創業手帳が選ぶ起業経営ニュース
2023年9月13日ホットチェーン弁当自動販売機サービス「和田弁当」を展開する「Kamakura Foods Limited」とグループ企業「和田フードテック」が4億円調達

2023年9月13日、Kamakura Foods Limited(本社:香港・Cyberport)と同社グループ企業である和田フードテック株会社は、総額4億円の資金調達を実施したことを発表しました。
Kamakura Foods Limited・和田フードテックは、ホットチェーン弁当自動販売機サービス「和田弁当」を展開しています。
自社開発した温蔵式自動販売機を活用することで食品製造者と消費者を結びつけ、新たな食流通の環境を構築する取り組みを進めています。
今回の資金調達により、日本市場への参入、ホットチェーン弁当自動販売機プラットフォームの拡大、食品製造パートナーへのサービス提供の拡充を行い、日本でのさらなる技術改良を目指します。
弁当・惣菜など、スーパーマーケットや専門店から買ってきて自宅でそのまま食べられる形態の食事のことを中食(なかしょく)と呼びます。外食と内食の中間にある形態といえます。
国内の中食市場は、核家族化の進行や共働き世帯の増加を背景に増加傾向で推移しています。
とくに弁当は主食となるご飯のほかに、複数の副菜が入れられていることが多いことから、それひとつで1食をまかなうことが可能であり、さまざまなシーンで食されています。
Kamakura Foods Limitedは、香港において、温かいお弁当を販売する自動販売機サービス「和田弁当」を展開しています。
創業者のジェイソン・チェン氏は、日本での留学経験があり、自販機で弁当を販売するアイデアはこの経験が活きているそうです。
「和田弁当」の特徴的な部分は、冷蔵ではなく、セントラルキッチンで調理したものが温かいまま提供される点にあります。
調理してから自販機を介して消費者に届くまで、60度超を維持するホットチェーンを構築しており、この技術を飲食事業者やさまざまな企業に提供することを目指しています。
企業・事業の成長には戦略的な資金調達やシナジーのある企業などとの提携が重要です。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど詳しく解説しています。
読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。カテゴリ | 有望企業 |
---|---|
関連タグ | BtoB Kamakura Foods ホットチェーン 和田フードテック 和田弁当 弁当 自動販売機 自販機 資金調達 食品 香港 |
有望企業の創業手帳ニュース
関連するタグのニュース
2021年6月22日、株式会社キャリアエッセンスは、3,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 新卒学生の実務スキルを定量評価を可能とするワークサンプルテスト型アセスメントツール「Job-…
2019年8月27日、株式会社テックオーシャンは、総額5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 AI・ビッグデータによる理工系学生採用サービス「TECH OFFER」を運営しています。 …
2022年5月30日、neuet株式会社は、「佐銀ベンチャーキャピタル投資事業有限責任組合第四号」を引受先とした普通社積の発行による資金調達を実施したことを発表しました。 「佐銀ベンチャーキャピタル投…
2023年8月23日、株式会社グリーンメチルは、総額1億500万円の資金調達を実施したことを発表しました。 グリーンメチルは、自由診療クリニック向け業務支援SaaS「Medi Tec Hub(メディテ…
2023年5月8日、ペイトナー株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、株式会社識学です。 ペイトナーは、請求書の回収・電子化・振込を自動化する「ペイトナー 請求書」や、フリーラン…
大久保の視点
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…