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オルタナティブ投資プラットフォーム「LUCA」を展開する「LUCAジャパン」が1.8億円調達

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2023年9月6日、LUCAジャパン株式会社は、総額約1億8,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。

LUCAジャパンは、オンラインでのオルタナティブ投資管理を可能とするデジタルプラットフォームのβ版である「LUCA Beta」を2022年11月末にリリースしました。

「LUCA Beta」は、不動産・インフラ、プライベートクレジットファンドなどのオルタナティブファンド関連業務をワンストップで完結できるデジタルプラットフォームです。

富裕層個人の内特定投資家要件を満たす投資家や、ファミリーオフィス、富裕層投資家を顧客層とする信託銀行、証券会社、IFAを含むウェルスマネージャーを対象としています。

今回の資金は、プロダクトの完全内製化、アップグレードを図るための開発、組織体制の強化、協業パートナーへのサービス充実を図る人員拡大に充当する予定です。


オルタナティブ投資とは、株式や債券といった伝統的資産と呼ばれる資産以外への投資のことです。

オルタナティブ投資の対象として代表的なものは、不動産・ヘッジファンド・未上場株式・コモディティ・インフラ資産の5つです。

オルタナティブ投資の対象は、株式や債券といった伝統的資産の値動きとの相関が弱く、さまざまな投資先があることから、オルタナティブ投資をポートフォリオに含めることで投資のリスクを分散できます。

したがって、オルタナティブ投資は多くの機関投資家に利用されています。

一方、オルタナティブ投資は、大口の投資でないと投資できないものが多い、投資プロセスが複雑、情報が少なく不透明といった特徴を有しています。これらは個人投資家がオルタナティブ投資を扱うことを難しくする要素となっています。

LUCAは、より広範な投資家がオルタナティブ投資にアクセスできるよう、オルタナティブ投資プラットフォーム「LUCA」を開発しています。

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