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遊びの予約サイト「アソビュー!」や観光・レジャー・文化施設向けDXソリューション「ウラカタシリーズ」を手がける「アソビュー」が15億円調達

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2023年7月12日、アソビュー株式会社は、総額約15億円の資金調達を実施したことを発表しました。

アソビューは、遊びの予約サイト「アソビュー!」や、体験ギフト販売サイト「アソビュー!ギフト」、レジャー・観光・文化施設向けDXソリューション「ウラカタチケット」、購買データ分析BIツール「ウラカタ分析」、アクティビティ・体験教室向け予約管理システム「ウラカタ予約」、自治体・観光協会・DMO向け観光商品販売管理システム「AREA GATE」、旅行観光業B2B販売プラットフォーム「asoview!Agent」などを展開しています。

「アソビュー!」は、全国各地のアウトドアスポーツや、ものづくり体験、遊園地・水族館、日帰り温泉といったレジャーを7,000施設以上紹介する予約サイトです。

今回の資金は、拡大するインバウンド需要への対応やさらなる顧客利便性の向上を目的とした、既存サービスの強化や新規開発に充当します。


観光・レジャー業界は、インバウンド需要の増加や、消費者の体験消費への価値観の転換などによって堅調に成長していました。

しかしコロナ禍によってインバウンド需要の大半を失ってしまったほか、外出自粛などによって国内需要もかなり減少してしまいました。

こうしたなか、観光・レジャー・アウトドア事業者では、感染症対策を行いながら、なるべく快適な体験を提供できるような体制を構築することが重要となりました。

たとえば、これまで窓口でのチケット販売、入り口でのチケットもぎりを必要としていた施設などでは、チケットの電子化などが進められました。また、こうした電子化に伴いネット予約を導入する事業者も増加しています。

一方、観光・レジャー・アウトドア事業者は小規模事業者も多いことから、デジタル化を推進できるリソースが不足しており、充分な取り組みを実施できないという課題もあります。そのため、安価かつ手軽に導入できるクラウドサービスや、それと一体的に利用できる予約ポータルサイトなどのニーズが高まったのです。

ビジネスの大きな成長のためには戦略的な資金調達や、シナジーの見込める企業との提携が必要です。起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるための方法など、資金調達のノウハウについて詳しく解説しています。

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カテゴリ 有望企業
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