「AI・IoT等を活用した更なる輸送効率化推進事業費補助金」

subsidy

株式会社NX総合研究所は「AI・IoT等を活用した更なる輸送効率化推進事業(新技術を用いたサプライチェーン全体の輸送効率化推進事業)」を実施しています。

令和5年度「AI・IoT等を活用した更なる輸送効率化推進事業(新技術を用いたサプライチェーン全体の輸送効率化推進事業)」のうち、サプライチェーン上の複数事業者の連携を要件に、実施計画に基づく物流システムの標準化やデータの共通化、AI・IoT等の新技術の導入等に係る費用の一部を支援し、これにより実施計画に定めたサプライチェーン全体の物流効率化・省エネ化の達成を実証することを目的としています。

申請要件

・共通システムとサプライチェーン輸送効率化機器の導入により、事業実施前と比較して、エネルギー消費削減率が1%以上見込まれること
・サプライチェーン全体での連携計画を策定する取り組みであること(発荷主・輸送事業者・着荷主を含む3者以上の連携)
・サプライチェーン輸送効率化機器については、共通システムとの連携やデータを利活用するものとし、エネルギー使用量の削減やエネルギー使用原単位の改善に加えて、自動化・省人化による生産性向上効果が大きいこと
・令和5年度中に一定の事業成果及びエネルギー消費量削減を実現できる単年度計画であること
・活用する技術における革新性が高いこと
・他事業への普及・展開が可能であるこ
・エネルギー使用量の実績報告として、①補助事業実施前、②サプライチェーン輸送効率化機器の導入後・共通システム導入前、③共通システム導入後の3段階に分けて計測すること
・サプライチェーン輸送効率化機器について、AI・IoT等を活用した新技術であり、共通システムと連携して活用されること
・エネルギーの削減量及び削減率について、補助事業申請時に算出過程や根拠と含めて計画値を示すとともに、事業完了後に実績を報告すること
・原則として連携事業に参画する全ての事業者が、物流情報標準ガイドライン(内閣府 戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)第2期スマート物流サービス 物流情報標準化検討委員会)を活用している、もしくは将来的に活用していく意思があること

公募期間:2023年6月9日(金)~2023年7月7日(金)


物流はさまざまな産業を支える重要な業界のひとつです。

しかし物流業界は、配送効率の低下やドライバー不足、小口配送の増加などさまざまな課題を抱えています。とくにコロナ禍では世界中でサプライチェーンの寸断が見られ、大きな混乱が生まれました。

さらに物流業界は、「2024年問題」という大きな課題に直面しています。これは働き方改革関連法により、2024年度からドライバー1人あたりの時間外労働が年960時間に制限されることから生じる諸問題のことです。

たとえば、時間外労働の制限により、1人のドライバーが担っていた長距離輸送の見直しが必要になります。300km以上の輸送については、鉄道・航空・船などへの転換や、中継地点を活用した中距離輸送の導入が必要です。

物流業界は中小企業がほとんどを占めていることから、自前で複数の中継地点を整備するのは資金面で厳しいと考えられます。そのため複数の物流企業で連携しあい、拠点を共有したり、荷物を共同で運んだりといった取り組みが重要となってきます。

そのため物流業界では、AIやIoTなどの新たなテクノロジーを活用し、サプライチェーン全体として輸送効率を向上させることが重要となっています。

起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「補助金ガイド」では、専門家に監修してもらいながら、創業手帳が実際に補助金申請を行った経験をもとに補助金・助成金のノウハウを解説しています。また、日々更新される補助金・助成金の情報を、それぞれ最適化してメールでお知らせをする「補助金AI」をリリースしました。こちらもご活用ください。

また、大規模な設備投資の際には、補助金だけでなく資金調達も必要となるでしょう。「資金調達手帳」では、資金調達に関するノウハウを提供しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 公募
関連タグ AI AI・IoT等を活用した更なる輸送効率化推進事業 IoT サプライチェーン 助成金 新技術を用いたサプライチェーン全体の輸送効率化推進事業 株式会社 物流 補助金 輸送
詳細はこちら

AI・IoT等を活用した更なる輸送効率化推進事業費補助金

補助金ガイド
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
【起業準備】会社設立前に絶対にやるべき10のアクションリスト
普通の人が起業するには。起業の成功に大切な5ステップを創業手帳の大久保が解説!
あなたの会社に合った補助金・助成金がすぐわかる!自動マッチングツールを導入しよう
キャッシュフロー計算書のサムネイル
キャッシュフローとは?計算書(C/F)の見方や作り方などをわかりやすく解説!
法人の印鑑証明書の取り方 | 手数料は?どこで?郵送は可能?
企業組合とは?設立方法とメリット・デメリットを紹介

公募の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

生産性向上ツール・お役立ち15秒動画SNSの「soeasy」が1.1億円調達!
平成30年8月2日、株式会社soeasyは、総額1億1,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 お役立ち15秒動画SNS「soeasy(ソーイージー)」や、AIと動画を活用してノウハウを共…
中小企業生産性革命推進事業「事業承継・引継ぎ補助金」9次公募
2024年3月18日、中小企業庁は、中小企業生産性革命推進事業「事業承継・引継ぎ補助金」(9次公募)の公募要領を公表したことを発表しました。 事業承継・引継ぎ補助金は、事業再編、事業統合を含む事業承継…
「canonica」が「NOVIC」と提携しブライダル事業者向けに「Web招待状システム」を提供開始
2021年5月19日、株式会社canonicaは、株式会社NOVICと提携し、「Web招待状システム」をブライダル事業者向けに提供・運用サポートを開始したことを発表しました。 「Web招待状システム」…
BtoC企業のグロースを⽀援するEngagement Data Platform(EDP)「aimstar」を提供する「スプリームシステム」が5.1億円調達
2023年6月23日、スプリームシステム株式会社は、総額5億1,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 スプリームシステムは、BtoC企業のグロースを⽀援するEngagement Data…
医療支援クラウドサービス「LOOKREC」を提供する「エムネス」が「QRインベストメント」から資金調達
2023年11月21日、株式会社エムネスは、資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、株式会社北國フィナンシャルホールディングスグループの株式会社QRインベストメントです。 エムネスは、医療支…

大久保の視点

日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
「JX Live! 2024」JX Awards大賞はNYでイチゴが大ヒットの古賀大貴さん(Oishii Farm 代表)
2024年10月9日、虎ノ門ヒルズフォーラムにて、「JX Live! 2024」が新経済連盟主催で行われました。 「JX Live!」は、「JX(Japan…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集