注目のスタートアップ

ECプラットフォーム「ecforce」を提供する「SUPER STUDIO」が14億円調達 オフライン市場進出に向けて始動

company

2023年10月17日、株式会社SUPER STUDIOは、総額約14億円の資金調達を実施したことを発表しました。

SUPER STUDIOは、ECプラットフォーム「ecforce(イーシーフォース)」や、マーケティングからサプライチェーン構築までEC運営のすべてを支援するコンサルティングサービス「ecforce consulting」、サプライチェーンに特化した支援サービス「ecforce supplychain」などを展開しています。

「ecforce」は、マーケティングからサプライチェーンまでコト・モノに関わるすべての人びとの顧客体験を最大化するECプラットフォームです。

データドリブンなEC運用を実現し、業務効率化や、運営の最適化、消費者の利便性向上につながる機能を提供しています。

今まではEC・オンラインを基軸としたプロダクト開発・提供を行ってきましたが、今後はオフライン市場を視野に入れ、統合コマースプラットフォーム「ecforce」として、あらゆるビジネスの価値最大化に向けたプロダクト開発・提供を進めていきます。

その足がかりとして、2023年10月17日から、店舗運営やオンラインサービスなどを提供する事業者に向け、次世代型店舗予約・顧客管理システム「ecforce check」の提供を開始します。


経済産業省「令和4年度デジタル取引環境整備事業(電子商取引に関する市場調査)」によると、2022年のBtoC-EC(消費者向け電子商取引)市場規模は、22.7兆円(前年20.7兆円、前々年19.3兆円、前年比9.91%増)へと拡大しています。

2013年の市場規模は約11.2兆円だったため、およそ10年で倍増したことになります。

そして、すべての商取引金額(商取引市場規模)に対する、電子商取引市場規模の割合であるEC化率についても、BtoC-ECで9.13%(前年比0.35ポイント増)と順調に成長しています。

さらにこのEC化率は、世界のEC化率と比べると低い水準にあることから、まだまだ成長の余地があると考えられています。

こうしたEC市場の成長により、EC参入を図る事業者が増加しています。

一方、EC事業は複雑な業務やデジタルマーケティングなどが必要となることから、適切に成長させられないという課題を抱える事業者が多いことが課題のひとつです。

SUPER STUDIOは、こうしたEC事業者に向け、ECプラットフォーム「ecforce」を提供し、EC事業を支援しています。

ECはコロナ禍において販路開拓や販路拡大のための重要なチャネルとなりました。一方でECにはEC独自の集客ノウハウが存在します。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」では、ネット通販のはじめ方や、ネットでの集客ノウハウについて詳しく解説しています。

また、新たな事業に参入するには資金調達も必要となるでしょう。「資金調達手帳」では、資金調達に関するノウハウを詳しく解説しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ BtoB D2C EC ecforce ecforce check ecforce teams ECプラットフォーム SUPER STUDIO イーシーフォース オフライン オンラインショップ コンサルティング データ ネットショップ ビジネス マーケティング 一元管理 予約管理 事業 株式会社 資金調達 顧客管理
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

カスタマーサポート特化型AI「KARAKURI」シリーズを展開する「カラクリ」が10億円調達
2023年2月8日、カラクリ株式会社は、総額約18億1,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 カラクリは、AIチャットボット「KARAKURI chatbot」や、チャットボットの内容を…
宿泊施設向けオールインワンサービスを提供する「Check Inn」が1億円調達
2023年9月1日、Check Inn株式会社は、総額1億円の資金調達を実施したことを発表しました。 Check Innは、宿泊業界に特化したオールインワンツール「Check Inn」を提供しています…
決済ムーブメント「Jamm」が1.55億円調達
2023年9月1日、株式会社Jammは、総額約1億5,500万円の資金調達を実施したことを発表しました。 Jammは、新たな決済社会の実現を目指すムーブメントを展開しています。 クレジットカードに代わ…
ライバー(配信者)プロダクション事業の「PRIME」が資金調達
2021年12月8日、株式会社PRIMEは、資金調達を実施したことを発表しました。 ライバーマネジメント事業を展開しています。 ライブプラットフォームから得られるデータを解析し、その結果をもとにライバ…
“難消化性でんぷん(レジスタント・スターチ)”開発の「スマートスターチ」が資金調達
2019年7月19日、スマートスターチ株式会社は、事業を開始したこと発表しました。 また、事業開始にともなう運転資金の確保を目的とした資金調達を実施したことを発表しました。 スマートスターチは、食べた…

大久保の視点

「ZOHOLICS Japan 2024」ゾーホージャパン社長コメント&創業手帳大久保登壇の模様
「Zoholics(ゾーホリクス)」は、「Zoho CRM」などのビジネスソフトウェアを提供するゾーホージャパン株式会社が毎年開催しているビジネスイベントで…
(2024/9/20)
スタートアップワールドカップ九州大会:優勝は医薬品開発のStapleBio!熊本で開催
世界最大級のビジネスコンテスト「スタートアップワールドカップ」の九州予選である「KYUSYU REGIONAL 2024」が、2024年8月27日(火)に開…
(2024/8/27)
「スタートアップビジネスMBA講座」明治大学MBAの執筆陣と出身起業家が解説
創業手帳代表も執筆陣に参加。注目のスタートアップ本 起業家教育が近年注目を浴びています。しかし、スタートアップはまだ新しい領域であり、不確実性も高く、学問に…
(2024/7/29)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集
今すぐ
申し込む
【無料】