分子の動きを捉える独自技術を核とした創薬プラットフォーム事業を展開する「モルミル」が3億円調達

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資金調達

2026年4月22日、モルミル株式会社は、総額3億円の資金調達を発表しました。

モルミルは、分子の動きを捉える独自の創薬基盤技術を保有しています。

筋萎縮性側索硬化症(ALS)をはじめとする難治性疾患に対する革新的治療法の創出を目指しています。

今回調達した資金は、以下の取り組みに活用します。

・ALSの原因因子であるTDP-43を標的とした凝集制御薬の研究開発
・分子動態解析プラットフォームの高度化および適用領域の拡大(アルツハイマー病等)
・アカデミア発シーズを活用した後天性フォン・ヴィレブランド症候群(AVWS)に対する抗体医薬および診断技術の開発
・製薬企業との共同研究およびアライアンスの推進
・研究開発および事業開発体制の強化


原子は極めて小さく、一般的な光学顕微鏡では原子や分子そのものの姿を観察することはできません。さらに、原子や分子は常に高速で運動しているため、その状態を正確に捉え続けることは一層困難です。

近年、筋萎縮性側索硬化症(ALS)や前頭側頭型認知症(FTD)などの神経疾患では、生物学的相分離の制御異常が関与していることが報告されています。生物学における相分離とは、核酸やタンパク質などの生体分子が濃い層と薄い層の二つの液体相に分かれる現象を指します。

この現象は、古典的な生化学やタンパク質科学を支えてきた「立体構造特異性」とは異なる原理が細胞機能を支えていることを示すものであり、生物学に大きな衝撃を与えています。こうした背景から、相分離現象を指標とした創薬は新たなブレイクスルーとして注目されていますが、相分離は既存技術では捉えにくく、新たな観察・解析技術が求められています。

モルミルは、この相分離現象を捉える最先端領域で研究を進めており、相分離に基づく創薬の確立を目指して取り組んでいます。

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