創業手帳が選ぶ起業経営ニュース
2023年5月31日家庭料理の宅配サービス「つくりおき.jp」を運営する「Antway」が「三菱食品」と包括的業務提携
2023年5月31日、株式会社Antwayは、三菱食品株式会社と包括的業務提携を締結したことを発表しました。
Antwayは、家庭料理の宅配サービス「つくりおき.jp」を運営しています。
シェフと管理栄養士が監修した惣菜を、専用キッチンで手作りし、毎週冷蔵で届ける宅食サービスです。
2023年5月現在、1,000レシピ以上の料理を週替わりで提供しています。
三菱食品は、国内外で加工食品・冷凍食品・チルド食品・酒類・菓子の卸売や、物流事業を手がけています。
今回の提携により、両社の食材受発注システムの高度化に向けた相互支援、三菱食品の機能・知見提供による「つくりおき.jp」の物流・決済コスト削減支援、Antwayの保有データ提供による三菱食品の機能向上支援などを進めます。
食品の配達市場には、完成された料理・弁当を配達する宅食サービスや、食品等を配達する食品配達サービス、飲食店の料理を運ぶフードデリバリー、スーパーのECであるネットスーパー、食材キットを配達するミールキットなどさまざまなサービスがあります。
こうした食品の配達は、主に食料品の買い出しや料理の手間を軽減できるというメリットがあります。そのため、宅食サービスは買い物や家事の難しい高齢者向けのものが充実していました。
近年は、共働き世帯が増加していることもあり、宅食サービスなどの家事の手間が軽減されるというメリットが共働き世帯に注目されています。
また、健康志向の高まりの影響も大きく、自身で健康的な料理をつくるのにはかなりの負担がかかることから、健康的な食事を届けるサービスへの注目も高まっています。
こうした背景から、共働き世帯向けのサービスが多数登場しています。
Antwayの「つくりおき.jp」は、プロの手作りによる高品質で多様な料理を届けることを特徴とした料理配達サービスです。
冷蔵食品の配達では、工場といった拠点や物流の仕組みの構築が重要となります。今回の三菱食品との提携により、さらにサービスを磨き上げていくとしています。
企業の成長には戦略的な資金調達や提携が重要です。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど詳しく解説しています。
読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。カテゴリ | トレンド |
---|---|
関連タグ | Antway サブスクリプション つくりおき.jp 三菱食品 宅配 宅食 家庭 惣菜 料理 株式会社 管理栄養士 資金調達 食事 食品 |
トレンドの創業手帳ニュース
関連するタグのニュース
2020年9月8日、株式会社イー・エージェンシーは、「ECインスタント」を開始したことを発表しました。 「ECインスタント」は、10商品(SKU)まで無料で商品登録でき、販売から在庫管理まで販売手数料…
2022年5月31日、株式会社VRCは、株式会社小学館、株式会社博報堂DYホールディングスと、資本業務提携契約を締結したことを発表しました。 VRCは、3Dアバターを中心としたクラウド型プラットフォー…
2020年1月22日、株式会社Housmartは、総額約3億円の資金調達を実施したことを発表しました。 不動産仲介会社向けSaaS「プロポクラウド」や、個人向けの中古マンション提案アプリ「カウル」を提…
2023年3月29日、株式会社カケハシは、総額約18億円の資金調達を実施したことを発表しました。 これによりシリーズCラウンドでの資金調達は終了し、合計の調達額は約94億円となりました。 カケハシは、…
2022年6月8日、ピーディーシー株式会社は、株式会社FRMに出資を実施したことを発表しました。 FRMは、NFTアートマーケットプレイス「XYZA(エックスワイジーエー)」を2021年11月から運営…
大久保の視点
2024年10月9日、虎ノ門ヒルズフォーラムにて、「JX Live! 2024」が新経済連盟主催で行われました。 「JX Live!」は、「JX(Japan…
2024年10月4日、世界最大級のビジネスピッチコンテスト「スタートアップワールドカップ(SWC)2024」の世界決勝戦が、米国・シリコンバレーで開催されま…
「Zoholics(ゾーホリクス)」は、「Zoho CRM」などのビジネスソフトウェアを提供するゾーホージャパン株式会社が毎年開催しているビジネスイベントで…