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デジタル音声広告事業を展開する「オトナル」が「博報堂DYメディアパートナーズ」と資本業務提携

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2023年9月20日、株式会社オトナルは、株式会社博報堂DYメディアパートナーズと、資本業務提携契約を締結したことを発表しました。

オトナルは、デジタル音声広告ソリューション、ポッドキャスト広告ソリューション、ラジオ広告ソリューション、音声広告制作・音声CMクリエイティブ制作など、デジタル音声広告事業を展開しています。

デジタル音声広告セールス(デマンドサイド)と、音声広告枠の開発(サプライサイド)を両面で手がけています。

今回の提携により、博報堂DYグループが保有するクライアントネットワークやアセットをかけ合わせ、デジタル音声広告市場におけるリーディングエージェンシーとしての基盤構築と、強固なパートナーシップによるデジタル音声市場の発展を目指していきます。


ラジオなどの音声メディアは、動画やテキストとは異なり、通勤中・家事中・運転中などに「ながら聞き」ができるという大きな特徴を有しています。

ほかにも、一般ユーザーであってもコンテンツの配信が容易、他コンテンツよりも広告に対するユーザーの印象が良いといった特徴があります。

米国では、インターネットラジオの一種であるポッドキャスト(Podcast)が非常に人気を集めており、2021年のポッドキャスト広告市場は、前年比72%増の約1,269億円の規模に拡大しています。

日本ではコロナ禍によってテレワークが普及しましたが、この時期にはラジオの聴取時間が増えたというデータもあります。

こうした音声コンテンツへの注目の高まりにより、日本でも音声コンテンツに特化したサービスがいくつか登場しています。

オトナルは、日本のデジタル音声広告市場をさらに発展させるため、ラジオサービス「radiko」や「Spotify」への音声広告出稿サービスなどの広告ソリューションや、音声広告制作事業など、さまざまな事業を展開しています。

音声コンテンツは、ビジネスのPRの場としても有効かもしれません。「冊子版創業手帳」では、創業期におけるネットを活用したPRノウハウについて詳しく解説しています。

また、大規模なPR・マーケティングに取り組む場合は資金調達も必要となるでしょう。「資金調達手帳」では、資金調達に関するノウハウを詳しく解説しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
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