注目のスタートアップ

TikTokアカウント運用事業やクリエイターコミュニティ事業を展開する「OASIZ」が2億円調達

company

2023年7月25日、株式会社OASIZは、約2億円の資金調達を実施したことを発表しました。

引受先は、SBIインベストメント株式会社です。

OASIZは、TikTokアカウント運用事業や、TikTokコンサルティング事業、クリエイターコミュニティ事業、縦型動画広告制作事業、SNS広告運用事業を展開しています。

クリエイターがプラットフォームや広告主に依存せず、創造性や感性を武器に、独自の活動を展開していけるような世界を目指す「クリエイター3.0」構想の実現に取り組んでいます。


縦型ショート動画を軸とした動画SNSであるTikTokは世界的に人気を博しており、主に18歳~24歳という若い年齢層のユーザーが中心となって新たな文化をつくりだしています。

TikTokでは、アプリから動画を撮影し、編集・投稿まですべてを行うことができます。さらに、ユーザーは世界中の音楽をBGMなどとして利用することができ、TikTokの影響で流行する音楽なども多数出てきています。

TikTokでは基本的に15秒という短い動画が主流であり、空いた時間などに気軽に視聴できるという特徴があります。また縦型動画であるため、普段のスマートフォンの持ち方を変更する必要がないという点も特徴です。

TikTokなどのネット発のクリエイターは、自身の作品そのものが利益になるのではなく、プラットフォームからの広告収入や、その影響力を利用した企業からのPR案件、グッズ販売、アフィリエイト収入などによってマネタイズを行っています。

しかしながら、この状態はプラットフォームや広告主に依存するものであり、プラットフォームや広告主の判断による収益停止のリスクや、表現の幅が狭まってしまう可能性があることといった問題を抱えています。

また、OASIZはショート動画市場の盛り上がりはあと数年であると予測しており、今後は、世代やプラットフォームに依存せず、影響力よりも創造力にフォーカスした事業を推進していくとしています。

動画はテキストや静止画よりも圧倒的な情報量を誇ります。視聴した者に短時間で多くの情報を与えられるため、Webマーケティングにおいても積極的に利用されるようになりました。累計200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」では、ホームページの作成ノウハウや、ネット初心者のためのネットPR方法など詳しく解説しています。

また、大規模なマーケティングを実施するには資金調達も重要です。「資金調達手帳」では、資金調達に関するノウハウを詳しく解説しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ OASIZ SNS TikTok アカウント クリエイター クリエイティブ コミュニティ コンサルティング プラットフォーム 制作 動画 広告 株式会社 縦型動画 資金調達 運用
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
企業組合とは?設立方法とメリット・デメリットを紹介
合同会社の設立方法を徹底解説|費用・手続き・必要書類まで分かりやすく解説!
【2025年最新版】合同会社と株式会社の違いを徹底比較!メリット・デメリットや選び方をわかりやすく解説
一般社団法人設立サムネイル
一般社団法人の設立方法を徹底解説|手続きの流れ・必要書類・費用・メリットなど
クラウド会計ソフト「freee(フリー)会計」を実際に使ってみた
【記入例つき】事業計画書の書き方を初心者向けに解説|起業・融資対応テンプレートあり

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

有機半導体レーザーの実用化に取り組む「KOALA Tech」が5.7億円調達
2024年11月18日、株式会社KOALA Techは、総額5億7000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 KOALA Techは、スマートフォンディスプレイ用の有機EL(OLED)技術を基…
専門医による遠隔集中治療ソリューション提供の「T-ICU」が1.53億円調達
2021年1月5日、株式会社T-ICUは、総額1億5,300万円の資金調達を実施したことを発表しました。 遠隔ICU(集中治療室)システムを提供しています。具体的には以下のサービスを提供しています。 …
Zoomの録画を自動で書き起こしてSalesforceに自動入力する「アンプトーク」がリリース
2021年9月6日、amptalk株式会社は、「アンプトーク」を2021年9月1日から販売開始したことを発表しました。 「アンプトーク」は、Zoom商談の録画を自動で書き起こし、Salesforceに…
組込みに特化したディープラーニング・フレームワーク「KIABER」など提供の「ディープインサイト」が資金調達
2020年7月29日、ディープインサイト株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 エッジ端末側AI処理技術を活用したソリューション事業を展開しています。 具体的には、 ・画像認識のエッジAI…
総合エンタメプラットフォームを展開する「カラフルキャスティング」が4.5億円調達
2025年10月9日、カラフルキャスティング株式会社は、総額約4億5000万円の資金調達を発表しました。 カラフルキャスティングは、さまざまなクリエイターや表現者と企業などをマッチングする総合エンタメ…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集