「LRT・BRT導入利用促進事業」2次公募

subsidy

一般社団法人地域循環共生社会連携協会は、令和5年度「二酸化炭素排出抑制対策事業費等補助金(地域の公共交通×脱炭素化移行促進事業)」における「交通システムの低炭素化と利用促進に向けた設備整備事業(LRT・BRT導入利用促進事業)」の2次公募について発表しました。

マイカー等から公共交通機関等の低炭素な交通手段への転換を促進するために必要な設備等の整備を行う事業者に対し補助金を交付します。

対象事業は、省CO2を目的に掲げた公共交通に関する計画に基づくLRT・BRT導入のために必要な設備・車両等を導入する事業です。

[必須事業]
幹線系統における輸送力または速達性の向上のためのLRTシステムまたはBRTシステムの整備に伴う車両の導入事業。
[選択事業]
幹線系統における輸送力または速達性の向上のためのLRTシステムまたはBRTシステムの整備と併せた情報通信技術を活用したシステムの整備事業。

公募期間

2023年10月2日(月)~2023年10月31日(火)17:00


LRT(Light Rail Transit)は、一般的な鉄道に比べて小型で軽量な車両を用い、簡便な軌道で運行される交通システムです。一般的には、次世代の路面電車システムとして認識されています。

日本で広く利用されている移動手段である自動車(クルマ)は、エネルギー効率や、環境への影響、安全性などにおいて課題を抱えています。さらにクルマの利用実態は、単独での移動が主であり、移動距離も主に10km未満であるため、現代社会において非常に効率の悪い移動手段となっています。

電車はエネルギー効率や輸送効率が高く、自動車から電車への移行は環境負荷の軽減に寄与すると広く認識されています。

LRTは、従来の路面電車とは異なり、高速運行を実現しているほか、低床車両(バリアフリー)を採用しており、騒音や振動が少ないという特徴があります。さらに、地下鉄と比較して建設コストが低く、JR線や地下鉄などとの相互運行も可能です。こうした背景から、欧米を中心に次世代の公共交通手段として普及しています。

日本でも、富山、函館、大阪、岡山、広島、熊本、鹿児島など、さまざまな地域でLRTが整備されています。

さらに、2023年8月に栃木県宇都宮市で宇都宮ライトレールが開業し、高い注目を集めています。宇都宮ライトレールは当初の予定よりも乗客数が伸びており、地域に根ざした公共交通としてどのような道を歩むのか、全国的に注目されています。

起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「補助金ガイド」では、専門家に監修してもらいながら、創業手帳が実際に補助金申請を行った経験をもとに補助金・助成金のノウハウを解説しています。

また、日々更新される補助金・助成金の情報を、個人に最適化してメールでお知らせする「補助金AI」も運営しています。こちらもご活用ください。

ほかにも、資金調達のノウハウを集めた「資金調達手帳」も無料でお送りしています。ぜひご活用ください。

カテゴリ 公募
関連タグ 二酸化炭素排出抑制対策事業費等補助金 交通 公共交通 助成金 脱炭素化 補助金
詳細はこちら

令和5年度 LRT・BRT導入利用促進事業 二次公募

補助金ガイド
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
企業組合とは?設立方法とメリット・デメリットを紹介
【記入例つき】事業計画書の書き方を初心者向けに解説|起業・融資対応テンプレートあり
【2025年版】会社設立のやること・流れ・費用をチェックリストで完全解説
起業するには何から始める?誰でもできる起業の仕方や手続き【5ステップで解説】
あなたの会社に合った補助金・助成金がすぐわかる!自動マッチングツールを導入しよう
【2025年最新】起業・開業の強い味方!補助金・助成金おすすめ15選

公募の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

「IT導入補助金2023」デジタル化基盤導入枠(複数社連携IT導入類型)・デジタル化基盤導入枠(商流一括インボイス対応類型)
「IT導入補助金2023」の「デジタル化基盤導入枠(複数社連携IT導入類型)」(3次締切分)、「デジタル化基盤導入枠(商流一括インボイス対応類型)」(3次締切分)の公募が受付中です。 デジタル化基盤導…
【12/26締切】農林水産省 令和7年度「農林水産物・食品輸出促進緊急対策事業のうち輸出環境整備緊急対策事業 (輸出水産食品取扱施設の認定加速化緊急支援事業)」1次公募
農林水産省「令和7年度農林水産物・食品輸出促進緊急対策事業のうち輸出環境整備緊急対策事業(輸出水産食品取扱施設の認定加速化緊急支援事業)」1次公募のご案内です。 輸出の阻害要因となっている輸出先国・地…
「働き方改革推進支援助成金」交付申請期限が12/28に延長
「働き方改革推進支援助成金」のご案内です。 生産性を高めながら労働時間の縮減等に取り組む中小企業・小規模事業者や、傘下企業を支援する事業主団体に対して助成するものであり、中小企業における労働時間の設定…
【農林水産省】令和6年度「麦・大豆利用拡大事業(令和6年度第1次補正予算)」
2024年12月18日、農林水産省は、令和6年度「麦・大豆利用拡大事業(令和6年度第1次補正予算)」の公募について発表しました。 麦(小麦、大麦、はだか麦)・大豆の利用拡大に向け、産地と実需のマッチン…
「『新しい日常』対応型サービス創出支援事業ハンズオン支援」 月2回の無料コンサルと最大750万円の助成金
2023年5月21日、公益財団法人東京都中小企業振興公社は、「「新しい日常」対応型サービス創出支援事業ハンズオン支援」の申請受付を5月22日(月)から開始することを発表しました。 「『新しい日常』対応…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集