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少ないデータで抜本的な問題解決を図るAIソリューションを提供する「HACARUS」が「ダイキン工業」と資本業務提携

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2023年5月10日、株式会社HACARUSは、ダイキン工業株式会社と、資本提携を第三者割当増資により実施し、併せて業務提携を開始したことを発表しました。

HACARUSは、医療、製造業、エネルギー・インフラ分野を中心にパートナー企業とAI実装を通じた課題解決・DX推進に取り組んでいます。

今回の提携により、ダイキン工業が掲げる戦略経営計画FUSION25のテーマ推進に貢献します。

今回の資金は、協業を加速させるための研究開発、人材採用に充当します。


2025年までに日本企業がDX(デジタルトランスフォーメーション)に成功しなければ、最大12兆円/年の経済損失が発生する可能性があると経済産業省は警告しています。これがいわゆる「2025年の崖」です。

DXは、企業・組織そのものを変革して競争優位性を確立するためのテクノロジーとデータの活用による取り組みであり、単なるデジタル化ではありません。DXを実現するためには、AI・IoT・ロボット・ブロックチェーンなどの先端技術と、組織づくりを戦略的に組み合わせる必要があります。

2021年10月11日に発表された一般社団法人中小企業個人情報セキュリティー推進協会の「大手企業におけるDX推進」の実態調査によると、大手企業の82.9%がDXに取り組んでいることが明らかになっています。

大企業は基幹システムなどを過度にカスタマイズしており、その構築を外部のベンダーに依存していることが多いため、自社単独でDXを推進することに課題を抱えています。そこで、外部のスタートアップと資本提携を通じて、企業・グループ会社のDXを推進する動きが活性化しています。

事業を大きく成長させるには他社との連携や戦略的な資金調達が必要となる場合があります。「冊子版創業手帳」では、人脈を作るためのノウハウについて詳しく解説しているほか、別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど、資金調達に関する情報を掲載しています。

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カテゴリ 有望企業
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