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「スパークル」が自動車業界向けIoTサービスを展開する「トライポッドワークス」に出資

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2023年6月8日、スパークル株式会社は、トライポッドワークス株式会社に出資を行ったことを発表しました。

トライポッドワークスは、自動車業界向けIoTソリューション製品や、オフィスソリューション製品、イメージ(映像)ソリューション製品を開発・提供しています。

自動車業界向けIoTソリューションとしては、クラウド管理型アルコールチェッカー「ALCクラウド」、車載IoTプラットフォーム「BLUE-Connect」、タイヤ空気圧監視センサー「BLUE-Sensor」、複数車両の状態監視・分析サービス「BC-Cloud」を提供しています。

「BLUE-Connect」は、大手自動車関連企業数社をパートナーとして事業化を進め、今後運送業者をはじめとした多数の自動車関連企業への導入を目指しています。

スパークルは、ファンド事業・インキュベーション事業・経営ソリューション事業を展開しています。


運送など業務で自動車を運用する企業では、車両管理業務という業務が必要となります。

車両管理業務では、車両情報・整備・使用状況・保険の管理・アルコールチェックなどさまざまな業務を行います。

もし社用車(商用車)がメンテナンス不足などで事故を起こしてしまうと、従業員や取引先などに多大な損害を与えてしまう可能性があります。ほかにも運転する従業員が法律違反を起こした場合、損害が発生したり会社の信頼が損なわれることになるため、適切に管理を行う必要があります。

近年は、IoTを活用することで、より車両管理を高度化・効率化するという動きが出てきています。

IoTを活用することで、位置情報によるルートの記録・分析、センサーによる急ブレーキや急発進などの情報の記録、労働時間の記録などが実現できます。

トライポッドワークスのIoTデバイス「BLUE-Sensor」は、タイヤ外部から装着可能なキャップ型のIoTデバイスであり、タイヤの空気圧・温度のデータを取得できます。さらにアプリ「BC-Gateway」により、緯度経度・進行方向・高度・スピード・気圧などさまざまな運行データを取得でき、これを分析することでより高度な車両管理を実現できます。

デジタル時代において利益を最大化させるためには、IoTなどのテクノロジーを活用することが重要です。「冊子版創業手帳」では、創業期の社内システムの整備ノウハウを詳しく解説しています。また、ICTの専門家にインタビューを行い、創業期のシステム整備のメリットや注意点なども伺っていますので、こちらもご参考ください。

また、資金調達のノウハウを集めた「資金調達手帳」も無料でお送りしています。ぜひご活用ください。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
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