、食事の提供、客室清掃などが主な業務としてあげられます。

この中でも、客室清掃は効率化の余地が多く残されており、デジタル化やオペレーションの改善によって高い効果をあげることができます。

さまざまな業界でデジタル化などにより業務効率化が進んでいます。創業期はコストの問題から多くのシステムを導入できないかもしれませんが、負担の大きな部分をデジタル化することで相当の負担を軽減することが可能です。「冊子版創業手帳」では、創業期の社内システムの整備ノウハウを詳しく解説しています。

また、抜本的なシステム導入には資金調達も重要です。「資金調達手帳」では、資金調達に関するノウハウについて詳しく開設しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ BtoB Edeyans Jtas PMS SaaS ジェイタス データ活用 デジタル デジタル化 ホテル 客室 宿泊施設 改善 株式会社 業務効率化 清掃 清掃業務 生産性 管理 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
有限会社とは?なぜもう設立できないのか?
法人成りとは?個人事業主が法人化するメリット・デメリットや手続きを徹底解説!
企業組合とは?設立方法とメリット・デメリットを紹介
【起業準備】会社設立前に絶対にやるべき10のアクションリスト
小規模企業共済サムネイル
小規模企業共済とは?危ない?潰れる?加入手続きから解約方法、メリット・デメリットまで徹底解説!
法人の印鑑証明書の取り方 | 手数料は?どこで?郵送は可能?

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

ジョブ型制度向け人事システム「JOB BASE」開発の「Ex-Work」が資金調達
2021年4月19日、株式会社Ex-Workは、資金調達を実施したことを発表しました。 また、「JOB BASE(ジョブベース)」の事前登録を開始したことも併せて発表しました。 「JOB BASE」は…
腕時計のサブスク「KARITOKE」展開の「ななし」が2億円調達
2019年12月25日、ななし株式会社は、総額約2億円の資金調達を実施したことを発表しました。 また、新生銀行グループの総合リース会社である昭和リース株式会社と、腕時計の商品調達等に関する事業マネジメ…
「オルトプラス」と「NHNテコラス」が共同でゲーム運営支援サービス「ゲーム運営コスト最適化サービス」をリリース
2021年9月8日、株式会社オルトプラスは、NHNテコラス株式会社と共同で、「ゲーム運営コスト最適化サービス」を2021年9月から提供することを発表しました。 オルトプラスは、『ヒプノシスマイク』など…
設備点検用ドローンブランド「Rangleシリーズ」を展開する「DRONE SPORTS」が1億円調達
2025年1月20日、DRONE SPORTS株式会社は、1億円の資金調達を実施したことを発表しました。 DRONE SPORTSは、設備点検用ドローン「Rangleシリーズ」を企画・開発・製造してい…
初期スタートアップ向けミニマム人事立ち上げサービス「ツクチム」を提供する「株式会社C」が資金調達
2024年10月2日、株式会社Cは、資金調達を実施したことを発表しました。 また、「ツクチム」を正式リリースしたことも発表しました。 「ツクチム」は、初期スタートアップ向けミニマム人事立ち上げサービス…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集