注目のスタートアップ

「出光興産」が微生物による有用物質生産に関する受託サービスなどを展開する「バッカス・バイオイノベーション」に出資

company

2023年5月17日、出光興産株式会社は、株式会社バッカス・バイオイノベーションに出資したことを発表しました。

バッカス・バイオイノベーションは、神戸大学からその研究成果である先端バイオテクノロジー関連の知的財産権と人材をパッケージとして広義の技術移転を受け、2020年3月に設立されたバイオベンチャーです。

微生物などによる有用物質生産に関する受託サービスや、自社プロダクトの開発等などを行い、統合型バイオファウンドリー(受託型ビジネス)の実現を目指しています。

出光興産はバッカス・バイオイノベーションと協業し、バイオ燃料やバイオ化学品などの生産に活用可能なスマートセルの開発に取り組みます。


近年のバイオテクノロジー分野では、次世代シーケンサーの開発によるゲノム解析の加速・低コスト化、AI技術の発展によるゲノム分析、ゲノム編集技術による特定の生物機能の発現などの技術革新が起こっています。こうした背景のもと登場したのがスマートセルです。

スマートセルとは、微生物が持つ機能を高度にデザインし、機能の発現を制御した生物細胞のことです。

微生物は、アミノ酸や、食品の発酵などに必要となる酵素、医薬品の原料などさまざまな物質を作り出す能力を持っています。

特定の能力を持ったスマートセルを活用することで、遺伝子治療・体内代謝制御などの新たな医療の実現、バイオ医薬品・バイオ新素材・バイオ燃料などの効率的な開発・生産などが実現されます。また、これによって新たな産業の可能性が拓けるとも考えられています。

バッカス・バイオイノベーションは、先端的なバイオテクノロジーを有し、スマートセル分野において強みを持っています。

こうした技術を活用し、スマートセルを開発し、狙った物質を生産するシステムであるバイオファウンドリー事業を展開し、国内企業のスマートセル活用に貢献していくことを目指しています。

事業を大きく成長させるには、研究開発資金を確保したり、シナジーの見込める企業と提携・協業を行ったりすることが重要です。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCや大企業から出資を受けるためのノウハウや、クラウドファンディングを成功させる方法など、資金調達に関する情報を掲載しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ バイオ バイオテクノロジー 受託 微生物 株式会社 生産 研究開発 神戸大学 細胞 開発
創業手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
起業するには何から始める?誰でもできる起業の仕方や手続き【5ステップで解説】
【2025年最新版】合同会社と株式会社の違いを徹底比較!メリット・デメリットや選び方をわかりやすく解説
有限会社とは?なぜもう設立できないのか?
企業組合とは?設立方法とメリット・デメリットを紹介
法人の印鑑証明書の取り方 | 手数料は?どこで?郵送は可能?
家族経営で家族に給料を払うとどうなる?個人事業主・法人の違いと節税方法を徹底解説

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

介護ロボットにおけるニーズ・シーズのマッチング支援事業「NS MATCHING 2023」
令和5年度「ニーズ・シーズマッチング支援事業(NS MATCHING 2023)」のエントリーが開始されました。 「ニーズ・シーズマッチング支援事業」は、企業の介護ロボット開発を支援することで、介護現…
「TMIK」が8,000万円調達 AIによってオリジナルの楽曲を無限に生成するサービス「FIMMIGRM」をローンチ
2022年8月1日、株式会社TMIKは、総額8,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 また、AIを活用した楽曲作成サービス「FIMMIGRM(フィミグラム)」をリリースしたことも併せて発…
整形外科・接骨院・整体向けCRMツール提供の「リハサク」が1.1億円調達
2019年12月23日、株式会社リハサクは、総額1億1,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 整形外科・接骨院・整体向けのCRMクラウド・サービス「リハサク」を提供しています。 運動指導…
大学の研究室や研究機関向け研究業務DXプラットフォーム「Wizdom」開発の「PRES」が4,700万円調達
2022年2月24日、株式会社PRESは、総額4,700万円の資金調達を実施したことを発表しました。 また、「Wizdom(ウィズダム)」のβ版の提供を開始したことも併せて発表しました。 「Wizdo…
「mediLab」が「三菱電機ITソリューションズ」と調剤薬局向けクラウドサービス「mediLab AI」の販売において業務提携
2021年5月10日、株式会社mediLabは、三菱電機ITソリューションズ株式会社と業務提携を開始したことを発表しました。 mediLabは、調剤薬局向けクラウドサービス「mediLab AI」を提…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集